ソロキャンプを必要最低限の装備でサバイバルに楽しむ方法

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2018.10.09

引用:pixabay
近年、キャンプブームは波に乗り、全国でキャンプを楽しむビギナーも続々と増えています。各アウトドアメーカーも毎年新しい製品を展開し、よりお手軽にキャンプが楽しめるよう提案しています。しかし、中には最低限の装備だけでキャンプを楽しみたい人やブッシュクラフトに憧れる人もいますね。そこで、今回はソロキャンプを必要最低限の装備でサバイバルを楽しむ方法をご紹介したいと思います!

ソロキャンプがやりたくなる心理とは

ソロキャンプの心理引用:pixabay
気の合う仲間や家族とワイワイとはしゃぐキャンプも楽しいのですが、それと同時に一人で気ままに楽しむソロキャンプも人気があります。筆者もキャンプ場に行くと、ソロキャンプを優雅に楽しんでいるお洒落な人をよく見かけます。話す相手も居ない、一人だけのキャンプは寂しい気もしますが、人は何故ソロキャンプがしたくなるのでしょうか。

荷物が軽くて少ない

ソロキャンプは自分が必要とする道具を準備するだけなので、比較的荷物が少なく軽量になります。自分が使わないなと思ったら家に置いていけばよいのです。テントも大きな物を必要としないので、小さくて軽いテントで事が足りますし設営も簡単。食料品や水も自分の分だけで済みます。

自分だけの時間を持てる

自分の時間引用:pixabay
日頃は仕事や学校などで人と接することが多い現代人。たまの休日も家では用事を頼まれたりしてゆっくりできないという人も居るのではないでしょうか?キャンプは非日常を楽しむアウトドアです。日頃の喧騒から逃れ、他人に気を使うことなく、自分の思いどおりに動けるソロキャンプはストレス解消にもなり、ただ黙って揺れる焚火の炎を眺めるだけでも心が落ち着いてきます。

お洒落なキャンプを楽しみたい

筆者が見たソロキャンパーで、とてもお洒落で憧れる人が居ました。明るいうちに薪を割り、辺りがうす暗くなる夕刻に焚火を始め、ヘリノックスの背の低いチェアにゆったりと腰を落ち着け、グラスを傾けながら焚火を楽しむ男性。とても格好良く、お洒落に感じました。テーブルも一枚板の天然木で、盛り付けてある料理がより一層美味しそうに見えました。男性でも女性でも、今はお洒落なソロキャンプを楽しむ人が増えているんです。

女子だってソロキャンプしたい

女子キャン引用:pixabay
オシャピク(お洒落ピクニック)の次が、お洒落ソロキャンプです。インスタ映えするソロキャンプを目指す女子が今、とても多いんです。テントも可愛いティピー(ムーミンに登場するスナフキンが使用しているような三角形のテント)をチョイスしたり、ガーランドやアンティークな照明を飾ったりとアイデアが満載!下に敷くマットも北欧を想像させるお洒落で可愛いマットを使用して、カナッペやパスタ、アヒージョにワインなどを添えて、大人お洒落なソロキャンプを楽しんでいます。

このように、それそれ自分のイメージする理想のキャンプをしたくて、ソロキャンプに人気が集まるのかもしれません。

ソロキャンプに必要な最低限の装備をコレ

ソロキャンプに必要な道具引用:pixabay
アウトドアメーカーでは、ソロキャンプを楽しむための便利グッズも数多く展開されているのですが、徐々に増えていくキャンプグッズに反比例して、慣れてくると装備を減らしたくなってくるから不思議です。始めは便利だからと使っているのですが、意外と無くても何とかなると分かるようになります。そして、装備が厳選され、最低限必要な物のみがキャンプに同行するようになります。ではソロキャンプに必要な最低限の装備を考えてみましょう。

ナイフ

オピネルやモーラナイフなどに人気が集まっていますが、ナイフはソロキャンプには欠かせません。木を削ったり、調理をしたり、ロープを切ったりと大変重宝します。キャンプに行く前に研いで切れるように手入れすることをお忘れなく。

モーラ・ナイフ Mora knife Companion Heavy Duty MG
モーラ・ナイフ Mora knife Companion Heavy Duty MG
ブレード素材:カーボンスチール ハンドル素材:ラバー
刃体の長さ:約10.4cm 全長:約22.4cm 刃厚:約3.2mm
重量:約101g(ナイフのみの重量)
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!

タープまたは布

タープ泊引用:pixabay
サバイバルキャンプやブッシュクラフトなど、より自然に近いキャンプを楽しむ人は、便利なワンタッチテントなどは使いません。一枚布であるタープや厚めの帆布などを利用して、テントやハンモックを作ります。

ロープ

タープなどでテントを作る際に利用します。木と木の間にロープを渡し、タープを引っかけて屋根にする人や、ハンモックにする人が居ます。また薪集めの際にロープで縛って運んだり、アイデア次第で色々と使える道具になります。

軍手や手袋

火ばさみやミトンなどの便利グッズを持たないサバイバルなソロキャンプでは、厚手の軍手があると直火で熱した石や、焼いて調理した物を取る際にヤケドの心配がありません。

タオル

怪我をした際に患部に巻いたり、暑い日の日よけとして使ったり、川で魚を掬ったりと、1枚あるだけで色々な用途に使えます。もちろん顔を洗った時にも使いますよね。

水筒や浄水器

運よく湧水や清水が見つかった時は、水筒に入れて持ち運び、調理などに使いましょう。なかなか綺麗な水が見つからない時は、汚染物を濾過出来る水筒を利用すると安心です。生水は寄生虫が居たり、煮沸しても死滅しない菌などが居ることがあるので注意が必要です。

鍋またはフライパン

最悪無くても、釣った魚を木の棒に刺して火で炙るなどの方法も可能ですが、鍋かフライパンがあれば調達した材料の調理が楽になります。もちろんサバイバルに慣れている人は、竹などを利用して、ご飯を炊いたり、調理してもOKです。

焚火の薪に使う斧引用:pixabay
焚火用の薪を作ったり、切り出す際に利用します。ナイフでは切れない大きめの木材も加工ができるので、1本あると重宝します。

火熾し道具

より原始に近いスタイルを楽しみたい方は、キリモミ式などで火を熾しても良いのですが、慣れないと火はいつまでたっても熾せません。その代わり、ファイアースターターや火打石などを装備に加えれば、ライターやマッチに頼ることなく火を熾すことができ、サバイバル感を味わうこともできます。

ハッカ油

ハッカ油は虫よけや、暑さ対策に利用することができます。サバイバルキャンプを楽しむ場所は、蚊やハチなどの危険な虫も居ますので、ハッカ油を上手に利用しましょう。

ハッカ油P 20ml
ハッカ油P 20ml
内容量:20ml
サイズ(外装):35*35*75(mm)
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ソロキャンプをサバイバルに楽しめるおすすめの場所

魚釣り引用:pixabay
ソロキャンプをサバイバルに楽しめる場所として、おすすめは小川が流れている山林です。山には豊富に木材があり、カラカラに乾いた木材は焚火にうってつけです。また、川で水を確保することもできますし、釣りを楽しむことも可能です。但し、崖がある危険な場所は避け、山の所有者に許可を得てから入山してください。

サバイバルビギナー向け

サバイバルなソロキャンプは憧れだけど、ガチのサバイバルはちょっと…という人には、各地にある無料のキャンプ場をおすすめします。「無料」という点がポイントです。有料のキャンプ施設は設備や整備が行き届いていることが多く、ファミリー層も多いので、サバイバル感には少し物足りなさを感じます。無料のキャンプ場は最低限(トイレや水場など)は管理されていますが、後は基本的にルールを守れば比較的自由です。サバイバルソロキャンプ初心者には安心な候補地ですね。

自分なりのスタイルを見つけよう

引用:YouTube
芸人のヒロシさんが最近、ソロキャンプがきっかけで再ブレイクしていますが、そのヒロシさんもソロキャンプを始めたころは、「一人はつまらん!!」と豪語していました。今では、ほぼソロキャンプがメインです(笑)。

始めは一般的なキャンプグッズを使っていましたが、無骨なキャンプスタイルに憧れ、最近では少ない装備で野性味溢れるソロキャンプを楽しんでいます。こだわりはDD社のタープとハンモック。それと米軍使用済みの放出品です。調理が苦手なヒロシさんは、ただ肉を焼くだけ、煮るだけの簡単料理ですが、火を熾すときは火打石で、のんびり自分のスタイルでキャンプをしています。皆さんも自分なりのサバイバルソロキャンプを見つけて楽しんでくださいね☆

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。