六甲山のまとめ一覧

六甲山について

六甲山は兵庫県の南東部に位置する神戸市にある山塊のことを指します。瀬戸内海国立公園の区域に指定されており、日本三百名山の一つに数えられてます。一般に六甲山は大証の山を含む六甲山系全域を指しており、最高峰は六甲最高峰と称されています。特徴としては、山系は南北に狭く、東西方向に長さ数十kmにわたり市街地の北側直近に迫っています。最高峰の西にある灘区六甲山町の六甲有馬ロープウェー「六甲山頂駅」から摩耶山山頂近くの摩耶ロープウェー「星の駅」にかけて、多くのホテルや施設が集まっており「山上の街」として知られています。そんな六甲山ですが、登山の歴史は古く1874年に3人の外国人パーティーがピッケルなどを用いた近代登山を日本で初めて行った山と言われています。1910年には日本初の社会人山岳会である神戸徒歩会が結成されるなど、日本の近代登山の始まりの山と言っても差し支えありません。そんな六甲山の登山は無数にありますが、その中で最も基本的なのが魚屋道と呼ばれている道です、これは古くから使われてきた横断路であり、阪神側から有馬温泉へと抜ける最短の道です。全長は12km。他にも主要な道はありますが、気を付けなければならないのが、遭難による事故です。市街地から近いため手軽に登山が楽しめる山としても知られていますが、ルートによっては急峻な場所もあり、毎年のように六甲山での遭難事故が起きています。滑落や転落、道に迷うことによる遭難事故が多く、きちんとした準備をしなければなりません。そしてきちんと準備をして山頂にたどり着けば明石海峡大橋や淡路島などを一望できる絶景が待っています。夜景は日本三大夜景に数えられており「神戸1000万ドルの夜景」と呼ばれています。もし兵庫県による機会があれば、是非登っておきたい山ですね。 引用:https://flic.kr/p/jjUxDQ