キャンプの楽しみ方っている人や行先によって無限に広がるんです!
目次
キャンプっていうと、どんな光景が思い浮かぶでしょうか。きっと、その人の家族構成や環境によって理想とするキャンプは変わってくると思います。まだ、キャンプ未経験の人と経験者でも大きく違うでしょうね。
キャンプは、自然の中に身を置くというシンプルなもの。そのため、季節や状況によって、何通りもの楽しみ方を発見できてしまうんです。お隣のキャンプスタイル、覗いてみたいと思ったことはありませんか?
ここでは、シチュエーション別にキャンプの楽しみ方をご紹介します。
気の置けない仲間とのキャンプの楽しみ方
このパターンが一番イメージしやすく、リラックスできますね。気の合う仲間を誘って、数人でキャンプをする場合です。車の運転も交代制にできるし、費用も割り勘にできる。行く途中もなんだかんだ言いながら楽しく向かうことができます。
現地についたら、テント設営や食事の準備なども手分けして作業できますので、楽ですよね。
難しいのは、全員の休みを合わせることくらいでしょうか。ただ、気を付けなくてはいけないのが、仲間と集まって夜に焚火を囲んでお酒でも飲んだ日には、大騒ぎになりがちです。しかし、隣には親子や一人でまったりとキャンプを楽しみに来ている人もいます。深夜と早朝は、周囲に配慮して音量をセーブしましょう。
ファミリーキャンプで遊びつくす楽しみ方
キャンプの楽しみ方で多いのは、こちらも負けていません。子供の頃に家族で行ったキャンプの思い出がまだ残っている人も多いだろうと思います。
親子でもキャンプは、親子ともに楽しむだけでなく得るものも多いイベントです。自然の中に身を置いて、木々や虫、魚、山や川などに触れ、体験したり、雨が降って天候が変わることを学べるかもしれません。また、テント設営で協力することや、食事を作ること。その気になれば、生活を自分の手で築くことができるという経験は子供にとっても嬉しいはずです。
普段は長い時間一緒にいられないお父さんとの非日常体験は、心にしっかりと刻みこまれるでしょう。
小さい子供と一緒のキャンプは、普段よりも一層慎重に準備し、目を離さないことが肝心です。何が起こるかわからない自然の怖さは、子供にはわかっていないかもしれません。川遊びでの対策(水遊び靴やライフジャケットの用意)、虫や蛇に刺された時の対策(ポイズンリムーバー)など、充分な準備をしてキャンプに向かいましょう。
また、事前に自然の中での危険を子供にもよく説明しておきましょう。
カップルで行くまったりゆったりキャンプの楽しみ方
デートでキャンプなんてワクワクしますね~!キャンプにちょうど良い季節だったら、思い切って彼女と二人っきりのキャンプに行ってみましょう。
この場合は、二人で快適に過ごせることが重要ですので必ずしもテント泊ではなく、ロッジみたいなものを借りて彼女を安心させてあげてもいいですね。流行りのグランピングなんかに連れてってあげたら、きっと喜んで忘れられない思い出となるでしょう。もちろん、アウトドアに抵抗の無い相手であることが前提です。そこは良く確認しておきましょう。
二人で料理したり、夜に焚火みてお酒飲んだり、星空をみたり。いい雰囲気になること間違いなしですよね。
朝は簡単な朝食と美味しいコーヒーを用意してあげれば、感動されること間違いなしです。
一人で大自然と向き合い、自分と向き合う楽しみ方
キャンプは、みんなでワイワイ派と一人で静かに過ごす派に大きく分かれます。確かに、大人数で行くキャンプは楽しいものの、自然を味わったかというと、あまり記憶に残っていなかったり・・・。ソロキャンプは、自分のペースで全てを決めることができ、テント設営などの準備が完了すれば、あとは自然と自分しかいない贅沢な時間が味わえます。騒音や携帯電話から離れて頭を空っぽにする時間って本当に貴重ですよね。一人で何をするの?と不安になるかもしれませんが、意外と気づかないうちに時間が経っているものです。
自然は一瞬として止まっていることがありません。風に揺れる木の葉や、川の流れ、空の雲の流れ、山の様子。そういったものを眺めているだけで、けっこう楽しいものなのです。
ただ、天候の急変や災害時など自分の身を守るのも自分しかいません。万全の準備と対策をして行きましょう。
逆に盛り上がる?雨の日キャンプの楽しみ方
キャンプの当日、雨が予想される場合は、残念ですが無理せず延期したほうが良いです。雨の中のテント設営は大変ですし、濡れたキャンプ用具一式を持ち帰るのも一苦労。薪など、湿ってしまうと火がつかなくなる可能性もあります。しかし、キャンプ中に雨が降ってきてしまうことは結構あるんです。まずは、テントの設営を最優先で行い、テントとタープの下でできることをやりましょう。
高機能なレインウェアを持っているなら、そのまま散策に出ても楽しいものです。ぬかるみや、川の近くは用心して近づかないようにし、森などをあるくと気持ちが良いです。
また、釣りは意外と雨のほうが良く釣れるものです。川の付近は増水が危険ですが、小雨程度でしたら釣りを楽しんでしまいましょう。
キャンプでの楽しみ方を沢山見つけよう!
必要な準備されすれば、どんな状況でもキャンプは楽しめます。それは、やはり生活の環境が大きく変わるから。キャンプはとてもシンプルな活動ですが、いつもと違う非日常感ってこんなにワクワクするんですね。不便さが、逆に自分達の本来の力を引き出し、あれこれやる気が出るキャンプ。やっぱり普段の生活って物が多すぎるんですかね。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。