三つ峠で富士山撮影と忘年会
三つ峠
三つ峠(みつとうげ)は、山梨県都留市、西桂町、富士河口湖町の境界にある標高1,785mの山である。峠ではない。三ッ峠山と呼ばれることもある。
開運山(1,785m)、御巣鷹山(1,775m)、木無山(1,732m)の3つの頂上の総称であるが、最高峰である開運山を指すこともある。
今回は山梨県の三つ峠、富士の稜線が美しく見える撮影スポットで写真撮影をしてきました。
山の写真で絶対に外せない被写体、富士山。
撮影スポットは数あれど、三つ峠はその中でも有名な撮影スポットの一つ。
登山計画
「三つ峠だったら、上で忘年会やろう。コースタイム短いし。」
と、山仲間との飲み会でノリで決定。
それから仲間内での打ち合わせでは、山の情報交換ではなく、山忘年会での食事、酒の量、写真の話しかしていません。
■補足をすると、三つ峠の主なコースは4コース。
・アニメで有名になった三つ峠駅からのコース
・河口湖のロープウェーを使うコース
・河口浅間神社コース
・登山バスを使った最短コース
どのコースも首都圏から日帰りが可能なコースです。
三つ峠登山当日
誰も三つ峠の詳細を知らないまま、当日。
9時〜9時半に河口湖駅に集合(予定)
新宿発8:30分。間に合わない
鈍行で寝ていく計画が、特急で2時間立ちっぱなしで行くことに
寝坊しました。
急いで連絡。高速バスで向かっている仲間は既に東京を出たとのこと。
1時間遅れで河口湖駅に到着です。
スタートは三つ峠登山口バス停の先の駐車場。
数あるルートの中で一番コースタイムが短いコース。
今回は登山が目的ではないので、最短のコースです。
バス利用の場合は河口湖駅から25分程度、毎朝9時台の2便しか運行していません。運賃は大人740円。タクシー利用だと約5500円です。
河口湖から三つ峠登山口バス停までは、9時台の2便しか運行していないので要注意!河口湖からバス停へ向かうなら、乗り遅れないようにしましょう。
バスはとっくに出たあとだったので、タクシーで向かいます。
もちろん、お代は遅刻した僕が持ちます(泣
登山開始
駐車場でトイレを済ませて登山開始です。
時間は11時半。日の出組、小屋泊組がちらほらと下山してきています。
駐車場は満車でそこかしこに路駐もたくさん。
トイレは清潔で暖房が効いています
朽ちたジープが数台
普段の日帰り程度の山登りなら、40Lザックか、28Lのカメラザックで行くのですが、今回は忘年会+撮影なので、65Lザック(約20kg)。
もちろん、忘年会の食材、燃料、酒は全部自分達で担ぎます。
登山道は全体を通して広く、整備されて歩きやすいです。
このコースは山頂にある山小屋のジープが行き来する車道で、登山開始からゴールまで終始轍を追って歩きます。
重 量:本体=2.20kg(M)
推奨パッキングウェイト:23kgまで
ザック内へのアクセスもよく、重宝しています。撮影機材は重いので、腰で担ぐザックは必須です。
ほぼほぼ平坦な道はなく、薄暗い林の中結構な斜度の道をゆっくりゆっくりと歩を進めます。20kgのザックが腰に重くのしかかります。
登山道の一部が急登とか急坂はよくあることですが、この登山道は終始急坂。
運動不足のケツとモモに大打撃です。
「誰だ山の上で忘年会やろうと言い出したのは」
「このコース、本当に90分で着くのか。坂エゲツないな」
「ビール捨てようぜ」 (ダメです。胃の中に捨てましょう)
道中、文句しか聞こえません。ちなみに言い出しっぺは僕です。
でかいザックを担いで歩いていると、すれ違う人に何日縦走しているのかと聞かれます。すいません、中身はほとんど食材と酒なんです。
「富士山が見えたら大きく休憩しよう」 と皆を励ましていたら、休憩ポイントはほぼ頂上でした。
富士山を挟んで山の裏側から登っているので、途中の眺望は無いに等しいです。開けたところは皆無で、時折苔むしたベンチがある程度。
ワインディング急坂
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。