そろそろ山めし作ってみない?山めしを楽しむアイテムはこれだ!!

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2016.11.26

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山で食べるご飯はたとえコンビニのお弁当でも、手作りのおにぎりでも美味しく感じるものです。山小屋のカレーも美味しいですよね。でもそろそろ自分で「山めし」始めてみませんか?道具を全部揃える必要はありません。レトルトや缶詰を持って行って温めるだけでも大満足すること間違いなし。山めしの魅力にどっぷりはまることでしょう。ちょっとした行動食からがっつりディナーまで、山めしを楽しむ方法をお教えします!

最初はバーナーとクッカーのみで大丈夫!

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山めしで一番あこがれるのは、温かい食べ物や飲み物ではないでしょうか。まずはバーナーとクッカーを準備しましょう。 バーナーはガスとガソリンのものがありますが、最初は扱いが簡単なガス式を選びましょう。クッカーはチタンとアルミがありますが、好みのもので構いません。おススメはクッカーの中にバーナーを入れて運べるタイプ。セットで売っているものがあります。ゴトクもクッカーの中に入れて運べますので、荷物がコンパクトになってGOOD!です。 高山では火が付きにくいことがあるので、ライターかマッチを持参すると、いざという時に便利です。ライターはボタン式のものでなく、昔からある火打石式のものにしましょう。標高が高いと火が付きません。

アルファ米とマカロニでまずは炭水化物!

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アルファ米ってご存知ですか?炊いたご飯を急速乾燥させたもので、お湯もしくは水を加えるだけで美味しいご飯に再度変化する、山めしの強い味方です。白米だけでなく、赤飯やドライカレー、わかめご飯などもあり、連泊になっても飽きずに食べることができます。保存期間も5年程度と長く、非常食として常備しておくと安心です。よくある真空パックのご飯は、沸騰したお湯を使用しないと美味しくできないので、標高の高い山だとあまり使えません。 炭水化物で次に人気なのは、スパゲッティやマカロニです。早茹で用を持っていくと、わずか3分で熱々が食べられます。ゆで汁は山に捨てないで持ち帰りましょう。

レトルトも山頂で食べると贅沢な食事に

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レトルト食品も強い味方です。お湯で温めるだけのものがいいでしょう。インスタントラーメンは定番中の定番ですが、高山では沸点が下がってしまうので、熱々のラーメンはなかなかいただけません。ご飯にかけるレトルト食品ならカレーですね。あとは親子丼や麻婆豆腐丼、牛丼など、山めしとは思えない種類を食べることができます。 パスタならミートソースやナポリタンなど、ソースを混ぜるレトルト食品がいいですね。ロールパンなどを持っていっておくと、ソースで汚れたお皿をパンで拭いつつ食べることができるので一石二鳥になります。 あまり知られていないのがおでんの袋。一人分がちょうどよいサイズです。寒い日の山めしには体に沁みわたります。 インスタント味噌汁やフリーズドライ食品も体が温まります。インスタントの味噌汁は、中にアルファ米を入れて食べれば味噌汁ご飯になって体もぽかぽかに。フリーズドライは豆腐のお味噌汁が定番ですが、最近は豚汁やおしるこなども販売されていますので、お好みのものをどうぞ。

コーヒーだって飲めますよ。朝に、食後の一服に。

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荷物に余裕があるなら、コップを持参しましょう。山小屋泊やテント泊の朝、目覚めに温かいコーヒーや紅茶などいかがですか?折りたためるシリコンのコップや、丈夫なチタンのコップなどがあります。ザックの横にぶら下げておくと、途中で湧き水があればすぐ飲めます。ただ、ちょっと音がうるさいので、周りの人への配慮は必要です。 珈琲はインスタントを銀紙に入れて持っていくのもよし、一杯分の紙フィルターのレギュラーでもよし。たったそれだけで、満たされた憩いの時間を過ごすことができます。 実は、温かいお湯が欲しいだけなら、わざわざバーナーとクッカーを持っていく必要はないのです。山用ではなくても市販の魔法瓶にお湯を入れていくだけでも大丈夫なんです!これには少しコツがあって、魔法瓶に先にお湯を入れて温めておくことと、お湯を満タンに入れることです。これで半日は熱々が保てます。試してみてください。

山めしがこんなに豊かに!ジップロック活用法

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持参した食品が傷まないうちに食べてしまえるようなら、ある程度下ごしらえをしたものをジップロックに小分けにして持っていくのもいいでしょう。一例をご紹介します。 まずはウィンナーやソーセージ。これは定番ですね。クッカーで焼けば熱々をいただけますし、パンを持っていけばホットドックのできあがりです。 冷凍肉を持って出かければ、昼過ぎには自然解凍され、クッカーで焼けば焼肉ランチに。焼肉のたれも、お弁当用の醤油入れに入れておけば持参できます。応用編で、ハンバーグのタネをもう焼くだけというところまで成形して冷凍しておけば、山頂でハンバーグが食べられます。 焼きそばもできますよ。自宅で麺をほぐしておき、野菜や肉は小さく切って焼くだけの状態にして、合わせてジップロックに入れておきます。焼きそばソースは粉末のものがありますので、そちらを使いましょう。

いかがでしたか?さっそく次の登山で山めしを試してみたくなりましたね。でも最初からそんなに頑張らずに、まずは温かい飲み物を飲むことから始めてみてください。山で飲むと、そのおいしさにびっくりするはずです。そうなったらもう山めしのとりこです。次は何を食べようかと、食べるために山に登りたくなるはずです。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。