安くても十分満足!初めてのボルダリングシューズ選び

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2016.11.25

引用:Unsplash
初めてのボルダリングシューズ選び。失敗したくありませんよね。ここではシューズの選び方と、コスパ抜群の買って後悔しないボルダリングシューズをいくつかご紹介します。まだボルダリングをしたことがない人も、何度かボルダリングをしてみてシューズを買いたいと思った人も、きっと気に入るシューズが見つかるはず。形から入るのも、実は上達するコツなんですよ。

ボルダリングシューズってどんなシューズなの?

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引用:写真AC
ボルダリングシューズとは、その名の通りボルダリングを行うためのシューズのことなのですが、実はクライミングに使うシューズとの違いがないため、クライミングシューズとも呼ばれています。とはいえボルダリングはクライミングと違いロープやハーネスを使わずに室内や低い岩山を登るスポーツなので、シューズもボルダリングに最適な種類を選ぶことが必要です。しかしそれは決して難しくありません。用途が特化されていないいわゆる「汎用的な」シューズを選んでおけば、必然的にボルダリングに最適なシューズになります。

ボルダリングシューズにはどんな種類があるの?

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引用:写真AC
ボルダリングシューズには大きく分けて「シューレースタイプ」「ベルクロタイプ」「スリッパタイプ」の3つの種類があります。シューレースタイプは靴紐があるタイプのもので、きつく締めることで高いフィット感を得られます。その反面ボルダリング中に紐が緩んだりシューズを脱ぎ履きするたびに紐の調整が必要なので毎回少し面倒です。
ベルクロタイプはシューズをマジックテープで止めるタイプのものです。脱ぎ履きもテープで簡単です。シューズは使っていくうちに多少ゴムが伸びてきますが、ベルクロタイプのものですとシューズが緩んできてもテープでの調整が簡単です。
スリッパタイプはマジックテープのベルトも、靴紐もついていないタイプのものです。それゆえ価格も安いのですが、伸びたりすると脱げやすくなってしまいます。
初心者はシューレースタイプとスリッパタイプの両方の長所を併せ持ったベルクロタイプを選びましょう。

ソールとトゥ。初心者はフラット&ストレートで。

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引用:写真AC
ボルダリングシューズにはさらにソールと呼ばれる靴底と、トゥと呼ばれるつま先の違いがあります。
ソールはグリップをよくするために滑り止めなどが付いていないのが一般的ですが、形状にはフラットとダウントゥとの2タイプに分かれます。ダウントゥはつま先がかぎ状にくるっとしており、土踏まずのあたりからクの字に曲がっています。フラットは平らな靴底です。ダウントゥは難易度の高い障壁に向いていますが、初心者はまずはフラットを選びましょう。技術をシューズで補うのはもう少し先です。トゥの形状としてはストレートとターンインがあり、ストレートはその名の通りまっすぐのつま先で、ターンインはつま先の中心が親指側に寄っているものを指します。ターンインは親指の先でホールドに足を引っかける際に便利ですが、やはり初心者はまずはストレートを選びましょう。

ボルダリングシューズの選び方

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引用:写真AC
なんとなくボルダリングシューズのことが分かってきたのではないかと思います。
おすすめは、
・マジックテープが付いているベルクロタイプ
・ソールはフラット
・トゥはストレート
ですが、それ以外にも注意する点があります。
シューズのサイズは少しきつめで構いません。使っていくうちに少し伸びてくることも考慮します。サイズは実寸を選びましょう。あまりきつくても快適なボルダリングを楽しめません。可能であれば店頭に行って一度履いてみるのが一番ですし、ボルダリングジムでレンタルシューズを履かせてもらうのもいいですね。自分の足にフィットすることが重要です。
安いシューズは、アウトレット店か、型落ちやサイズなしのセールを狙うのが一番です。ボルダリングジムのカウンターに残っている在庫だと割引が聞くかもしれませんし、中古でも気に入ればレンタルシューズを安く譲ってもらう手もあります。インターネットの通販サイトも割安になります。

おススメのボルダリングシューズはこれだ!

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引用:写真AC
筆者一押しのボルダリングシューズをご紹介します。一つ目はスポルティバの「タランチュラ」です。ソールが厚めにできており履きやすく初心者に最適です。エントリーモデルとなっていますが丈夫で長持ちします。サイズ感は実寸と同じぐらいなのできつめを買う必要はありません。その名の通り、蜘蛛と蜘蛛の巣のようなオシャレなデザインですが、エントリーモデルとは思えないほど機能性に優れています。次は同じくスポルティバの「カタナ」です。こちらもエントリーモデルですが、タランチュラと比べてシューズ全体が少し柔らかく出来ています。ソールもタランチュラに比べて柔らかめですのでホールドをしっかりととらえることができます。足幅はカタナの方が広いので幅広の足の方はカタナにした方が無難かも。またカタナは若干ゆったりしているので、タランチュラよりは少しきつめをお勧めします。
上記二つであれば、どちらを選んでも失敗はないでしょう。

いかがでしたか?エントリーモデルのボルダリングシューズは価格も安いものが多いのですが、その実基本はしっかり押さえておりボルダリングの練習には最適なのです。お気に入りのシューズを手に入れたら、早速ボルダリングジムに行ってみませんか?初めてでもスタッフが親身になって教えてくれますし、ジムに通っている方もいつもよりもムーブがやりやすいこと間違いなしです。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。