立山のまとめ一覧

立山について

立山は日本の北アルプス北部に位置する立山連峰の主峰であり、中部山岳国立公園を代表する山です。標高3003mの雄山、標高3015mの大汝山、標高2999mの富士ノ折立の3つの峰の総称でもあります。また劔岳と並んで、日本で数少ない氷河の現存する山です。その氷河は雄山の東側斜面にあり、全長約700m、面積0.1㎢の大きさです。そんな立山は冬季にはシベリアから吹く寒風により、日本海で発生した水蒸気が運ばれ、立川の山々にぶつかることで大量の降雪をもたらせ、世界有数の豪雪地帯でもあります。最低気温が氷点下20度を下回るので、冬季の登山は一般人は禁止されています。しかし自然は非常に多く、タテヤマリンドウやタテヤマウツボグサなどを見ることができます。さらに立山は自然保護のため全国的に早い段階でマイカー全面乗り入れ禁止にしており、できるだけ自然を傷つかないようにしています。冬季の立山では、道路の両側に10mから20mの高さの雪の壁、通称「雪の大谷」が現れ、特定の期間のみではありますが、車道の片側を遊歩道として開放して、歩きながらこの景色を見ることができます。立山の登山は3000m級の山々の中では、比較的古くから山を登る習慣がありました。現在では立山室堂山荘と一の越を経由して、雄山神社まで往復するルートが最も利用されており、人気が高いです。周辺にはホテルや山小屋などの宿泊施設が数多く点在しているので、安心して登れるという点も人気の秘密です。現在でも多くの登山者が連休などの際に訪れており、外国人観光客も増えてきているので、今後さらに注目されていく山の一つでしょう。 引用:https://flic.kr/p/5vQHRc