三つ峠で富士山撮影と忘年会
山小屋で忘年会
夕陽の撮影を早々に切り上げて、ようやく本日のメインイベント、今日の苦労が全て報われる瞬間がやってきます。
小屋に確認を取って、小屋の中で煮炊きができるようになりました。
調子にのって、食材を持ってき過ぎたので、飲めや食えやで3時間。消灯時間ギリギリまで忘年会は続きます。
窓を隔てた外界は氷点下の世界。
程よく酒も回り、完全に撮影する気力を失っています。
「寒いよ。外行ったら死んじゃうよ」
「もう眠いよ。星は良いから朝日狙うわ」
「星空頑張って、朝日はリタイヤ」
全員バラバラです。
酔った頭とふやけた心を奮い立たせて、全員で夜景に挑みます。
天気は最高でしたが、流星群の夜景には少しコンディションが良くありません。
・満月3日後で夜でも空が明るい
・流星群は富士山とは逆側の空に流れる
流星こそ撮れなかったものの、ここまでの撮影はおおむね満足。
残すは朝日です。朝の光で富士山が赤く照らされる瞬間を想像しながら就寝。
そして…翌朝
翌朝。朝日が眩しくて起きます。
全員起きられなかった。
全員が全員、自分以外のイビキがうるさくて寝られなかったと文句を言い合います。
一通り罵り合ってからすぐ下山。雑魚寝の山小屋では耳栓必須です。(今回は個室でしたが…w)
夜間に氷点下まで下がった山道は霜が降り、岩肌は滑ります。
慎重に歩きながら小一時間。下山完了です。
余談
途中、ソールが登山道に落ちていました。登りで取れたのか、降りで取れたのか。。
いずれにせよ、安否が気になります。道具のメンテナンスも大事!
現場からは以上です。
今回の主な撮影機材
格納高41cm / 最低高34cm / 自重1.4kg / 最大耐荷重4kg
そこそこ軽いので気に入ってます。ただ、ザックのどこに固定するかいつも迷います。。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。