パティシエキャンパーSakiさんに教わる!『かんたん手作りツナ』の作り方

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2021.07.26

こんにちは!パティシエキャンパーの Saki です。

  • 折角のキャンプ料理だから、ちょっと贅沢に仕上げたい!
  • 缶詰は便利だけど、手作りの料理には使いたくない!

そう感じている方にはツナの手作りをおすすめします。

今回ご紹介するのは、「煮るだけでかんたんに出来ちゃう手作りツナ」のレシピです。

手作りのツナは柔らかく、身からあふれる魚の旨味を堪能できます。

食感はしっとりとしていますが、しっかりとした食べ応えのあるツナです。

市販のツナ缶とは異なる贅沢な味わいなので、ぜひ作ってみてくださいね。

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手作りツナ【材料】

手作りツナの材料は、以下の5つです。

  • マグロ 1柵
  • ローリエ 2枚(ローズマリーやタイムといった好みのハーブでもOK)
  • 塩 小さじ1
  • ニンニク 1片
  • オリーブオイル マグロが漬かるくらい

ツナはマグロだけではなく、カツオやブリでも作れます。

マグロで作ったツナの味は、淡白でクセのない仕上がりです。

カツオで作ると赤身の強い味になり、ブリを使って作れば上品な旨味を含んだ味わいになります。

魚の柵が高価な場合は、切り落としでも代用可能です。

しかし刺身用の薄い切り落としで作ると、ツナがパサパサになってしまいます。

そのため切り落としの魚を使う際は、ある程度の厚みがあるブツ切りタイプを使ってください。

手作りツナ【下準備】

自宅で行う手作りツナの下準備は、以下の3ステップです。

  1. マグロの柵にローリエを貼る
  2. 全体に塩をふって馴染ませる(厚い所は多めに、薄い部分は控えめにふる)
  3. ラップで包み、冷蔵庫で一晩休ませる

※マグロは保冷剤や氷を入れたクーラーボックスに入れ、5℃以下をキープして持ち運びましょう。(生鮮食品を保存する上限温度は5℃)

生鮮食品を長い時間保存する際は、保冷剤や氷がたくさん必要です。

今回のレシピは自宅で下準備を済ませておくので、早めに調理してしまえば保存時間が短くなります。

また魚の風味をしっかりと堪能したい方は、ローリエを少なくしてください。

最初に混ぜるハーブをローズマリーやタイムに変えると、ツナの風味も変わります。

アレンジにも挑戦して、好みの風味を探してみるのもおすすめですよ。

手作りツナ【作り方】

手作りツナは、以下の5ステップで作れちゃいます。

①まずは自宅で下準備しておいたマグロの柵を、メスティン(アルミ製の飯ごう)に入れてください。

②ニンニクを半分に割り、マグロの柵に加えます。

③マグロが漬かるところまでオリーブオイルを注ぎ入れ、油が温まるまで中火にかけましょう。(マグロが焦げないように、オリーブオイルは底部にも行き渡らせてください)

④マグロの周りに火が通り白っぽくなったら、裏返して弱火で15分ほど煮ます。

⑤時間がきたら火を止めて、冷ましながら予熱でゆっくりと火を通せば完成です。

弱火でコトコト煮るのがしっとりと仕上げるポイントです。完成したら、料理に添えて美味しくいただけます!

火が強すぎるとパサパサになってしまうので、焚き火で調理する際は強い火が当たらないように注意してください。

またマグロに合ったサイズの鍋を使えば、オリーブオイルを節約できます。一般的な大きさのメスティンなら、マグロの柵にぴったりなサイズです。

長い柵や小さめの鍋を使う場合は、鍋に合わせてカットしてから使いましょう。

出来上がったツナはおかずからおつまみまで、幅広い料理に活用できます。手作りツナの味を堪能できるように、大きめにほぐして使うのがおすすめです。

調理に使ったオイルも、ツナの風味が香る調味料になります。炒め物やサラダのドレッシングにオイルを使って、いつもと違った味わいを楽しんでみましょう。

ツナだけではなくオイルも美味しく仕上がるので、ぜひツナを手作りしてみてくださいね。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。

ABOUT ME
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中嶋咲絵
パティシエ

「オンラインスイーツスクールSaki.+」を運営。
日本各地、海外の方へオンラインでお菓子作りを教えている。

趣味のキャンプを通してアウトドアでもおいしく簡単にできる本格スイーツレシピやキャンプ料理の提案も行なっている。 http://saki-plus.com/