慣れたときこそ大切にしたい!キャンプ準備の見直しポイント
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手軽で楽しいアウトドアであるキャンプ。慣れてくるとだんだん便利な道具が揃ってきて、スムーズに予定が立てやすいです。でも、実は慣れてきた時ほど、準備で押さえておきたいポイントがあることをご存知でしょうか?今回は、キャンプに慣れた人を対象に、準備の見直しポイントをわかりやすくまとめてみました。ぜひご活用ください。
キャンプに慣れてきた時期にこそ見直しが大事
初心者の頃は、必要な道具を揃えることに主眼おいていたキャンプ。中級者以上になると、ほとんどの道具が完備されている状態になり、特に不便を感じることは少なくなるでしょう。準備もいつもの道具を車などに積むだけになっていませんか?そんな時だこそ、見直しが肝心です。
キャンプは本来、「ないことを楽しむ」アウトドアと言えます。便利で快適な日常からちょっとだけ離れて、大自然の中で、心身ともにリフレッシュする娯楽です。どれが必要なのかよくわからないからとりあえず購入したアイテムや、基本的に使っていないけれど使える時もあるかもしれないから残しているアイテムなどに囲まれていると、安心できるかもしれませんが逆に窮屈と思われます。中級者以上になったら、あえて見直しを図り、不要な道具を処分して、本当に必要なものだけ残すようにしましょう。
いざ時間を取ろうとすると難しいですが、キャンプを企画して準備の段階で要不要を選定するなら、それほど手間とは感じにくいです。
要不要選定のポイントまとめ
キャンプ道具の見直しをしようと決めたら、道具別に以下のポイントに注意して見直してみましょう。
①壊れている物、使用頻度は高いが古いもの
見直しをしようと思ったら、一度キャンプ用品として持っている道具を、全て一箇所に広げてみると良いでしょう。見落としていた壊れた物も見つけやすくなります。使えないなら処分しましょう。
また、使用頻度は高いけれど老朽化しているものも要注意です。思い切って買い替えも検討してみることがオススメと言えます。矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、現在キャンプ用品の製造メーカーも増えており、年々高性能で軽量なアイテムが販売されています。必要不可欠のものなら、あえて新しいものにして、余計な負担がかからないようにする方法も有効です。
②持っているが使用していないもの、使用品頻度が低いもの
持って入るけれど使用頻度が低いかまったくない程度のアイテムなら、フリマや買取専門店などに売ってしまう方法がオススメです。「ないことを楽しむ」精神で乗り切ると、キャンプが一段と面白くなります。いざとなったら、レンタルという方法もあります。
③持っていることを忘れていたもの
持っていることを忘れていたものは、処分することを推奨します。忘れていたということは、キャンプに必要でなかったアイテムと言えます。こちらも売ってしまうと良いでしょう。
準備リストを作っておこう
要不要を選定すると、意外と必要なものが少ないことに気づくことができます。残ったものがあなたのキャンプスタイルを決定するアイテムです。なんでもかんでも持っている人よりも、必要十分なものだけの身軽なスタイルでキャンプを楽しんでいる人の方が一枚上手に見えます。
必要な道具だけに絞ることができた段階で、リスト化しておくと便利です。しばらくキャンプから離れていた場合でも、作っておいた準備リストを見れば、すぐに用意を済ませることができるようになります。
また、次の見直しの時にも便利です。要不要の選定は1回だけでなく、定期的に行うことを推奨します。その際に、自分が持っているもののリストがあると見直しが楽になります。準備リストに作成日を入れておけば、前回の見直しからどのくらいの期間が経過したのかも一目瞭然でわかりやすいです。活用してみましょう。
準備の段階でレンタル品チェックをしてみよう
IOT時代が到来し、現在多くの物がインターネットを介して手軽にレンタルできるようになりました。キャンプ用品に関しても例外ではありません。
キャンプに毎週行くというような熱心な方はともかく、行く回数がそれほど多くないなら、レンタルできる品は、基本的にレンタルを活用するようにし、出来る限り手持ちの道具を少なくするという方法を実行してみても良いでしょう。
ただ保管しておくだけでも道具は劣化します。維持費やスペース、いつでも使えるようにしておく管理の手間を考慮するなら、いつでも最適の状態のアイテムが借りられるレンタルを賢く活かしてみるのもオススメです。
準備の段階で、レンタル品をチェックして、その都度道具のプチ見直しを図るようにしておくと、常に必要十分な道具のみを持てるようになります。
身軽に楽しくキャンプしよう!
今回は道具の見直しに関してまとめてみましたが、もちろん愛着のある道具をこだわって持つ方法も有益でしょう。ただし、キャンプは道具が満たされているよりも多少不便な方が面白いアウトドアという側面があります。準備の段階で見直しを図り、必要十分な道具のみでスマートにキャンプを行ってみてはいかがでしょうか?
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。