キャンプ用のケトルの選び方とおすすめ10選
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引用:pexels.com
キャンプ場で飲むコーヒー、インスタントだとしても美味しいですよね?非日常の世界を味わい尽くす上で最も重要なのは「火」と「水」。これが揃えばお湯が沸かせます。そして湯沸かしに欠かせないアイテムと言えばケトル。今回は最近のキャンプブームでおしゃれに変身したケトルを特集!おすすめのケトルとその選び方を紹介します。
キャンプ用ケトルとは?普通のケトルと何が違う?
キャンプ用のケトルと一般家庭用のケトルの違いは、お湯を沸かせる量と底面の形状の違いです。キャンプ用のケトルはバーナーに乗せてお湯を沸かすので、熱の伝導率が効率よく伝わるように作られています。また、容量も1Lほど沸かせる物が多く、効率的な湯沸かしを目的に作られている事が多いのです。
一方で家庭用のやかんは、ガスコンロに乗せてお湯を沸かすように作られていますので、野外で使うとなるとバーナーの周りに防風壁を作り、火が散らないようにしないとなかなか湧きません。小型のやかんも多くあるのですが、同じ容量のケトルでも、圧倒的にキャンプ用のケトルの方が湯沸かし時間が短いのです。
コンパクトで可愛い!でもデメリットも
キャンプ用のケトルがメリットが沢山あって日常でも使えそうなのですが、デメリットもあります。キャンプ用のケトルは、持ち運ぶために取っ手が収納できたり、コンパクトになったりする物も多くありますが、火に掛けると取っ手部分まで加熱され熱くて持てなくなります。熱効率が良すぎて、家庭用コンロだと焦げたりする原因にもなります。おしゃれで可愛いのですが、あまり家庭用には向いていません。
キャンプ用ケトルの選び方は?
キャンプ用のケトルの選び方のコツは「容量」と「使い方」です。それぞれどう選んでいいのか紹介していきます。
選び方のポイント「容量」
お湯を沸かす時に「どのくらいの量を沸かすのか?」が重要ですよね?
少なすぎても足りないし、多すぎると湧くまでに時間がかかる…そうなるとキャンプ用のケトルは、自分が参加するキャンプの人数によって容量を決めたいものです。
3人か4人だと1リットルの水やお湯はあっという間になくなります。また逆に、ソロで行く場合に4リットルも沸かせるケトルを持っていったら荷物にしかなりません。キャンプ用のケトルは大きくても3Lくらい、ソロだったら1L沸かせるケトルで十分です。
選び方のポイント「使い方」
お湯を沸かすだけに思えるケトルですが、そのお湯を何に使うのかも選び方のポイントになります。ただ沸かしてインスタントラーメンを食べるのか、ちょっと凝ってコーヒーをドリップする等、使用の目的に合わせて選ばれると間違いは少なくなりますね。
上記のポイントをまとめて、どのシュチュエーションで何を選べばベストかといいますと、ソロならコンパクトで軽量なケトル、ファミリーで使うなら容量の大きいケトルとなります。そこを踏まえてそれぞれのシュチュエーション別でおすすめのアイテムをセレクトしてみました。
ソロキャンプでおすすめのケトル3選
ソロキャンプで使うなら、容量は大きくなくても十分な機能を持ったケトルを選びたいですよね?今回紹介するのは軽量、コンパクトな3アイテムです。
サイズ:本体/径15.1×7.1cm
容量:0.60L
重量:187g(207g/スタッフバッグ含む)
ソロでも持ち運びが便利なコンパクトケトルです。容量こそ600mlと小さめですが、熱伝導に優れたアルミ製で表面には傷に強い塗装が施してあります。ソロキャンパーに人気の1台です。
クッカーにもなる寸動形のケトルです。ソロキャンプならこれ1台あれば、お湯だけでなく料理も作れる優れものです。
ケトルの直径:14センチメートル/5.5インチ
ケトルの重量:195グラム/6.9オンス
熱効率を最大限に考え抜かれたコンパクトなケトルです。ケトル底面に施された複雑なデザインが、バーナーからの熱を効率よく中に伝えてくれます。ソロキャンパーで登山目的ならこちらがおすすめ。
ツーリングキャンプでおすすめのケトル3選
バイクツーリングでケトルを持っていこうと思うとかなりアイテムが限定されてしまいます。しかし最近のブームによって薄くコンパクトなケトルが多く発売されているのです。そんな便利ケトルを3アイテム集めてみました。
総重量:(約)400g
容量:(約)1L
サイズ:(約)幅21×奥行14.5×高さ13.7cm
収納サイズ:(約)幅21×奥行14.5×高さ5.8cm
鮮やかなライムグリーンが目を引くシリコン製の縦長ケトルです。なんとケトルなのに折りたたんで収納できます。仕舞寸法が薄くなるため、バイクツーリングでキャンプも楽しみたい人にはイチオシのアイテムです。
こちらも折りたためるシリコン製のケトルです。最近のキャンプブームでこの手のアイテムが増えてきましたね。容量はロゴスのケトルに比べて少しだけ多い1.2L。仲間とツーリングに行くならこちらがおすすめです。
収納時:12.9×10×20.2cm
容量:500ml
電気式のケトルでもたためるシリコン製の物がありました。こちらなら電気が使えるキャンプ場やコテージで手軽に使える上、バーナーを持ち歩かなくていいため荷物が減ります。テント泊ではなくコテージ泊でバイクツーリングに行かれる方におすすめです。
ファミリーキャンプでおすすめのケトル4選
ファミリーキャンプは特に容量を重視したいですね。でも荷物になるのは間違いないので、なるだけコンパクトに持ち運べるケトルを集めてみました。
専用の器具を使えば、焚き火台の上に吊るしてお湯を沸かすことができる大型のケトルです。クラシックな形状で、ステンレス製のため高火力にも対応できます。大人数でワイワイやる時におすすめなアイテムです。
質量: 750g
容量: 1.6L
材質: 本体:ステンレス、蓋:ステンレス、取手:耐熱フエノール樹脂、トレーナー:ステンレス
四角いシルエットのおしゃれなケトル。ステンレス製のためこちらも高火力に対応できます。また、底面が広いため効率よくお湯が沸かせて便利。専用の茶こしがあるのでお茶を淹れたりもできますよ。
重量:429g
素材:18/8ステンレス
内容:1Lケトル、414ml ボウル、414ml E VAフォーム付マグ、マグ蓋、テレスコーピングスポーク、スタッフサック
ケトルと写真の付属品が付いた万能ケトルです。開口部が大きいためレトルト食品などを温めるのにも最適。小物をケトル内に収容できるためコンパクトに持ち歩くこともできます。
軽くて使いやすいアルミ製ケトルです。表面を傷が付きにくい塗装が施されていて、丈夫な作りになっています。こちらのメーカーの別売りクッキングセットを内蔵できるため、ファミリーキャンプ活躍してくれます。
もはやケトルはキャンプで必需品だ!
キャンプ用のケトルの選び方と用途別でおすすめのケトルを10点紹介しました。いかがだったでしょうか?キャンプ用のケトルは、ソロからファミリーまで幅広いシーンで活躍するアイテムです。また、防災の観点から見てもキャンプ用のケトルは大変使い勝手がよく、重宝されています。選び方にも書きましたが、「容量」と「使い方」に注意して長く使えるものを購入するようにしてください。
画像引用:Instagram 他
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。