【ソロキャンプの魅力を満喫】ソロテントの選び方やおすすめのテント7選をご紹介!

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2024.10.15
ソロキャンプ おすすめ

ソロキャンプの魅力

自由に好きな場所でテントを張り、自分だけの空間を作れるソロキャンプ。

友人や家族と一緒にアウトドア料理を作ったり、焚き火を囲んで話すグループキャンプも楽しいですが、ソロキャンプでは、テントの設営、焚き火、調理などを全て自分一人で行い、「キャンプそのもの」を堪能できます。

そんなソロキャンプを安全・快適に行うために、一番大切なのがソロテント(1人用テント)です。

  • 設営しやすい
  • 1人で持ち運びできる
  • 居心地がいい

など、さまざまな要素を満たす製品を選ぶことが重要。しかし、ソロテントにはさまざまな種類があるため、選ぶ際に迷ってしまうこともあるでしょう。

そこでこの記事では、ソロテントの種類・選び方のポイントとともに、おすすめのソロテントをご紹介します。

ソロテントの種類

ソロテント(1人用テント)の種類を把握し、メリット・デメリットを知ってから、自分の望むキャンプスタイルに合ったものを見つけてください。

種類①ドームテントは初心者におすすめ

「ドームテント」とは、設営するとお椀や料理のボールを逆さに伏せたような「半球」の形になるテントです。

丸みのある外形のため風を受け流しやすく、天井がほぼ同じ高さなのでデッドスペースができず、空間を広く使えます。

基本的に2本のメインポールをクロスさせ、ポールのしなりを利用してテント生地を持ち上げる構造。ペグで留める必要もないのでソロキャンプ初心者でも簡単に設営できるでしょう。

ただし、一人で設営するときは力は必要で、収納時にかさばるのが難点です。

種類②ワンポールテントは設営が簡単で見た目がおしゃれ

「ワンポールテント」とは、その名前の通り、中心に1本のポールを立ててテント生地の裾を地面にペグダウンします。

「とんがり屋根」の形になり、ルックスが個性的でおしゃれなのが特徴。自分のサイトを写真撮影してSNSにアップしたい人にもぴったりです。

ポールが1本だけなので、設営・撤収は簡単。パーツが少なくコンパクトで持ち運びがしやすいので、荷物を軽くしたいソロキャンプに最適です。

ただし、天井が高い部分から裾に向かって斜めになっているため、テントの隅にデッドスペースが生じ、狭く感じることがあります。また、出入り口が斜めのため、雨や風が入り込みやすい点も注意が必要です。

キャノピー(ひさし)付きのものを選ぶと、雨や風の影響を軽減できます。

種類③パップテントは無骨なルックスが人気

「パップテント」とは、もともと多くの国の軍隊で使用されていたものです。

タープのようにシンプルな形状で設営や撤収も簡単、収納時はコンパクトになるため、ソロキャンパーに人気があります。

また、フルオープンにしてその下で焚き火をしたり、フルクローズにして中で休んだり、片面だけを跳ね上げてタープのようにしたりと、さまざまな設営バリエーションが楽しめるのが魅力です。

ただし、テント内は地面が剥き出しの状態になります。中で寝転んだり眠ったりしたい場合は、グランドシートやコットが必要です。

種類④ワンタッチテントは設営が簡単

「ワンタッチテント」とは、大きなワンタッチ傘のようにテント生地と骨組み(ポール)が一体化しているので、広げるだけで設営できるテントです。

ポールをスリーブに通すなどの手間がなく、袋から出して持ち上げるだけでスピーディーに立ち上がり、力もあまり必要としないため、初心者でも簡単に設営できます。

リーズナブルなのも魅力ですが、安過ぎる製品は強度が弱く壊れやすいこともあるので注意してください。

また、基本的にシングルフォールの製品が多く、オールシーズン使用するならフライシートが必要でしょう。

ソロテントの選び方

ここからは、購入後に後悔しないように選び方のポイントを解説します。

選び方①サイズは「+1人」の大きさを選ぶと◎

ソロキャンプの時間を快適に過ごすためには、「サイズ選び」も重要です。

テントの中に全部荷物を収めても、ゆっくりと手足を伸ばして開放感を味わいつつ眠りたい人は、「人数+1人」用のサイズを選ぶのがおすすめ。

ソロキャンプなら2〜3人用のサイズを選んだほうが、荷物をテント内におさめても窮屈さを感じずに過ごせるでしょう。

選び方②テントの構造は2種類

テントの構造は、主に「シングルウォール」と「ダブルウォール」の2種類に分かれます。

-シングルウォール

シングルウォールとは、その名の通り「1枚の壁」で構成されるテント。テント生地部分が1枚だけなので、防水生地や防水加工を施した素材を使用していているのが特徴です。

ダブルウォールのように、上からもう1枚生地(フライシート)を被せる必要がないため、設営&撤収も楽でコンパクトに収納できるのもメリット。

軽量なのでソロキャンプのように荷物をできるだけ軽くしたいときには便利です。

ただし、本体1枚だけなので前室が作れず、靴などの荷物を置く場所がないために、全部テント室内に片付けなければなりません。

寒い季節は、外側の冷えた空気と内側の暖かい空気の差が大きく、換気をしても内側に結露が発生しやすいのも難点です。

-ダブルウォール

ダブルウォールテントは、シングルウォールテントの上にもう1枚「フライシート」を被せるため、2重構造になります。フライシートを利用して出入り口に前室スペースを作ることができ、靴などを置くスペースを設けられて便利です。

壁が内側と外側の2重構造のために、結露もできにくいです。ただし、シートが2枚になるため、設営や撤収に時間がかかり、荷物がかさばるのが難点です。

ソロキャンプでは、

  • 設営と撤収に時間をかけたくない
  • 荷物を軽くしたい

という人には不向きです。

選び方③コンパクトに収納できて軽量のテントを選ぶ

ソロキャンプの場合は、できるだけ荷物はコンパクトにまとめて軽量にしたいものです。

キャンプ場までの交通手段が車で、キャンプサイトのすぐそばまで車を乗り付けられる場合は、多少重量があり大きめのソロテントでも、「快適さ」「ゆとりのある大きさ」を優先してもいいでしょう。

しかし、バイク・自転車・徒歩のソロキャンプの場合は、テントが大きくて重いと大変。軽量でコンパクトなタイプを選ぶのがおすすめです。

選び方④さまざまな季節に対応した機能性の高いテントを

季節に関係なくソロキャンプを楽しみたい場合は、耐水性・耐熱性・防風性・通気性・遮光性などに優れ、オールシーズン対応している機能性の高いテントを選びましょう。

オールシーズンでキャンプを楽しみたい方は、以下の機能があると安心です。

  • 虫の侵入を防ぐメッシュ窓
  • 風を吹き抜けさせるためのベンチレーション機能
  • テントの裾から侵入する冷気を遮断するスカート

選び方⑤素材はポリコットン(TC素材)がおすすめ

TC素材は、ポリエステルとコットンの混紡素材です。

通気性・透湿性に優れ、結露ができにくく、遮光性が高いのがメリット。また、火の粉に強いため、ソロキャンプの醍醐味「焚き火」を楽しみたい人にも最適でしょう。

ただし、ポリエステルと比較すると雨に弱く、コットンが入っているので重くなります。撥水コーティングをしている製品がおすすめです。

おすすめのソロテント7選

ここからは、ソロキャンパーにおすすめのテントを紹介します。厳選したテントの特徴などを解説しているので、参考にしてください。

TOKYO CRAFTS/ダイヤフォートTCソロテント

​​タープとハップテントを掛け合わせたような、個性的でシャープなフォルムが特徴のソロテントです。

居住空間が広く大人が立てる高さがあり、開放感も抜群。全面のパネルは切り替え可能で多様なアレンジが効きます。

機能的なTC素材を採用し、オールシーズン使用できるタイプです。床部分がないので、コットや専用グランドシート、インナーテントを持っていくと快適に過ごせます。

TOKYO CRAFTS/モントープ

独創的な形をしているソロ〜デュオ向けのテントです。一見ハップテントのように見えますが、前方だけではなく後方もポールを入れて立ち上げるために、室内は「箱型」になりデッドスペースができず広々使えます。

最大の特徴は、左右の壁・前面・天井など、さまざまな部分がメッシュ窓になること。

フルメッシュにして大自然の空気や風を感じたり、夜は天井をオープンにして寝転びながら星空を眺めたりと、自然と一体になったような気分を味わえます。

BUNDOK/ソロティピー

ポール1本で設営できるワンポールテントです。フライシートを被せるダブルウォール構造なので、テントの前にリビングスペースができ、室内を広く使えるのが魅力。

夏は涼しく冬は暖かく、通気性・耐熱性に優れるTC素材を使用しているためオールシーズン使用できます。インナーテントの後方は取り外し可能なメッシュを使用しています。

モンベル/マイティドーム1

鮮やかなイエローが目を惹く、シングルウォール構造の山岳用ドーム型テントです。

防水透湿性に通気性を持たせた高機能素材ブリーズドライテック®プラスを使用。春から冬まで使用できます。

世界最高レベルの軽量・コンパクト性を実現しているので、ソロのツーリングテントには最適でしょう。

DOD/ソロソウルウォウウォウ

開放感のあるソロキャンプ用のシェルターテントです。四角形にペグダウンしてポールを入れるだけで自立する設営しやすい構造が特徴です。

TC素材を使用しているので、テントの近くで焚き火を楽しめるのも魅力。前後部分の壁は全て開閉でき、オープンタープに近い感覚で過ごせます。

ogawa/ステイシーST-II

ogawaのロングセラーで、2004年に初登場して以来ソロキャンパーから絶大な人気を得ているコンパクトドーム型テントです。

設営も簡単で、広いキャノピー(ひさし)が付いているので、チェアとテーブルを置いてもゆったりと過ごせるリビングスペースが作れます。

タープを持って行く必要がなく、ソロキャンパーにはぴったりです。

テンマクデザイン/サーカスTC コンフォートソロ

「ソロキャンプに最適なサイズ」を追求したテンマクデザインの自信作。最高点の高さは230cmあるために、立ったままで着替えができます。チェア・テーブル・コットなどを置いても一人なら余裕で過ごせる広さ。

抜群の遮光性と通気性を兼ね備えたTC素材を使用しているので、夏は涼しく冬は暖かい空気を逃しません。オールシーズン使えるソロキャンプ用テントです。

理想のソロテントを入手してキャンプを楽しもう!

まとめ

大自然の中の一人時間を堪能するのであれば、快適に過ごせるソロテント(1人用テント)は慎重に選びたいものです。

自分のソロキャンプスタイルにぴったりな製品を選んで、より充実したひとときを楽しんでくださいね。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。