発表します。山を買いました!【1#自分のキャンプ場を作る夫婦の話】

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2020.09.02

山を買ったのはどんな人?

はじめまして!
キャンプが好きすぎて、山を買ってしまった上山夫婦・妻の「ちさこ」です。

キャンプ歴3年目のまだまだ新米キャンパーです。

年齢・職業

27歳。エステティシャンをしていましたが、
3年前、結婚を機に転職。

今は事務職をしています。

夫は28歳の同級生。会社員をしています。

住まい・キャンプスタイル

大阪府堺市という「大阪の下らへん」住んでおり、関西圏でキャンプすることが多いですね。
気に入ったところに通ってしまう性格なので、
同じキャンプ場ばかり行ってます~

(映えない盛れない昼寝大好きキャンパーです)

さて!
そんな私たち夫婦が、なぜ山を買ったかと言うと、、

\\ 理想のキャンプ場を作りたいから! //

(標高700m、家族だけで、雲の上の山を開拓中!)

キャンプ場を作るきっかけは?

お金持ちでも、宝くじが当たったわけでも、特殊能力があるわけでもありません!

 

そう、あれは半年前の冬。
「理想のキャンプ場とはなんぞや?」をテーマに主人と妄想してました。

「トイレがきれいで~虫いなくて~」
「夜もみんな静かで~…」
「絶景露天風呂に入りたい」

「……自分たちの理想のキャンプ場あったら最高じゃない?!」

 

~~かなりの盛り上がりを見せ、翌朝には~~

 

私「キャンプ場作れるか調べてみるね!

夫「え…?」

私「え…?」
「まあ、ちょっと調べてみるだけやから!」

私はすぐに熱くなり、すぐに行動するタイプ。
その勢いに、いつも困惑の夫。

 

私「思ってたより山安いよ!まあ、とりあえず見に行ってみる?

夫「え…?」

土地探しが始まった

不動産屋さん(左)の説明を聞く夫(右)

はい、気付けば翌週末には山の中!!!

このフットワークの軽さと決断力が人生を大きく変えることになりました。
(土地を探し始めた時点で、夢が膨らみすぎて止まりませんでした!)

 

そして、山を買いました!!

京都の土地を問い合わせ、
見学の予約をした途端、先を越されたり

道が険しすぎて、敷地へ入る前から
「あ、、ここは大丈夫です。。」となったり。

岡山の土地を気に入り、ルンルン気分だったのに、
近所の農家さんにブチギレられ心折れたことも。

 

そんな壮絶な土地探しの末、
ついに出会ってしまいました。

 

ここは、兵庫県美方郡香美町小代区(かみちょうおじろく)の山。

小代区は、「日本で最も美しい村」に2012年10月より認定されているそうです。

日本の農山村の景観・環境・文化を守る活動を行っているNPO法人「日本で最も美しい村」連合に、小代区が兵庫県で初となる加盟認定を受けました。
(日本で最も美しい村 香美町小代より抜粋)

 

つまり!「日本一美しい村を眼下に楽しめる山」なんです!

(敷地内の中央を通る林道)

購入の決め手となった「8つの魅力」

・絶景!標高700mから「日本で最も美しい村」を一望できる
・とにかく広い!平坦な場所も広い!13万坪あります
(なんと、東京ドーム9.2個分!)
・既に林道(上の写真のような道)が通っています
・周辺に民家はなく、大自然を満喫できる
・陽当たり良し!

・すぐそばには、高さ32mの滝を拝むことができます

・敷地内にもが2本流れています

・そして何よりも「ここでキャンプがしたい!」と感じさせてくれたこと。

案内されたその日のうちに、購入を決意。まさに一目惚れ。

頭を悩ませることも・・・

①最寄りのインターから降りて 車で約50分
②近くのコンビニ、温泉施設まで 車で約25分
③冬の積雪は2mにもなるんだとか

その分、「山へ来た!」と実感できるので、
キャンプするにはうってつけの場所ではないでしょうか。

(12月の積雪の様子)

と、まだまだ山について話し足りないのですが、私たちのことをもう少し。

まるでサバイバル生活?!

土地探しを始めたときから、すべてが初めてのことばかり
手探りでゆ~っくり開拓をしています。

テントを張って拠点作りや、沢から水を引いたり、薪棚を作ったり、トイレ問題など
まるでサバイバル生活です(笑)
正直、楽しくて仕方ありません!

(丸太を並べただけのトイレは開放感抜群!)

お金の話

気になる土地の金額ですが、ズバリ、800万円でした。
だいたい、我々夫婦の年収分という感じですね~

正直にいうと、完全に予算オーバー!でした。(笑)

予算は400万円以下だったのですが、この山に惚れてしまったので仕方ありません!
(急遽、両親に電話して借金することに…)

維持費は、固定資産税が年間2万円ほど。
(思ってたより安く、ホッとしました。)

あとは、整地のために中古でショベルカー(ユンボ)を買ったり、
四駆の軽トラを買ったり、経費はかかりまくり。

出ていくばかりのお金にビビり気味ですが、
「事業計画通り…」と言い聞かせ、なんとか正気を保っています(笑)

そんな中、利益になったこともありました!
前の持ち主が、スギやヒノキを残してくれていたおかげで、木が売れるんです!

きれいに手入れされていたので、業者さんが言うには
200万くらいにはなるかなあ」とのこと。おかげでだいぶ借金が返せそうです(笑)

(平日は仕事、休日は山林開拓というスケジュールで過ごしています)

後悔したことは?!

全くありません。
ノウハウが全くないので、失敗はたくさんあります。
ですが、だいたい楽しい思い出になります。

あの夜、
「理想のキャンプ場」の妄想をしていなかったら、
おそらく山も買っていなかったでしょう。

 

1度きりの人生。
思い切って自分たちのしたいことに挑戦してみようと思いました。

アクセル全開、我が道をゆく妻と
石橋叩きまくり、慎重すぎる夫が

土地探しから、整地、小屋の建築、キャンプ場を完成させるまでの奮闘記です!
だんだん形になっていくキャンプ場作り。どうぞお楽しみください。

↓次の記事はこちら

≪山が欲しい人におすすめ!≫
私たちの実体験をもとに、山を買うことのメリットやデメリット、よくある質問や、買う前にしておくべきことをかなり丁寧に解説してみました。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。

ABOUT ME
ライターの写真
ちさこ(上山さん)
兵庫県美方郡香美町小代区(かみちょうおじろく)で、東京ドーム約9個分の山を買い、キャンプ場を作っている。大阪府在住のキャンプ大好き27歳会社員。土地探し、拠点作り、サイトの整地、小屋作りなど、家族4人で挑戦していく。SNSもゆっくり更新中です~

↓夫(てでぃ)のブログ「キャンプ場を作ろう!」 https://teddyboy8.com/