愛犬と一緒にキャンプへ行こう!ドッグキャンプの注意点も紹介
目次
引用:Youtube by Kohachannel
「大好きな愛犬とキャンプへ出掛けたい」最近キャンプ愛好家の中でもこんな要望が聞かれるようになりました。確かに子供や仲間同士でワイワイやるキャンプも楽しいのですが、愛犬を家に置いていくには少々不安もありますよね?
では、愛犬とキャンプに行く際、何を準備して、泊まるところはどこがベストなのでしょう?定番グッズからおすすめの宿のタイプ、愛犬連れのマナーまでまとめてみました!
泊まれるキャンプ場が少ない理由
引用:Instagram by utiyanen
「愛犬 キャンプサイト」と検索すると意外なほど泊まれるキャンプ場が少なくて驚きます。その理由はペット後進国と言われて久しいこの日本で、公共設備でさえ、ペットや盲導犬と歩くことを考慮して作られているところは少ないのが現状です。実際、ペット可という設備を整えるのは安全面や衛生面等からも難しく、ニッチなキャンプ場では尚更なのです。
ペットOKと銘打っているキャンプ場も中にはあるのですが、その際は必ず下記の点を守ってください。思わぬトラブルに巻き込まれないように、最初に予防だけは心掛けましょう。
迷子札を着ける
キャンプ中に愛犬がさらわれたり、興奮して行方知れずになることがあります。ICチップ付きの迷子札を着けてあげましょう。
首輪、ハーネス、リードの3点は必ず着用する
開放的で設備も整ってるからと、放し飼いにされるオーナーさんもいます。必ず3点は持っていき、常に繋いでおきましょう。
お子様に注意!
子供は大人のように判断できないことも多いものです。悪気は無くとも「可愛い」と迂闊に手を出し怪我をすることもあります。小さなお子様は尚更です。愛犬から常に目を離さないようにしましょう。
少し厳しいことを書かせていただきましたが、愛犬を守るのもオーナーさんの責任です。単に可愛いからと連れて行っては思わぬ事故に巻き込まれたり、トラブルを起こしたりしてしまいます。そうなる前にしっかりと予防してくださいね。
愛犬連れでキャンプする時の注意点
引用:Instagram by usasa0
愛犬とキャンプを楽しむ際、何点か注意しなければいけません。前項でも書きましたが、更に細かいマナーを紹介しますね。
■ 放し飼い禁止
どこのキャンプ場も同じように禁止です。「うちのは小さくて可愛いから」と放し飼いにしてはいけません。小さい犬ほど犬歯が鋭く、大怪我になってしまうこともしばしば。特に他のお子様に噛み付いたなんて事故を起こしては目も当てられません。必ずリードを止めるスパイラルステッキを購入して、サイトに設置してください。
■ 糞尿の始末
散歩の時と同じように、キャンプ場で粗相したら必ずオーナーさんが始末してください。これはマナーでありルールです。コレが守れてないオーナーさんが多いのです。また、始末した糞尿は持ち帰るようにしましょう。キャンプ場で捨ててはいけません。
■ 無駄吠え禁止
無駄に吠えてしまう愛犬は連れて行かないように。どうしても一緒に連れて行くなら、訓練するなどして人馴れしてから連れて行きましょう。犬は環境が変わると警戒します。普段よりも警戒しているので、訓練しても治まらないようなら口輪を検討するのも手段です。またドッグトレーナーに訓練してもらうのもいいでしょう。
他にもキャンプ場によって、独自のルールを設定しているところもあります。予約を入れる際に確認してくださいね。
愛犬連れでキャンプする時に必ず必要なアイテムとは?
引用:Instagram by utiyanen
愛犬とキャンプに行く。そんな時は周りの人にも気を配りましょう。キャンプ場は公共の施設になりますから、先に記述した注意点を理解してキャンプを楽しみましょう。
では愛犬とキャンプに行く時に絶対に持っていかなければならないアイテムを紹介します。
ドッグポール
キャンプ場にはリードをつなげる場所がないこともあります。テントやタープを止めるペグや、車にリードを括る方も見受けられますが、このスパイラルステッキは絶対に必要です。ペグに愛犬を括るとペグが抜けて思わぬ事故になりかねませんし、車からオーナーが離れると泣きやまない愛犬もいます。近くで見てあげることができれば、そんなトラブルは未然に防げます。
口輪
少し可哀そうに感じるかもしれませんが、愛犬のしつけが足りないと感じたら用意した方が良いでしょう。特に大型犬の場合は、甘噛みや甘えて吠えたとしても、犬が苦手の方は不安を感じるものです。そんな不意の事故を防ぐことができます。
適合体重:S(小型)4~10kg M(中型)10~20kg L(大型)20~37.5kg XL(超大型)37.5~55kg
迷子札(首輪)
毎年ニュースになる愛犬の迷子。ICチップ付きの迷子札や最近ではGPS内臓でスマホと連携できる迷子防止チップ付きの首輪もあります。環境が変わると飛び出して行方不明になってしまうことも想定して、準備しておきたいアイテムです。
サイズ:XS,S,M,L,XL
全て事前に準備できるアイテムなので、揃えておきましょう。
愛犬連れで持っていくと便利なアイテムは?
引用:Instagram by ousoumama
しつけの部類にも入りますが、持っていく何かと便利なアイテムもあります。また、糞尿の始末はオーナーの責任です。今では匂いの漏れない袋も売られています。それら便利アイテムを駆使して快適なキャンプライフを楽しんでください!
では持っていくと便利なペットグッズを紹介します。
シリコン製の水飲み
シリコン製なので柔らかく、コンパクトに折り畳めるため邪魔になりません。なるべく大きな器を用意してあげると愛犬も喜んでくれます。ただ、噛まれてしまうとすぐに穴が空くので注意は必要なのと、普段の散歩で使用して愛犬に「コレは水が入ってる」と教えてあげてください。
サイズ:S:直径:12cm L:直径:16cm
匂い消しスプレー
コテージやバンガローで泊まる際、便利なアイテムです。また、室内で粗相してしまった時に水で洗って、その上でスプレーしてやると匂いも残らず済みます。愛犬の体臭を気にする方もいるのでエチケットとして持ち歩きたいですね。
専用スプレーボトル+原液30ml
エチケット袋
袋のサイズ:幅23 cm 長さ30cm
毎ロールに15枚入り、合計300枚
愛犬と泊まるならテント?コテージ?
引用:ホテルローザブランカ様
http://hotel-rosablanca.com/stay/pet/
愛犬とキャンプに行くなら、テントよりもコテージのほうが圧倒的に楽です。なぜならコテージには水道、電気が揃っていることと、クローズな建物なので、愛犬が落ち着きやすいというメリットは計り知れないのです。
ただしコテージがペット利用OKの場合に限りますから、事前に確認する必要はあります。また、コテージ内での粗相はオーナーの責任です。ちゃんとコテージの管理人に報告する義務があるので、それは忘れないようにしてください。
愛犬も家族の一員です!
愛犬を連れてキャンプに行きたい!それを叶えるための注意点やアイテムを紹介しました。いかがだったでしょうか?いくつも便利アイテムがあったり、決まりがあったりと、愛犬同伴で外泊する際には気をつけなければいけないことも多々あります。それ以上に愛犬も家族の一員です。一緒に連れて行ったほうが100倍楽しめますよ!
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。