エアーマットはどんな種類があって何を買えばいいのか? 初心者向けに間違いのない選択方法をメリットとデメリットも添えて解説します

2019.06.08

引用:THERMAREST

キャンプにおいてテントや寝袋の選び方が、快適な睡眠に影響するのは言うまでもありません。

実際に、多くのキャンパーは慎重にテントや寝袋を選ぶことでしょう。

ですが、マット選びはどうでしょうか。案外、適当に選んでいませんか?

実は、マット選びはテントや寝袋と同じくらい、快適な睡眠に大きく影響するものです。この記事を機にマット選びについて考えてみましょう。

ここでは、キャンプ用マットの中でもエアーマットに焦点を当てて、エアーマットのメリット、使い方、おすすめ商品などをご紹介します。
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エアーマットレスってどんな道具?

エアーマットレスはどのように使う道具でしょうか。

アウトドアで使うマットの種類や役割から確認していきましょう。

こういうシーンで使う

 

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OMM開催前のアイテム情報 OMMは2日間の日程で開催され、夜はテント泊の必要があります。 そして、その荷物は選手が二日間ゴールまで自分で背負う必要があります。 二日間のパフォーマンスを考えると、ファースト&ライトなスタイルを選ぶことになります。 しかし、軽量化をしすぎて冷え込みで夜に一睡もできなかった方も中にはいるのではないでしょうか。 1日目のゴール時間から、2日目のスタート時間までの長い時間は、ほとんどの時間をテント内で睡眠にさく事になります。 2日目のパフォーマンスを下げ無いためにも、この睡眠時間のクオリティを上げるのは必須条件となります。 氷点下が予想される中で、軽量化をしながら、睡眠のクオリティを上げれる魔法のアイテムはなにか。 ズバリ、マットです。 寒さに対応するため寝袋のグレードアップをしたはずなのに、寒い。。。 ってことは無いですか? その理由は、背中からの冷えです。 どんなグレードの高い寝袋でも、背中で中綿が潰れた状態だと背中の断熱効果は低くなります。 マットを変えない状態だと、どんなに良い寝袋を使っても背中からの冷えで結局寒いのです。 逆を言えば、マットをグレードアップしていれば、寝袋のグレードアップを回避することができる場合もあるのです! これから寝袋の買い替えを考えている方は、まずはマットのグレードアップを考えていただく事をおすすめします。 さて、OMMの話に戻りますが、要するに軽量で、寝心地が良くて、防寒性に優れたマットがあれば、テントや寝袋などをある程度犠牲に軽量化しても十分回復でき、快適な夜を過ごせるということなんです。 そこで紹介したいマットはこちらです。 ①無敵の断熱&耐寒性をもつ、ネオエアーXサーモ ②軽量かつ断熱性の高い、ネオエアーXライト ③信頼と安心の軽量マット、Zライトソル&リッジレストソーライト ①の熱反射板を4枚も内蔵した厳冬期仕様のXサーモが一番のおすすめですが、厳冬期の山行に②のXライト女性用を使う登山家もいらっしゃるので、軽量化を兼ねてXライトを選ぶのも吉ですね。 エアマットだと穴あきが気がかりかもしれませんが、アメリカ本国では、日本とは異なりロングトレイルや長期遠征などの現場でも殆どのお客様がネオエアーシリーズを選んでいます。それ程までに穴あきに関しての信頼を得ているマットになります。 とは言っても、穴開きが心配!という方には、信頼と安心のクローズドセルマット、③のZライトソル&リッジレストソーライトをおすすめします。 今年のOMMは、マットで他の選手との差をつけましょう! #outdoorfreak #access2 #lightningascent #snowshoes #xthermo #xlight #zlitesol #ridgerest #テントマット #ommjapan2018 #ommjapan

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マットは、キャンプやテント泊登山の際、寝袋の下に敷いて使うものです。

ご家庭の敷布団に相当するものと考えてください。

なぜマットが必要なのか。それには2つの理由があります。

1つは、地面の冷気を遮断し体温を保持するために必要だからです。

例えば、肌寒い季節に冷たい地面の上に寝そべることを想像してみてください。

とても寒くて眠れませんよね。体温は地面にどんどん奪われ、寝袋だけではとても冷気に耐えらません。

そこで、断熱素材を使ったマットを1枚敷くことで、地面からの冷気を遮断して快適に過ごせるようになるのです。

もう1つは、地面のデコボコを吸収するためです。

石や木の根、傾斜で波打った地面に寝るより、平らな場所に寝る方が快適ですよね。マットがデコボコを吸収し、平らなベッドのような役割を果たし快適な睡眠を約束します。

発泡式とエア式の違いとそれぞれの良し悪し

引用:THERMREST

1つは地面からの冷気を遮断するために。もう1つは地面のデコボコを吸収するためにマットを使うことが分かりました。

そのような環境や用途に合わせて機能させるため、マットにはエアーマット、インフレータブルマット、発砲式(クローズドセル)マットの3つの種類が存在します。

そのうち、エアーマットとインフレータブルマットは空気を入れて使用し、後者にはスポンジの芯が内蔵されています。

発砲式マットよりクッション性があり寝心地に優れ、登山用モデルは軽くコンパクトに収納できるのが特長です。

ただし、耐久性はやや乏しく、空気を入れて含まらす構造上パンクすると使いものになりません。

地面の突起には十分に注意し、専用のリペアキットは必ず用意しておきましょう。

対して発砲式マットは成形された断熱発砲素材で作られています。

いわば大きな座布団のようなもので、広げれば即使えるうえ耐久性にも優れ、安価な点も見逃せません。ただし厚みはエアーマットより薄く、寝心地は硬くなるでしょう。

エアーマットレスを使うメリット

引用:THERMREST

マットには3つの種類があるのは先述の通りですが、その中でもエアーマットを選ぶメリットについて考えてみましょう。

まずは、厚みがありクッション性に優れることです。マットの老舗、サーマレストの発砲式マットとエアーマットを例に比べてみましょう。

   Zライトソル R(発砲式) ネオエアーXライト R(登山用) ベースキャンプ R(キャンプ)
厚さ 2cm 6.3cm 5cm
重量 410g 350g 1140g
収納サイズ 51×13×14cm 23×10cm 54×18cm

 

発砲式マットの代表Zライトソルの厚さは2cm。これに対してエアーマットのベースキャンプで厚さ5cm、ネオエアーXライトRで厚さ6.3cmと大きな差があります。

エアーマットのもう1つの利点は、発砲式よりコンパクトに収納でき軽量であることです。エアーマットの方が厚みがある分柔らかい寝心地で、地面のデコボコをしっかり吸収してくれるでしょう。

例えば、サーマレストのZライトソル(発砲式)の重量が410g、収納サイズが51×13×14cmに対し、ネオエアーXライトRの重量350g、収納サイズは23×10cmと軽量でコンパクトです。

ただし、キャンプ用のエアーマットは登山用に比べて快適性重視のため、発砲式マットより大きく重たいのが普通です。

大事なことは、用途を考え、快適性や収納性など何を重視するのかをよく検討することです。

エアーマットレスの選び方 in キャンプ

引用:photoAC

マットの種類を理解したところで、キャンプ用エアーマットの選び方を考えましょう。

初めてマットを選ぶ場合の目安は、厚さ5cm以上、頭から足元までを十分にカバーできる大きさを選ぶことです。

通常は60cm×180cmもあれば十分でしょう。オートキャンプの場合、荷物は自動車で運べるため、重さや収納性はあまり考える必要はありません。

実は、マット選びは実は難しい問題です。

なぜなら、暖かさや快適さの感じ方は個人によって違い、一概にはどれがおすすめとは言えないからです。

ある人は薄く背中だけをカバーするマットで十分と言い、ある人は全身をカバーするマットが必要だと言います。キャンプする季節や環境によっても異なるでしょう。

こればかりは実際に試してみるしかないのが実情です。

しかし、初めてのキャンプ用マット選びでは、先ほど説明した厚さ5cm以上、サイズは60cm×180cm程度を目安に選べば間違いないでしょう。

あとは経験を重ねて、自分にあった最適なモデルを見つけてください。

寝心地の差はどこでつくか

マットの寝心地を左右する条件は、厚みとサイズです。さらに、3シーズン用、通年用などの使用温度なども関係します。

厚みは2cm程度のものから10cm以上のものまでありますが、5cm以上のものを選べば安心でしょう。

サイズも同様に幅広いラインアップがありますが、頭から足元までをカバーできるサイズか、それ以上に大きいモデルを選べば快適に使用できるでしょう。

コンパクトに収納したいなら

引用:THERMREST

もし、コンパクトに収納できるモデルが必要なら、登山用のエアーマットがおすすめです。登山用のエアーマットは快適性を保ちながらも、キャンプ用に比べて格段に小さく収納できます。

さらに、登山用エアーマットの中でもなるべく小さいモデルを選べば、収納サイズもより小さくできるでしょう。

その場合は、頭から腰までをマットでカバーし、足元はブランケットを併用するなど工夫することで快適に過ごせます。

軽さで選ぶなら(登山等)

軽さを重視する場合は、ライト&ファストに特化した軽量登山用モデルを選びましょう。

例えば、サーマレストのネオエアーXライトRの重量は350g、キャンプ用のベースRの重量は1140gと同じエアーマットでも雲泥の差があります。

可能な限り120cm×50cm程度の小さなモデルを選び、バックパックの背面パッドなどもマットとして活用することで、さらなる軽量化を実現できるでしょう。

車中泊で使うなら

車中泊で使用するなら、キャンプ用途と同様に快適性を重視して選びましょう。重量や収納サイズはあまり気にしなくても大丈夫です。

車内の広さに応じたサイズを選び、5cm以上の厚みがあるモデルを選べば安心でしょう。

エアーマットレスの使い方

広げてすぐに使える発砲式マットと違い、エアーマットは使用前に空気を入れる必要があります。

空気を入れる方法は、通常はマットのバルブから息を吹き込んで膨らませますが、ファミリーキャンプなどで大型のエアーマットを使う場合や数人分を膨らますには際にはポンプがあれば便利です。

空気の入れ方とポンプの使い方

引用:Amazon

エアーポンプには電動と手動の2つの種類がありますが、基本的な使いかたは同じです。

エアーマットのバルブにポンプを接続し、手動、もしくは電動で空気を入れます。

エアーマット専用ポンプには、接続用のアタッチメントが数種類用意されてます。バルブの形状をよく確認し、適したアタッチメントを使用しましょう。

専用ポンプ以外を使う場合(例えばゴムボート用のポンプなど)は、水道ホースやエアホースを購入しアタッチメントを自作する必要があります。

いざというときに防災用途でも使える

アウトドア用品はその性質上、防災用品としての活躍も期待できます。マットも例外ではありません。

万が一都市災害に見舞われ、避難所での生活を余儀なくされた場合、マットを用意しておけば少しでも快適に過ごせるでしょう。

普段はコンパクトに収納でき、保管場所には困りません。家族人数分のマットを用意しておくのも防災の一つです。

ただし、防災用途に限って言えば、緊急時にも広げればすぐに使え、破損の可能性が極めて低い発砲式マットの方が適しているでしょう。

おすすめエアーマットレス

エアーマットの選び方を踏まえた上で、キャンプに使えるおすすめのエアーマットレスをご紹介します。

サーマレスト・ベースキャンプ

  • サイズ:R 51×183cm
  • 重量:R 1140g
  • 厚さ:5cm
  • 収納サイズ:54×18cm

サーマレストのベーシックなキャンプ用マットで、コストパフォーマンスに優れます。4シーズンモデルで十分な厚みがあり、快適な寝心地を約束します。

サーマレスト・モンドキング3D

  • サイズ:L 63×196cm
  • 重量:L 2500g
  • 厚さ:10cm
  • 収納サイズ:66×23cm

サーマレストのマットの中で最も断熱効果が高いモデルで、4シーズン快適に過ごせます。バルブを2つもつ自動膨張式でポンプは必要ありません。

サーマレスト・ネオエアーXライト

  • サイズ:R 51×183cm
  • 重量:R 350g
  • 厚さ:6.3cm
  • 収納サイズ:23×9cm

ライト&ファストに特化した登山用3シーズンモデルです。軽く、コンパクトに収納できるのが特徴。リペアキットも付属しています。

コールマン・キャンパーインフレーターマット/シングルⅢ

キャンパーインフレーターマット/シングルⅢ
キャンパーインフレーターマット/シングルⅢ
重量:1.8kg
厚さ:5cm
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!
  • サイズ:63×195cm
  • 重量:1.8kg
  • 厚さ:5cm

ベーシックなキャンプ用シングルマットです。側面のスナップボタンで連結すれば、ダブルサイズとして使えます。

コールマン・コンフォートエアーマットレス / W

コンフォートエアーマットレス
コンフォートエアーマットレス
重量:3.3kg
厚さ:9cm
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!
  • サイズ:189×138cm
  • 重量:3.3kg
  • 厚さ:9cm
  • 収納サイズ:66×23cm

ダブルサイズの大型エアーマットレスです。厚みが9cmありご自宅のベッドのように快適に眠れるでしょう。

達人のエアーマットレスの活用法

引用:photoAC

マットは敷いて寝るだけで効果を実感できますが、一歩踏み込み、さらに快適に暖かく過ごす方法を考えてみましょう。

エアーマットレスもウエアと同様レイヤリングを考えよう

アウトドアで快適に過ごす方法として、ウエアのレイヤリング(重ね着)が定石ですが、テント内もウエアと同じくレイヤリングを考えてみましょう。

通常は、地面の上にグランドシートを引き、その上にテント、エアーマット、寝袋と重なります。

それでも寒さが心配な場合は、ブランケットやインナーマットを活用しましょう。

例えば、エアーマットを置く前にテント内にインナーマットを敷きます。それでも冷える場合はのエアーマットの上にブランケットを1枚重ねましょう。

このうに、空気の層を何重にも重ねることでより暖かく過ごせます。ブランケットやインナーマットがない場合は、サバイバルシートやポンチョを敷いても効果が期待できます。

ぜひ試してみてください。

おまけ:買い換えるときのこと

ほしい商品は見つかりましたか?

新しいものに買い換えたとき、今まで使っていたギアはどうしていますか?

「まだ使える…いつか使うかも…」と保管していたけれど、結局使わないままに経年劣化でボロボロになって、捨てるしかなくなる…なんてことは、残念なあるあるパターン。
かといって、まだ使えるものを捨てるのももったいないですよね。

そんなとき、いまどきの登山家・キャンパーは、アウトドア用品の買取専門店に売っています。
こういうお店も上手に利用して、エコ&おトクにアウトドアを楽しんでくださいね!

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。

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