より上手くなる為のボルダリングシューズの選び方
引用:boulcom.jp
ボルダリングにおいてシューズ選びは非常に重要です。初心者の場合は、店員さんの勧めるままに購入するのが安全ですが、ある程度経験が積み重なると自分のスタイルが明確になります。今回は、ボルダリングで上級スコアなどを目指している方向けに、より上手くなる為のボルダリングシューズの選び方をまとめてご紹介します。
自分のスタイルを見極めることが大切
引用:jieitaiclub.jp
ボルダリングがより上手くなる為には、当たり前ですが練習が大切です。練習量が増えるごとに、スコアが上がっていく楽しさを味わうことができます。そして、経験が積み重なれば自分のスタイルも自ずと見えてくるでしょう。ボルダリングの上級スコアを狙うには、自分がシューズに求めている機能を明確化することが重要です。自分の求めている機能を満たしたシューズは履きやすく、自然とボルダリングする回数が増え、スコアが伸びやすくなるという好循環を生み出すことができます。
逆に、ちょっと合わないかもしれないけれど初心者時代から履いている靴だから……、とそのまま履き続けていると、だんだんと足が遠のいてしまいがちです。シューズはあなたを協力にサポートしてくれるツールとなります。自分に最適のシューズを選んで、ボルダリングを楽しみましょう。自分が履きたくなるシューズを持っている人は、スコアを伸ばせる可能性が高まります。
キツすぎる靴を選ばないようにしよう!
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ボルダリング中級者にありがちなこととして「1足目のシューズが緩いから、2足目はキツいサイズのものを選ぼう」としがちです。しかも、極端にキツいサイズを選ぶことが多い傾向があります。適切なサイズのシューズを選ぶことは、スコアを伸ばす上で必須事項です。キツすぎるサイズを選ぶことは避けましょう。
2足目以降を購入する時も、基本を思い出すことが大切です。ボルダリングシューズの基本は「つま先が適度に曲がるくらいのサイズ」を選ぶことと言えます。実寸サイズより大きめを選ぶ普通の靴と違い、小さいサイズを選ぶことになるボルダリングシューズですが、極端にキツイと履くことさえ疎んじるようになってきます。ついキツイサイズを選んでしまいそうになったら、一旦落ち着きましょう。本当に自分の適切なサイズであるか、少し時間をおいて確かめる方法も有効です。
試履は必ず行いましょう。実際に履いてみることで、わかることもあります。ポイントは自分に合っているかです。ただし、お店に用意されているビニール袋を活用して試履した場合、普通では履きにくいシューズもツルリと入ってしまうこともあります。ビニールを活用する時は、特にキツすぎるサイズを選ばないように注意しましょう。お店の人に、意見を聞いてみる方法も有効です。中級者以上だからこそ、より専門知識を引き出すことができ、知識を深めることができる可能性もあります。
自分の挑戦したいスタイルに合わせる
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ボルダリングシューズを選ぶ時、着脱タイプ(ベルクロ・スリッパ・シューレース)、ソールタイプ(フラット型・ダウントウ・船底型)、さらにつま先タイプ(ストレート・ターンイン)など、細かく見ていくことになります。最初は、あまりこだわることなく、ボルダリングにチャレンジする為のシューズを選択するでしょうが、経験が積み重なってきたなら、自分の挑戦したいスタイルに特化したシューズを選ぶことも有益です。
自分の憧れる上級者のシューズを参考にしてみるのも良いでしょう。実際に同じシューズを履いてみることで、なぜその上級者がそのシューズを選んでいるのかがわかることもあります。ちなみに、ボルダリングシューズは上級者向けほど、デザイン性が高くなる傾向があります。ただし、初心者の内からデザイン面だけを重視して選ぶことはリスクがありますので、気をつけましょう。
複数のシューズの収納にはカラビナが便利!
引用:bbf-climbing.com
自分のスタイルや挑戦したいことに合わせてシューズを選ぶことで、数が増えやすいです。そんな時は、カラビナを活用して収納する方法がオススメできます。プルタブをカラビナに引っ掛けるだけなので、管理もしやすいです。意外と知らない人も多いですので、これまで収納に不便さを感じていた方は、活用してみると良いでしょう。
自分のスタイルに合った靴で練習量を増やす
どんなに良いシューズ(ツール)を手に入れたとしても、練習しないことにはスコアは伸びません。自分のスタイルに合ったサイズの合うシューズを活用して、どんどん練習するようにしましょう。履きなれてくることで、新しい上級スコアの世界に手が届きやすいなります。定期手なお手入れをすることで、最適の状態に保つ工夫も大切です。
自分と誰かを比較する必要はありません。あなたのルートはあなたの力だけで登るしかないのです。自分の練習量を増やすことを重視しましょう。最適のシューズを選べば余計なことに気を散らしてしまう事態も避けることができるので、より集中しやすくなります。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。