登山に使える水筒の種類とは?選び方のポイント特集

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2017.04.10

引用:pixabay
登山において水分補給はとても大切です。最初はペットボトルで十分でしょうが、毎回買い換えるのは手間がかかります。登山に少しでも慣れてきたなら水筒を用意することがオススメです。登山する山の種類や、時期に合わせて、最良の状態で水分補給することを可能にしてくれます。また、デザインも豊富で登山の楽しみも増すと言えるでしょう。今回は、登山のオススメの水筒の種類や、選ぶ際のポイントに関してまとめてご紹介します。

登山に使える水筒の種類とは?使い分けもオススメ!

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一口に水筒と言っても、様々なタイプが存在します。水筒の種類は主に4つです。

①ハードボトル
登山の水筒としてイメージが定着している、ステンレスやアルミ製の水筒です。頑丈で比較的軽量な部類に入るので、初心者も使いやすいと言えます。メタリックでスタイリッシュな見た目も人気が高いです。保温性は高くないですが、ボトルを冷凍庫や冷蔵庫に入れておけばとても冷えるので、夏場に重宝します。

②プラボトル
プラスチック素材の水筒です。軽量で、壊れにくいというメリットがあります。ハードボトルに比べれば強度は劣りますが、簡単には壊れないので扱いやすいです。耐熱性に優れた商品なら、100℃のお湯にも耐えられます。色やデザインも豊富なので、持っていると楽しくなる水筒と言えます。

③ソフトボトル
フィルム状のビニール素材を使った水筒です。水筒というより点滴の袋のように見えます。非常に軽量であり、使用後は折りたたんで収納することが可能です。柔らかいため持ちにくく、洗いにくいという欠点があります。

④保温・保冷ボトル
雪山のようなハードな環境下でも高い機能性を発揮してくれる頼もしいボトルです。特定の目的の為に、1本持っておくと便利と言えます。

機能やデザインを考慮して、まず1つ使いやすい水筒を持ち、慣れてきたら登山する山の状態や季節・天候に合わせて使い分けできるように複数持っておくとなお便利と言えます。

登山で使う水筒の選び方の3つのポイント

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引用:sangakunote.com
登山の水筒を選ぶ際のポイントを3つにまとめてご紹介します。

①用途
水筒を使う場所や時期を考慮するようにしましょう。自分がよく登るタイプの山に適した水筒を選ぶと使い勝手がよく重宝します。厳冬期は特に水筒が必須です。保温ボトルを選んで使うようにしないと、中身が凍ってしまい肝心な時に水分補給ができないこともありますので注意しましょう。

②容量
登山の行程を考えて、最適の容量を選ぶようにしましょう。0.6~1Lくらいの容量があれば、500mlのペットボトルの中身が余裕を持って入れられます。移し替えも楽です。飲水としてだけでなく、料理の際の水として持っていきたい時は量も多くなりますので、軽量なプラボトルがオススメと言えます。

③飲み口の大きさ
飲みやすさは登山をする上で意外と大切になってくるポイントです。水筒に慣れていない人は、できるだけ広口のタイプを選ぶと、飲みやすくまた使用後に洗いやすいので便利です。夏場は氷を入れることもできます。ただし、熱が逃げやすく零してしまった場合大量に溢れてしまう可能性があるので注意しましょう。

自分にとって使いやすい水筒を持っておくと、登山の際に非常に助かります。ポイントに注意して、自分に合った水筒を選ぶようにしましょう。

水筒よりハイドレーションやペットボトルが便利?

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引用:amazon.co.jp
行動中に機能的に水分補給をしたいなら、ハイドレーションを使うという方法もあります。1988年にアメリカで開発されたハイドレーションは、フィルム状のソフトボトルに吸水チューブがついた形状のものであり、歩きながら直に水分補給することができます。簡単に給水できる上に、コンパクトで軽量であることから、登山の際に使っている人も多く見かけるようになりました。確かに便利なアイテムですが、注水時に破れやすいなど初心者にはやや使いにくいと言えます。ガッツリ登山をしたい上級者向けのアイテムと言えるでしょう。水筒に慣れてきてから視野に入れると良いアイテムではないでしょうか。

水筒を使わないでペットボトルで十分という人もいます。確かに、ペットボトルでも水分補給をすることはできますが、ハードな環境下では、凍ってしまったり耐久性に乏しいというデメリットがあります。また、1回毎に買い換える必要があるので、エコとは言えないでしょう。登山の楽しさをより深く味わう為にも、専用の水筒を持つことがオススメと言えます。長い行程のルートに挑む時は、1つの容器でたくさんの水分を持っていくのは大変になってしまいますので、専用の水筒+ペットボトルというように小分けにして持っていく方法も有効です。自分にとって使いやすいアイテムを使いこなすように意識してみましょう。

水筒であなたらしい登山スタイルを演出しよう

登山関連のアイテムの中でも、水筒は比較的買いやすいものと言えます。機能や使いやすさを考慮して水筒を選んでみたり、気に入ったデザインの水筒を持つようにするなど、複数持っておく方法もオススメです。選ぶ毎に徐々に自分なりの選び方のポイントが確立されるので、さらに目利きできるようになります。水筒などの小物からあなたの登山スタイルを仕上げていくことも可能です。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。