中級者以上向け!登山装備を軽量化するポイントまとめ

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2017.07.03

引用:pixabay.com
登山にも慣れてくると装備も充実してきます。必要な装備が揃ったら次に考えることは軽量化です。必要なものはしっかり持っていきつつ、不要なものを見極め削る技術も大切と言えます。荷物が適度に軽いほうが景色などをより楽しむ余裕が生まれやすいです。今回は登山装備を軽量化するポイントをまとめてみました。荷物を一度見直してみませんか?

軽量化の第一歩!登山装備の重量を量ってみよう

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登山経験が積み重なってまわりを見る余裕ができると、他の人の荷物が二極化していることに気づくと思います。それだけで本当に大丈夫?と疑いたくなるような軽装の方もいれば、そこまで持ってくる必要があるのかな?と思うくらい重装備の人もいます。

初心者以上であれば、登山に必要な道具は一通り完備されていることでしょう。道具が揃った段階で次に行いたいことが、装備の軽量化です。基本的に装備は軽いほうが、気持ちにも体力にも余力が生まれ、景観などをより楽しめるようになります。装備の要不要を見極めて、最適の軽量化を行ってみましょう。

軽量化の第一歩は、装備の重量を知ることです。購入する際に1つ1つの重量を計量器でチェックしていたかもしれませんが、総重量となると的確に知らないという方も多いと思います。軽量化の為に、まずは自分が持っている装備を1つずつ量って、実際に自分がどのくらいの重さを背負っているのか確認してみましょう。明確な数字を認識すると、軽量化の重要性が実感を伴ってわかるようになります。

コツは全ての装備を量ることです。食料や、軽いと思っているウェアの重さも量ってみましょう。単体ではたいしたことないと思った重さも、総重量に加えると意外な盲点となっている場合もあります。

登山装備の要不要を見極めるポイント

重さを正確に認識した後は、登山装備の要不要を見極めていきます。

まず、「持っていかないもの」を決めることが大切です。登山に安全と快適さを求めると、ついあれもこれも持って行きたくなる心理もわかります。しかし重い装備は体力を消耗し、逆に遭難などの危険性を高めてしまっていることもあります。登山の経験が積み重なり、右も左もわからなかった初心者以上になったなら、登山で必要なもの、代用が可能なもの、つい心配で持っていってしまうものなどを判断できるでしょう。

例えば衣類。兼用できるかどうか考えて使うようにしてみると持っていく量を減らすことができるようになります。他にも、持っていっているけれどいつも残るもの、結局使っていないもの、入れっぱなしだったものなどはありませんか?

また、「食料を軽量化する」こともポイントと言えます。一般的に重い食料の方がおいしい傾向にあります。ストイックに楽しみを削りすぎる必要はありませんので、自分の体力との相談になりますが、工夫できる点はあります。コツは1回分にわけて持っていくことです。レトルト食品は箱から出して中身だけ持っていく、下ごしらえをしてジップロックに必要な材料だけ詰めるなど、創意工夫してみましょう。基本的にレトルト食品よりもフリーズドライの方が軽いです。アマノフーズのフリーズドライは味も豊富でオススメと言えます。

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基本的にレトルト食品よりもフリーズドライの方が軽いです。アマノフーズのフリーズドライは味も豊富でオススメと言えます。
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登山装備の軽量化には定期的な見直しが必要

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軽量化は1回行えばOKというわけではありません。定期的な見直しが重要です。これまでしたことがなかったという方は、これを機に癖づけていくようにしましょう。

見直しの段階で古くなっているものを見つけたら、思い切って新品に買い替えてみることも有効な方法です。登山装備は日々進化しており、年々性能が良くなってしかも軽量化が進んでいます。愛着がある品を持つことも素敵ですが、命を守ることに役立ってくれるものであることを肝に銘じておきましょう。お金の浪費ではなく投資になるなら、買い替えを検討することも必要です。新しくしてみて、便利さを実感することもあります。寿命が近づいている品を見つけたら、買い替えも含めて柔軟に検討してみましょう。

登山装備を軽量化できるのも技術です。経験を積み重ねて装備の見極めができる目が養われているからこそ可能になります。また、自分の傾向を把握できているということも大きいでしょう。自分の山での行動が明確に予想できるからこそ、あれば便利だけど持っていく必要なないものなどを的確に判断できるようになります。最初は減らすことに抵抗があるかもしれませんが、登山と同じで何回も繰り返し行うことで、慣れてきます。少しずつ出来るところから始めてみましょう。

必要なものは持っていくことが大前提

安全の為にも必要な装備は持っていくことが大前提です。その上で持っていかなくても良い装備の軽量化を図っていきましょう。要不要の判断ができる人になってから軽量化を視野にいれることをオススメします。まだ不安があるという方は、ベテランの人に相談しながら装備を削っていく方法もあります。登山経験が豊かな人の判断のコツがわかってくることでしょう。もちろん自分でも繰り返すことで、ポイントがよりわかるようになります。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。