パティシエキャンパーSakiさんに教わる!『本格マルゲリータピザ』の作り方

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2021.07.19

こんにちは!パティシエキャンパーの Saki です。

作る工程も楽しめるような、本格的なキャンプ料理にチャレンジしたい!いつもと違うワンランク上のキャンプ料理を楽しみたい!

そんな方には生地作りから楽しめる、手作りピザがおすすめです。

生地の発酵中は放置できるため、手作りピザは意外と手間をかけずに作れちゃいます。

今回ご紹介するのは、少ない具材で美味しく仕上がる「本格マルゲリータピザ」のレシピです。

マルゲリータで生地作りやピザの焼き方をマスターすれば、アレンジしてほかのピザも作れるようになりますよ。

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マルゲリータピザ【材料】

マルゲリータピザの材料を、ピザ生地用と仕上げ用に分けてご紹介します。

ピザ生地用の材料は、以下の5つです。

  • 薄力粉 100g
  • 強力粉 150g
  • 塩 7g
  • インスタントドライイースト 1g(少量の小袋に入った製品がおすすめ!)
  • 水 150g

以下の5つは、仕上げ用の材料です。

  • ガーリックトマトソース(パスタ用) 1袋
  • ミニトマト 8粒
  • モッツァレラチーズ 適量
  • バジル 適量
  • オリーブオイル 適量

上記の材料で、直径約20cmのマルゲリータピザを2枚作れます。

市販のトマトソースを使うため、ソースを煮込む手間がありません。

一般的な市販のピザソースを使ってしまうと、市販品のような味わいになります。

手作り感を損なわない味にしたい場合は、パスタソースでの代用がおすすめです。

今回はガーリック入りのパスタソースを使い、市販品とはひと味違う手作りピザに仕上げています。

マルゲリータピザ【下準備】

自宅で行う下準備は、以下の2ステップです。

  • ①薄力粉と強力粉を計量しておく
  • ②塩も予め量っておき、①とは混ぜずに持っていく

※インスタントドライイーストは未開封の状態で持参してください。

イースト菌は空気に触れると活動を始め、時間が経つと活動できなくなります。

そのためインスタントドライイーストは現地で開封し、新鮮な状態で使いましょう。

またイースト菌は塩の殺菌効果と敵対します。

塩と一緒にしておくと発酵の効力が弱くなり、膨らみが悪くなるので必ず離して加えてください。

ピザ生地を作っている間に行う下準備は、以下の2ステップになります。

①モッツァレラチーズとミニトマトをカットする(チーズは1cmくらいの厚さ、ミニトマトは半分に切る)

②ピザ窯を220℃に温めておく

マルゲリータピザ【作り方】

マルゲリータピザの作り方を、生地と仕上げに分けてお伝えします。

生地の作り方は6ステップです。

①まずはボウルに薄力粉と強力粉、塩とイーストを入れましょう。(塩とイーストは離して加えてください)

②イースト側に窪みを作り、粉と混ぜながら水を少しずつ窪みに加えます。

③全体をグルグルと混ぜ合わせ、生地がまとまったら板に移して20分ほど捏ねてください。

④キレイに丸めた生地をボウルに入れ、蓋をして温かい所で1時間ほど一次発酵させます。

⑤半分に生地を分け、ガス抜きしてから④の手順で1時間ほど二次発酵させましょう。(ガスは生地を広げてから手の平で数回押すと抜けます)

⑥生地を直径約20cmに伸ばし、形を整えればピザ生地の完成です。

仕上げはたったの3ステップで終わります。
①まずはピザ生地にトマトソースを塗りましょう。

②チーズとミニトマトを生地にのせ、220℃のピザ窯で8~10分ほど焼いてください。(焼き時間は状況によって異なります)

③焼きあがったピザにバジルをのせて、オリーブオイルを適量かければ完成です!

写真では蓋つきタッパーや人工大理石の板を使用しています。

蓋がない場合はラップやシャワーキャップをかけて発酵させてください。

人工大理石の板を木製板で代用する際は、オーブンシートやラップを敷いて使うと生地がくっつきません。

マルゲリータピザ【ピザを焼く調理器具】

ご紹介した手順は、ピザ窯で焼き上げるレシピです。

ピザを焼く器具はほかにもあるので、ピザ窯がなくても調理できます。

アウトドアで使える代表的な器具は、以下の3種類です。

  • 移動型のピザ窯(ピザオーブンやピザポット)
  • ダッチオーブン(蓋の上に熱くなった炭を置き、上下から熱を加えてムラなく焼きあげます)
  • フライパンやスキレット(2つ用意して1つを蓋にすれば、ダッチオーブンと同様に使うことが可能です)

1つのフライパンやスキレットで焼く場合は、最後に表面をガスバーナーで炙ると美味しく仕上がります。

またピザ窯で焼く際はピザピール(ピザを出し入れするヘラ)を使うと作業がスムーズです。

ピザピールに生地を乗せたままトッピングすれば運びやすいので、ピザピールに合わせて生地のサイズを調整してください。

上記は全て、焚き火台やコンロに乗せて使う器具です。

ほかのレシピを調理する際にも役立つため、3種類とも持っておけばキャンプ料理を存分に楽しめますよ。

生地から手作りしたピザはモチモチのフワフワで食べ応えも抜群です!

出来上がった際に達成感も得られるレシピなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。

ABOUT ME
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中嶋咲絵
パティシエ

「オンラインスイーツスクールSaki.+」を運営。
日本各地、海外の方へオンラインでお菓子作りを教えている。

趣味のキャンプを通してアウトドアでもおいしく簡単にできる本格スイーツレシピやキャンプ料理の提案も行なっている。 http://saki-plus.com/