焚火台「ファイヤーウォール」がアップグレード!ソロキャンに◎

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2019.02.07

引用:Amazon

2018秋、焚き火台「ファイヤーウォール」がアップグレード!斬新なフォルムとコンセプトはそのままに、より使いやすく実用的にブラッシュアップしました。ファイヤーウォールといっても、ITの話ではありません。知る人ぞ知る、あの焚き火台のお話です。「なにそれ?」と思ってしまった方もご心配なく!今回は旧モデルからの改良点だけでなく、そもそも「ファイヤーウォール」とはどのような焚き火台なのかというところからご紹介していきます。
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ファイヤーウォール…??

ファイヤーウォールと聞けば、IT技術を思い浮かべる方がほとんどですよね。でも今回は、そのお話ではありません。「ファイヤーウォール」は知る人ぞ知る、一風変わった焚き火台なんです。

スポルテス アウトドア ツールズ(SPORTES outdoor tools)

 

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焚き火台「ファイヤーウォール」を作っているのは、スポルテス アウトドア ツールズというカナダのブランドです。スポルテスは、工業デザイナーのセドリック・スポルテスが2014年に創業した若い会社。「自然へのオマージュ」をテーマに、スウェディッシュトーチ用のグリルなど他にはない独創的な商品を、100%カナダ生産で製造・販売しています。

ファイヤーウォールは作り手の個性みなぎる焚き火台

 

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正式名称は「FIREWAALL」、FIREWALLではありませんのでご注意を。ファイヤーウォールは薪を垂直に積み上げるユニークな形状で、文字通り、炎の壁のようになる焚き火台です。名称・形状ともに、作り手の遊び心が感じられます。しかしファイヤーウォールは、ただ面白いというだけではありません。上へと燃え移る炎の性質を利用した、工業デザイナーらしい発想の焚き火台なのです。

2018秋アップグレード

 

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そんなファイヤーウォールが今シーズン、大幅にアップグレードしました。名称は従来の「ファイヤーウォール-003(FIREWAALL-003)」から、「ファイヤーウォールプラス(FIREWAALL + PULS)」へ。斬新なフォルムとコンセプトはそのままに、より使いやすく実用的に改良されました。

焚き火台「ファイヤーウォール」の魅力

今回の改良点を説明するために、もともとファイヤーウォールがどのようなコンセプトで作られた焚き火台なのか、旧モデル「ファイヤーウォール-003」を使って解説します。

    【ファイヤーウォール-003】

  • 素材:SUS 304L(2.4mm厚耐熱性ステンレスプレート)
  • サイズ:330x160x335mm・50x160x335mm(収納時)
  • 重量:2.04kg

個性的なフォルム

 

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ファイヤーウォールの特徴は、何といってもその形状です。垂直に積み上げられた薪が燃え上がり、炎の壁を作り出します。ほかでは見たことのない、唯一無二のフォルム。ありきたりのキャンプでは飽き足らない、尖がった個性を放ちます!キャンプ場で使えば、周囲の視線を集めることでしょう。インスタ映えやSNSでの話題を狙える、注目度NO.1の焚き火台です。

ほったらかしでOK!自動燃焼で手間いらず

 

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ファイヤーウォールは、下から上へと燃え移る炎の性質を利用し、自動的に燃焼が継続するよう考えられています。使い方は、底面のプレートに燃えやすい葉っぱや小枝などをのせて着火し、上から薪をくべるだけです。途中で薪を組み替え、火の面倒を見てやる必要はありません。燃焼が進んだら、燃え落ちた分だけ上から薪を足せば、勝手に次の薪へと炎が燃え移り、焚き火が継続されていきます。

組み立て簡単!シンプル構造

 

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ファイヤーウォール-003の構成パーツは、たったの4つ!組み立ては至って簡単で、底面となるプレートに、3つの支柱をはめ込むだけです。シンプルだから、迷ったり間違えたりする心配はありません。説明書を見るまでもないくらい、感覚的に組み立てられます。

※ファイヤーウォールプラス本体の構成パーツは、3つになります。

コンパクトで携帯しやすい

 

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ファイヤーウォールは小型の焚き火台。1~2人程度の少人数で使うのに、ちょうどよいサイズです。また収納時は、プレートと支柱がピッタリと重ねられるように作られています。薄くコンパクトに収納できるので、携帯に便利です。大型の荷物を持って行けないバイクツーリングや電車移動でも、持ち運びしやすくなっています。

購入者の口コミ

地面は確実に汚れるので、対策は必須です!
「来た時よりも綺麗に・・・」が実行出来ない方には使って欲しくないですね(‘・Д・)」
耐久性も良さそうで、斬新なデザインがブッシュクラフトや軍幕テント等にとても良く似合う焚火台だと思います。(引用:Amazonカスタマーレビュー

「ファイヤーウォールプラス」はここがアップグレード!

ファイヤーウォールは今シーズン、ファイヤーウォールプラスに進化しました。これまでより使いやすく、実用的になったのです。もう「面白いだけ」なんて言わせません。ファイヤーウォール-003からファイヤーウォールプラスへの、改良点について解説します。

    【ファイヤーウォールプラス】

  • 素材:1.9mm厚SUS 304L(耐熱性ステンレス)
  • サイズ:本体外寸330x190x335mm・190x335mm(収納時) /グリルプレート外寸222x124mm
  • 重量:2.5kg

ワイドになって太い薪もOK!

 

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ファイヤーウォール-003の大きさは330×160mmでしたが、ファイヤーウォールプラスでは330×190mmになって、30mmワイドになりました。これまでより太い薪が使用できるようになり、薪割りの手間も省けます。

グリルプレート付属で調理が可能に!

 

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ファイヤーウォールプラスではグリルプレートが標準装備となり、調理が可能になりました。グリルプレートの取り付けは簡単!支柱の穴に2本のロッドを差し込み、グリルプレートをのせるだけです。支柱の穴は複数あるので、グリルプレートを取り付ける高さも調整できます。

中央の支柱をなくして簡略化!

 

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ファイヤーウォールプラスでは、ファイヤーウォール-003で採用していた中央の支柱を廃止し、パーツを簡略化しました。グリルプレートを除けば、本体の組み立てに必要なパーツはたったの3つだけ!これまでより更に構造が簡単になり、もう、焚き火台の組み立てに迷う要素は見当たりません。焚き火ビギナーでも、ほんの数秒で組み立てが可能です。

素材を薄く軽量化!

 

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ファイヤーウォールプラスになって、これまで2.4mm厚だったステンレスの厚みを、1.9mm厚に変更しました。焚き火台本体の軽量化を図ることで、グリルプレートやロッドを加えても極端に重量が増加することなく、全体重量を2.5kgに抑えています。

購入者の口コミ

収集癖があり、焚火台もいろいろと手を出しておりますがこれは素晴らしいです。
グリルプレートもちょうどよいサイズで、構造上薪が無駄にならず効率的に料理ができます。
割高に感じるかもしれませんが、これもスノピ同様一生使えると思います。(引用:Amazonカスタマーレビュー

ファイヤーウォールプラスを人気焚き火台と比較

 

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ファイヤーウォールプラスのスペックを、スノーピークの焚火台S、ユニフレームのファイアグリル、コールマンのファイアディスク、キャプテンスタッグのヘキサステンレスファイアグリルMなど、人気焚き火台と比較します。

使用時サイズ

メーカー 焚き火台 使用サイズmm
スポルテス ファイヤーウォールプラス 330×190×335h
スノーピーク 焚火台S(+グリル別売り) 285×285×205h
ユニフレーム ファイアグリル 430×430×330h
コールマン ファイアーディスク Φ450×230h
キャプテンスタッグ ヘキサステンレスファイアグリルM 300×265×220h

比較対象は、他メーカーの人気焚き火台の中から、グリルが付属または別売りで取り付けできるモデルで、できるだけファイヤーウォールプラスに近い小型のものを選びました。

重量

メーカー 焚き火台 重量kg
スポルテス ファイヤーウォールプラス 2.5
スノーピーク 焚火台S(+グリル別売り) 1.8(+1.0)
ユニフレーム ファイアグリル 2.7
コールマン ファイアーディスク 1.6
キャプテンスタッグ ヘキサステンレスファイアグリルM 1.8

スノーピークの焚火台Sは重さ1.0kgのグリルが別売りなので、その重量を加算すると合計2.8kgになります。ファイヤーウォールプラスは、ユニフレームのファイアグリルや、スノーピークの焚火台Sにグリルを追加するよりは軽いです。しかし重量の面でコールマンのファイアーディスクやキャプテンスタッグのヘキサステンレスファイアグリルには敵いません。手持ちで長時間移動するには、やや重いといえるでしょう。

収納時サイズ

メーカー 焚き火台 収納サイズmm
スポルテス ファイヤーウォールプラス 190×335
スノーピーク 焚火台S(+グリル別売り) 350×410×25
ユニフレーム ファイアグリル 380×380×70
コールマン ファイアーディスク Φ460×85h
キャプテンスタッグ ヘキサステンレスファイアグリルM 350×330×55

ファイヤーウォールプラスの強みは、収納のコンパクトさです。ほかのどの焚き火台と比べても、格段に小さいことがわかります。厚みの記載がありませんが、ファイヤーウォールプラスのパーツはすべて薄い板状であるためです。ここで取り上げなかったグリルなしの焚き火台には、もっとコンパクトになるものもあります。しかしその場合、調理用の道具を別で持って行く必要があるでしょう。ファイヤーウォールプラスは、グリルの取り付け可能な焚き火台としては、かなりのコンパクトさです。バイクツーリングなど、荷物の大きさを抑えたいソロキャンプに適しています。

ファイヤーウォールの注意点

ファイヤーウォール使用時の注意点についてまとめましたので、参考にしてください。

下敷き必須

 

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ファイヤーウォールの底面は網状になっているため、灰や燃えカスが下に落ちる構造になっています。ファイヤーウォールの使用時は、下に灰受用の下敷きを使いましょう。

グリルプレートは互換性なし

 

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ファイヤーウォールプラスになって装備されたグリルプレートには、ファイヤーウォール-003との互換性がありません。グリルプレートの単品販売自体がありませんが、どこかでグリルプレートのみを入手したとしても、ファイアウォール-003には取り付けできないので注意してください。

調理器具の熱伝導率

 

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ファイヤーウォールプラスではグリルプレートが標準装備となりましたが、鋳鉄製品など、熱伝導率の低い調理器具は非推奨となっています。ダッチオーブンや鋳鉄製スキレットなどの使用は避け、アルミ製品など熱伝導率の高い調理器具を使用しましょう。

風への耐性

 

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ファイヤーウォールは構造上、横風の影響を受けやすい傾向があります。風を受けにくいよう設置場所を工夫するとともに、周囲のものへの引火や焚き火台の転倒にも、十分注意しましょう。

まとめ

 

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焚き火台ファイアウォールは、ファイヤーウォールプラスへと進化しました。グリルが標準装備となったことで、個性的なだけでなく、他の焚き火台と比較しても引けを取らない実用性になったのです。収納のコンパクトさはピカイチ!バイクツーリングなどのソロキャンプにおすすめです。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。