ソロキャンプ1月-ゆるキャン1話登場の本栖湖浩庵キャンプ場で富士山を拝む-第一編
こんにちは！タナちゃんねるのタナです。あの『ゆるキャン△』第１話で登場する聖地、本栖湖の浩庵キャンプ場でソロキャンプしてきました！第一編となるこちらは、出発から浩庵キャンプ場へ到着して、キャンプ場の中がどうなっているかなどを説明し、テントを設営、チョコレートフォンデュを作って、晩御飯前までです。
下の動画で、その様子を詳しくご覧いただけます。動画の見所は、iPhone Xで撮影したタイムラプスの富士山です。内容には自信がありますので、是非ご覧ください。
※動画内の字幕で、キャンプ場の名称を誤って表記している箇所がございました。正しくは「浩庵キャンプ場」です。大切な名前を間違えてしまい、大変申し訳ございません。関係者の方々とご視聴いただいた皆様に、深くお詫び申し上げます。
浩庵キャンプ場へ出陣！
浩庵キャンプ場は、キャンプ場を舞台にした漫画『ゆるキャン△』第1話に登場する聖地。山梨県の本栖湖北岸にある湖畔キャンプ場で、本栖湖越しに眺められる富士山はあの1,000円札の裏側の絵と同じらしいです。今回はその絶景を望むべく、浩庵キャンプ場へ向けて出発しました。
- 【浩庵キャンプ場】
- 所在地： 〒409-3104 山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉2926
- 電話： 0556-38-0117
- 営業期間：通年
- 公式HP：浩庵
浩庵キャンプ場へのアクセス
東京方面から浩庵キャンプ場へは、中央自動車道に乗って河口湖方面へ。途中から富士山が見えてきて、天気も良く、キャンプ気分が盛り上がります。中央自動車道を「河口湖IC」でおりたら、国道139号線を西へ向かって、約25分で到着です。
寄り道スポット
山梨といえば「ほうとう」！いつもお腹ペコペコの状態でキャンプ場に到着しますが、せっかくなので今回は、国道139号線沿いの「ほうとう不動」に寄り道しました。場所は、県道707号線と交わる立体交差点の角です。雲のような白い曲線形の建物なので、わかりやすいと思います。美味しいほうとうで、お腹も満足。これで、ゆっくり設営できます！
- 【ほうとう不動 東恋路店】
- 所在地：〒401-0301 山梨県南都留郡富士河口湖町船津東恋路2458
- 電話：0555-72-8511
- 公式HP：ほうとう不動
絶景！逆さ富士を望む最高のロケーション
浩庵キャンプ場に到着したら、セントラルロッジでまずは受付。そこから坂を下って、キャンプサイトに入っていきます。
『ゆるキャン△』の聖地
僕は知らなかったのですが、浩庵キャンプ場は、漫画『ゆるキャン△』の聖地なのだそう。だからセントラルロッジには、『ゆるキャン△』の漫画やグッズがいろいろ置いてあります。浩庵キャンプ場が登場する1巻だけ、僕もあとで読んでみました。先に読んでいたら、『ゆるキャン△』にこんなシーンあったな…という景色に気づけたかも。
積雪時は要注意
セントラルロッジからキャンプサイトへは、入り口のロープを自分で外して、湖畔まで下ります。道はかなり急な下り坂で、雪が降ったら四駆でも上がってくるのが大変そうなので、注意してください。坂を下りきったら駐車場とトイレ・炊事場があり、その先が湖畔のキャンプサイトで、左側が山林のキャンプサイトです。
最高すぎる富士山ビュー
とりあえず歩いて湖畔のキャンプサイトを見に行ってみると、そにには、とんでもない絶景が待っていました‼ここから本栖湖越しに見る富士山の景色は、本当にすごい。天気にも恵まれて、湖面に映る逆さ富士が一層美しく、この景色だけでもすでに感動です。1,000円札の裏の絵そのままに、富士山を望む最高のロケーション！しかも、湖畔側のサイトだけでも、かなりの広さがあります。車も横付けしっぱなしでOKです。
湖畔サイトでテント設営
サイトの地面は固く、何本かペグの端を折ってます。あとでランタンポールも作ったんですが、地面が固くて、結局刺さりませんでした。
サーカスTCでコット泊
今回テントは、テンマクデザインのサーカスTCを導入。初めてなので動画を見ながら設営しましたが、シュタッと立ち上がりました。この時期、夜の気温はマイナス5℃くらいです。インナーシート、フロアマットなどございませんで、ヘリノックスのコットの上にサーマレストのネオエアーXサーモを敷いて、モンベル ダウンハガーEXPで眠ることにします。
テンマクデザイン サーカスTC（リンクはBIG）
■収納サイズ（約）29×29×102cm
■重量：(約)15,376g(本体11,386g、ポール3,246g、収納袋454g、張綱・セットアップガイド290g)
Helinox(ヘリノックス) コットワン コンバーチブル
サイズ:680×1900×160mm
収納サイズ:160×160×540mm
耐荷重(静荷重):145kg
防寒対策
ネオエアーXサーモは、収納時はとてもコンパクトなのに、6.3cmもの厚さになるエアーマットです。付属のポンプサック（ポンプになるスタッフサック）で空気を入れます。断熱性の高い4シーズン仕様で、冗談抜きに、触っている場所が暖かく感じます。クッション性にも優れていて、とても寝心地がよく、快適です。
THERMAREST(サーマレスト) ネオエアー Xサーモ
R値：5.7
山林サイトで薪拾い
テント設営のあと、薪拾いも兼ねて、高台の山林キャンプサイトを探検しました。
山林側のサイトもいい感じ
坂を上ってすぐの辺りは、富士山がバッチリ見えるビューポイント。また林の中も、木と湖と富士山が絶妙のコンビネーションで、すごく雰囲気がよかったです。テントも張りやすそうで、湖面を見下ろせる場所もありました。ただし山林サイトの方は、平日は車を乗りつけられますが、土日になると車の移動が必要だそう。そうしないと、張れるテントの数が減るからでしょうね。
薪拾い放題
山林側のサイトには、いたるところに薪置き場があり、薪は使い放題です。ぶっとい丸太がたくさん転がってましたが、これはなかなか切るのが大変そうなんで、もう少し細いやつを探しました。よさそうな着火剤も落ちていますし、杉の皮も転がってる丸太から剥がして回収。いつも通り炭も持ってきましたが、炭はほぼなしでもよかったかも。直火もできるし、本当に貴重なキャンプ場ですね。
猟銃か⁉
今回、薪割りのために導入したのは、シルキーノコギリ ズバット390mm。一言でいうと、めっちゃ切れるノコギリです。折りたためないサイズで、鞘に入れるやつなんですが、Amazonで購入して箱を開けたら、銃みたいでびっくりしました。でも、本当にズバッと切れます。
シルキー ズバット 390mm
使用時：520mm×110mm×25mm
刃渡り：390mm
目数：7.5枚目/30mm
切り幅：1.4mm、重量585g
シルキー ポケットボーイ 万能目 130mm
直火で焚火
浩庵キャンプ場は直火がOK。薪拾いのあとは、せっせと石を重ねて、焚火の場所を作りました。
薪割りは難しい
薪割りは、なかなか上達しません。綺麗にパカって割りたいんですが…。とりあえず葉っぱや杉の皮に火をつけて、ボチボチ割っていきましょう。一応、炭にも火をつけておきました。今回使ったのは、岩手切炭です。暗くなる前に、オイルランタンにも火を灯しておきます。
FEUERHAND(フュアーハンド) ベイビースペシャル276
サイズ:15cm×26cm
重量:480g
タンク容量:340ml
燃焼時間:20時間以上
明るさ:5W
コーヒー満足度100％
お湯を沸かして、チョコレートフォンデュに合うコーヒーを準備します。ケトルはトランギアの0.6リットル。焚火にそのまま載せられるし、買って本当によかったです。また、今回のコーヒー豆は「おひさま堂」のグァテマラフルシティロースト。コーヒーは苦めが好きなので、本栖湖と富士山の絶景を眺めながら、じっくり抽出します。炭のパチパチする音が、いい癒しです。喧騒から離れて、のんびりした時間。たまりませんね。
ユニフレーム コーヒーバネット cute
【サイズ】135×120mm【重量】65g
【材質】18-8ステンレス(SUS304 WPB熱処理済)
【セット内容】バネットケース・フィルター10枚
【仕様】使用フィルター:2人用(市販のペーパーフィルターも使用できます)
trangia(トランギア) ケトル0.6リットル
チョコレートフォンデュ
今回チョコレートフォンデュには、普通の黒いチョコレートと、白いホワイトチョコレートの2種類を用意しました。
まずは白から
適当にホワイトチョコレートを割って、適当に牛乳を入れて、適当にバーナーで温めてみます。しかし牛乳を入れた瞬間から、なんとなく嫌な予感が…。そしてやっぱり、予感的中。シャバシャバになってしまいました。気持ちを切り替えて、飲み物だと思うことにします。
次は黒
僕は、学びは早い方です。また適当にチョコレートを割りましたが、今度は牛乳を少しだけ垂らして、様子を見ながら温めます。今度は、よい予感しかしません。チョコレートが少し溶けたら、また牛乳を足して温めて…。すると、いい感じにトロトロに！やはり第六感は当たるものですね。
ホワイトチョコレートのスープ仕立てと名付けよう
買ってきたイチゴやマシュマロに、できたチョコレートフォンデュを付けて食べました。イチゴのヘタを落とすには、オピネルのナイフが薄くて切りやすいです。無骨なナイフは厚くて、フルーツを切るときはやりにくいので。味はというと、アフタヌーンティーで食べるのと同じくらいうまかった！しかもシャバシャバになった白の方も、イチゴに付けると、ビビビ！と電撃が走るくらいうまかったんです。
サイコーかよ！
夕暮とともに、富士山にいい感じにかさ雲がかかってきて、気温が下がってきます。1月の寒さのせいで、放っておくと黒の方は固まってきてしまうので湯煎にかえ、トッピングのチョコスプレーも追加しました。湖畔の夕景を楽しみながら、トッピング付け放題のチョコレートフォンデュ。まるで夢のような時間でした。
まとめ
初日から富士山が素晴らしい顔を見せてくれて、終始感動しておりました。キャンプを初めて日は浅いのですが、キャンプに行くたび、新しい感動を得られています。本当に楽しい！今回は降りませんでしたが、浩庵キャンプ場は雪が降ると、車の移動が大変なようです。連休前は道路に並んでいるという話も聞くので、行く日程は重要になりそうですね。続編はミートソース料理やご来光など、見所満載ですので楽しみにしていてください。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。
