多機能な時計を活かして登山をより楽しもう!
引用:sakidori
時計と言えば時刻を知るものですが、最近の登山に活用される時計には、様々な機能が集約されており、非常に便利に進化しています。高度計や温度・気圧計はもとより、コンパスやGPS機能など、登山者をサポートしてくれる嬉しい機能が満載です。多機能な時計を腕に付けて、登山をより楽しみませんか?今回は、時計を選ぶポイントと合わせてオススメの時計をご紹介します。
登山に使う時計を選ぶポイントとは?
引用:pakutaso
登山に活用できる時計の種類や数はどんどん増えてきています。それに伴って、どれを選んでよいか迷うという方も多いでしょう。
登山に使う時計を選ぶ一番のポイントは「正確性」です。山の環境は、平地とは異なります。平地なら身近にたくさんの時計がありますから、もしズレていてもすぐに気付けますが、山ではそうはいきません。時刻やコンパスなど多機能であっても、正確性が伴わなければ命取りです。時計を選ぶ時は、まず正確性に信頼がおけるメーカーのものを選ぶようにしましょう。
デジタル表示か、アナログ表示かもポイントになります。自分にとって使いやすいものを選ぶと良いでしょう。高い視認性があるものの方が便利です。これは個人差がありますので、比較検討しながら決めていくことがオススメできます。もちろん、複数所持して山の状況や登山スタイルに合わせて使い分ける方法も有効です。
商品によって搭載されている機能も色々あります。自分の欲しい機能が兼ね備えられている時計を選ぶと重宝します。選ぶ前に自分にとって必要な機能と同時に、不必要な機能も見極めておきましょう。搭載されている機能数が多くても、自分があまり使用しないものであれば結局活用する機会が少なくなります。要不要を見極めておくと、選ぶ時に迷いを払拭しやすいです。
登山にオススメのメーカーと時計を大紹介!
登山のお供にオススメできる、メーカーと時計を厳選して3つにまとめてみました。
①SUUNTO(スント)
フィンランドで誕生したスントは、言わずと知れた世界的な時計メーカーです。正確性と多機能性を併せ持ったアウトドアウォッチをいち早く世に送りだし、今も世界中から支持されています。
中でも人気モデルとなっているのが「コア」です。シンプルデザインながら、気圧計、コンパス、高度計などをバランス良く搭載しており、広くアウトドアファンから愛されています。
②SEIKO(セイコー)
日本のメーカーであるセイコーの時計も支持されています。正確性が高く、シンプルながら使いやすいデザインも魅力的です。
冒険家である三浦豪太氏が監修した人気モデル「アルピニストSBEB031」は特にオススメと言えます。実際に登山で使う人のことを考え抜かれた設計で、使い勝手が良いです。
③CASIO(カシオ)
こちらも日本のメーカーであるカシオの時計も信頼がおけます。タフで正確なラインナップが揃っており、登山時の頼れるパートナーです。
多機能な「プロトレック Triple Sensor」もオススメできます。カッコイイデザインも魅力的です。
登山は時計ではなくスマホで十分?
引用:pakutaso
平地にいる時は、スマホを時計代わりにしている人もよく見かけます。もちろん、登山においてもスマホで十分という方も存在することでしょう。しかし、初心者の日帰り登山ならともなく、だんだん縦走などの長い距離に挑戦できるようになると、スマホでは不足を感じてくることがあります。
まず、バッテリーが持つかどうか気が気ではありません。モバイルバッテリーなどもありますが、荷物になってしまいます。もし電源が切れてしまった場合、時刻がわからなくなり事前に立てた計画通りに進めているのかどうか、検証できなくなってしまいます。
また、落としてしまう可能性がないわけではありません。山の上は地上とは気温なども異なります。ついうっかり落としてしまった場合、すぐに回収できるとは限らないのです。
腕時計を持っている方が、気になった時にすぐに時刻を確認することができ、しかも落とす心配がないので安心出来ると言えるのではないでしょうか。また、登山で使用する時計には独特のカッコよさがあることも事実です。男性らしい精悍なスタイルから、細身の女性にも似合うスタイリッシュなデザインのアイテムまで豊富に取り揃えられています。自分好みの時計を選ぶ楽しみがありますので、スマホだけで済ませるのは少々もったいないようにも思われます。
自分好みの時計を身に着けて登山を満喫しよう!
正確で高機能な時計は、頼れるパートナーです。昨今は、正確性が高く機能も豊かでデザイン性にも優れたアイテムが多く販売されています。自分の登山スタイルに合った、最高の時計を身に着けて、登山をより満喫してみてはいかがでしょうか。登山計画を立てる際にも重宝します。また、中にはログが取れるものもあるので、後で振り返る時にも有効です。
正確性、機能性、デザイン性の他にも耐久性を見るなど、しっかり自分に合っているか見極めて選ぶと、お気に入りのアイテムが見つけやすいでしょう。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。