キャンプ女子Kajoが行く!〜富士の麓・田貫湖大満喫キャンプvol.5〜
夕食の支度と言えど、まずはパンを切ったり野菜を切ったり。
炭をおこす係、食材を切る係、フライングで焼く係、と自然と役割分担が生まれます。
お喋りをしながら、あっという間に準備。
毎回安定のミニトマト串や、先ほど買って来た地場野菜の串をたっくさん準備、醤油や塩・たれで味を変えます。
次々と仕込みは続く・・・
丸ごと一本買ったハムは焼くだけで美味しいし、富士宮名物のぐるぐるウインナーの食べ応えときたら。
今回投入された、アルミホイルに包まれたものたちは何かと言うと、、、
砂肝と地場野菜のアヒージョ!
アルミのカップを使ってアルミホイルで蓋をして、火の上に置いてじっくり熱されることで具材がホクホクになったアヒージョです。
フランスパンを軽く炙って熱々をいただきます。
席が少し遠い場合、竹串に刺してオイルにパンを浸す!
パンの減りが早い・・・
放っておくだけで出来る、キャンプの定番アヒージョ。
野菜を焼いたりウインナーなどをつまんでいる間に、続々と仕込んでいたものが完成して行きます。
空いたスペースではすぐに食べれる焼き物を
7人にしては焚き火台一つじゃ少ないかな〜などと不安でしたが、特に問題なく、時間のいるもの・比較的すぐ食べれるものをバランスよく進行していくことで、ノンストップで美味しい夕食タイムが進みました。
つくね、かぼちゃのバター焼き、明太じゃがバタ・・・
友人手作りのテーブルを囲んで
ちょっと目を離した隙に焦げちゃったつくね、それもご愛嬌です!
シンプルだけど美味しい、簡単!
シズル感溢れるコーンバター(パック詰めのホールコーンに、バターたっぷり)や、椎茸は写真のようにカサの内側は上向き、動かさずにじっくり焼いて食べると美味しさが違いますので皆様ぜひお試しを!
料理好きがメンバーにいると今までに知らなかった知識を教えてもらえて、とても良い。
個人の特技やこだわりが生きてくるグループキャンプ、ハマりそうです。
フードファイトのようになってきた夕食タイムですが、お酒も進んでいる様子。
日が落ちて、ランタンの柔らかく暖かな明かりが、話に花を咲かせます。
突然の餃子タイム
「もう食べれないよ〜」の声が聞こえた気がしますが、私の最近のブーム、餃子を投入。
(ちなみにこちらも近隣スーパーで購入した手作り冷凍餃子)
あっという間に時間は過ぎて、声をトーンダウン。
山の稜線を見つめ星を眺める、大自然を満喫する夜を過ごしました。
山の天気は変わりやすいので注意
天気予報は「晴れ」にも関わらず突然降ったり止んだりする雨の夜半を過ごし、爽やかな朝を迎えます。
朝の田貫湖
芝生はしっとりと濡れていますが、とても気持ちよく晴れ渡る朝です。
一人一人具材をリクエストしたホットサンド
朝食はホットサンド。
昨日の夕食で使った明太子バターを入れたり、ハムやチーズをふんだんに挟み込んで、いただきます!
気づいたら全員参加のヨガタイム
起床から朝食まで、7:30には全て終え、ゆっくりと火や洗い物を処理、後片付けをした後は、朝ヨガの時間です。
ヨガマットを持参、もしくはバスタオルやゴザなどでも代用可能なので、自然の中で気持ちよく体を動かして呼吸をし、1日を始めてみるのはいかがでしょうか?
他のテントからの参加者が登場したり、楽しい雰囲気で朝の時間を過ごします。
朝ヨガの後はしばし自由タイム、散歩に行ったりコーヒーを淹れたりフリスビーをしたり。
とにかく緑が多く、何をするにものびのび。
今回は見れなかったものの、田貫湖と言えば富士山の絶景が見えるポイントとして知られており、かく言う私も冬はよく富士山を見るためだけに訪れる場所です。
湖面に富士山が映る様は圧巻。
ダイヤモンド富士(富士山頂から太陽が昇る・沈むタイミングでまるでダイヤモンドのような輝きを放つ)が!逆さ富士として湖面に映るのもここ田貫湖ならでは・・・(時期は限定されます)
チェックアウトが12時と遅く、余裕を持って片付けをした後はお決まりの”日帰り温泉コース”(田貫湖にはシャワー有)。
最後まで満喫したのち、渋滞を恐れ早めの解散!
集合から解散まで約24時間、普段は少し遠くに住んでいる友達との時間や距離をたった一夜で埋めてしまう、素敵な場所や時間の共有はキャンプならでは。
学生時代より一回りも二回りも大きくなった友人の後ろ姿や、それに寄り添うパートナーの背中を見て、仲間が増える喜びを感じました。
平成最後の夏はまだまだ始まったばかり。
久しぶりの友人との再会に、キャンプ場を提案してみるのもアリです、アリ!
田貫湖の基本情報
【施設名】田貫湖キャンプ場
【住所】静岡県富士宮市左折634-1
【電話番号】0544-27-5240
【HP】 https://tanukiko.com
文: Kajo
写真:Kosuke Mishima
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。