GPS時計でランやハイクの記録を残そう!GPS時計のメリットとガーミンのおすすめ時計を目的別にご紹介

当サイトの記事には株式会社タナクロのための広告、アフィリエイトが含まれています。
2019.08.25

引用:unsplash

「ランニングの距離や消費カロリーを知りたい」

「どのようなルートを歩いたか、ハイキングの記録をとりたい」

このように考えたことはありませんか?

そんな時はGPS時計を使ってみましょう。GPSによりデータを正確に計測でき、トレーニングや山行の記録を残せます。

もちろん、スマートフォンでも同じことができますが、スマートフォンとは違うGPS時計ならではのメリットもあります。

ここでは、GPS機器のパイオニアとして知られるガーミンに焦点をあて、GPS時計を導入するメリットや、おすすめ時計を目的別にご紹介しましょう。

Garmin(ガーミン)とは

引用:unsplash

ガーミンは、アメリカに本社を構えるGPS(全地球測位システム)を利用したナビゲーション機器メーカーです。

創業者のゲイリー・バレル(Gary Burrell)とミン・H・カオ(Min H. Kao)は電気技師であり、米国国防総省のプロジェクトにて衛星測位技術に携わっていました。そして、1989年にガーミンを共同設立します。ちなみに、社名はゲイリー(Gary)とミン(Min)のふたりの名前を掛け合わせ、Garminと名付けられました。

当初は航空業界のナビゲーション機器を開発し、1993年に世界初の航空機用携帯型GPS機器を世に送り出します。その後、海洋、自動車、アウトドア、フィットネス分野へ進出し、2003年には、世界初の手首で測定するGPSトレーニング機器を開発しました。

現在ではGPS機器のパイオニア的存在として、世界に60の拠点をもつ国際企業へと発展しています。

GPS時計でできること

引用:unsplash

ランニングやアウトドアにGPS時計を導入することで、さまざまな恩恵が受けられます。GPS時計では、具体的にどのようなことができるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

GPS時計の基本機能

GPS時計の基本機能は、現在地と時間情報を高い精度で測定できることです。衛星からの電波を受信することで現在地を特定し、そこから移動した距離や時間、スピードなどの時間情報を、リアルタイムで計測できます。

GPSを内蔵していないランニング時計やサイクルコンピューターでは、歩幅と歩数による計測や、自転車のタイヤ周長などから測定する必要があり、正確さに欠けるのが欠点です。しかし、GPS時計が普及し計測精度が向上したことで、次項のようなことが可能になりました。

GPS時計を使うメリット

引用:unsplash

ランナーにとってGPS時計は欠かせないアイテムです。例えば「フルマラソンで4時間を切る」ことを目標としましょう。その場合、1km5分40秒のペースを保たなければなりません。これより遅くてはいけませんし、速すぎると体力を消耗してしまいます。そんな時、手元のGPS時計で常に正確なペースを把握できれば、安心して走りに集中できるのです。

登山では、GPS時計にルート情報を読み込ませることで、道迷いの防止になります。登山口から現在地までの行動記録をとることで、帰るルートが分からなくなることも防げます。そのように記録した山行ログは、次回の登山計画にも役立つことでしょう。

ランニングや登山以外にも、自転車、水泳、ウォーキングなど、多種多様な運動を記録できます。フィットネス目的では消費カロリーも気になるところ。GPS時計に年齢、性別、身長、体重などを登録することで、消費カロリーも正確に記録できます。

フィットネス仲間に、ランニングの距離や消費カロリーなどをSNS共有することで、モチベーションのアップも期待できるでしょう。

デメリットもある

ただし、GPS時計にもデメリットがあります。それは、使うたびに充電が必要なことです。

通常の腕時計は、ソーラー充電のように電池交換も充電も不要なものや、電池交換式でも数年は使えることが一般的です。

GPS時計の稼働時間も以前と比べて長くなりましたが、それでも最上位モデルで100時間前後の稼働時間でしょうか。

バッテリーの容量は機種に依存しますが、基本的には使用するたびに充電が必要です。うっかり充電を忘れると「運動の途中で充電切れ」ということになります。スマートフォンにPC、ワイヤレスイヤホン、さらにGPS時計と、日々の充電の管理が煩わしくなるかもしれません。

ただ、GPS時計には、GPS機能を使わず機能を制限し、普通の時計として使えるモードもあります。その場合、モデルによっては2週間〜1ヶ月ほど充電なしで稼働できます。充電中は使用できませんが、出先でモバイルバッテリーから充電する方法もあります。

運動中だけに使うのか、普段の時計としても使いたいのか用途をよく考え、心配ならなるべく稼働時間の長いモデルを選びましょう。

トレーニングやナビゲーションに役立つ機能も

引用:unsplash

GPS時計の基本機能は前項の通りですが、GPS時計でできることは、それだけではありません。

地図表示機能や電子コンパスを内蔵

GPS時計のアウトドアモデルには、地図の表示機能や電子コンパスを内蔵したモデルもあります。

山岳スポーツに地図とコンパスは欠かせませんが、地図とコンパスを使った現在地の把握は、熟練者でも難しい場面があります。しかしGPS時計は、ボタンひとつで画面に地図と現在地を表示でき、アウトドアでのナビゲーションが容易になります。わざわざ地図やスマートフォンを取り出さなくても手元で現在地を確認でき、道迷いの防止策に最適です。

また、地図機能に付随して、屋外でのナビゲーションに役立つ高度計・気圧計・電子コンパスが内蔵されているモデルや、累積標高など昇降状況も確認できるモデルもあります。もはや、地図読みは過去の技術となりつつあるのかもしれません。

光学式心拍計

GPS時計の中には、光学式心拍計が備えられたモデルもあります。

光学式心拍計とは、時計に内蔵された光学式モジュールが手首に光を当てることで、血液中のヘモグロビンの密度を調べ、心拍数を計測できる機能のことです。

以前は運動中の心拍数を計測するには「心拍ベルト」の装着が必要でした。そのため、心拍ベルトの用意や着脱の手間、装着中の違和感などが難点だったのです。

その点、光学式心拍計はGPS時計に内蔵されているため、その他の道具を必要とせず手軽に心拍数を計測できるのが利点です。心拍数を計測することで、目標や現在の力量に合わせた、より効率のよいトレーニングが可能となるのです。

スマートフォンと何が違う?

引用:unsplash

運動を記録しようと考えた時、ひとまず手元のスマートフォンにアプリをいれようと考える人は多いことでしょう。代表的なアプリ「Runtastic(ランタスティック)」や「Geographica(ジオグラフィカ)」では、ランニングの記録や地図の表示ができます。では、わざわざGPS時計を導入するメリットはないのでしょうか。

スマートフォンとは違うGPS時計ならではのメリット

まず、GPS時計を使うことでスマートフォンのバッテリーを温存できます。

GPS機能は電力消費が大きく、GPSを使用するとスマートフォンの充電を消費します。アプリやスマートフォンの進化で、電力消費はかなり抑えられています。それでも、スマートフォンは連絡手段として充電を温存しておきたいと考えるでしょう。GPS時計を導入することで解決できます。

GPS時計のメリットはそれだけではありません。「わざわざスマートフォンを取り出さなくても手元で情報を確認できる」ことも、大きなメリットのひとつです。歩きながらでも、走りながらでも、情報を確認するために立ち止まる必要がありません。

経験してみると分かるのですが、走りながらスマートフォンを取り出したり、ハイキング中にわざわざバックパックを下ろしてスマートフォンを取り出す作業は、想像以上に面倒なものです。最近のスマートフォンは大型の機種が増えました。大きなスマートフォンをポケットに入れてランニングをしようものなら、走るたびに揺れて走りにくだけでなく、落下させる心配もあります。

GPS時計は腕に装着するため落下の心配がなく、いつでも情報を確認でき、スマートフォンの充電も温存できます。これらが、スマートフォンとは別にGPS時計を導入すべき理由なのです。

ガーミンの目的別おすすめGPS時計8選

ガーミンのおすすめGPS時計を、目的別にご紹介します。

フィットネス

vívosport™
vívosport™
vívosport™
サイズ:幅-21.0mm/厚さ-10.9mm 長さ:(S/M)197mm/(L)223mm 外周(S/M)-122-188mm/外周(L)-148-215mm
重量:S/M-24.1g/L-27.0g
バッテリー寿命:GPSモード-最大8時間/Smartモード-最大7日間
定価:¥ 19,800(税别)
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!
ラン、ウォーク、自転車に対応した光学式心拍計搭載モデル

定価19,800円と、初めてGPS時計を選ぶ人にも購入しやすいエントリーモデルです。ラン、ウォーク、自転車に対応し、光学式心拍計によりストレスレベルも測定できるなど、フィットネスや日常使いに適したモデルと言えるでしょう。

vívoactive® 3
vívoactive®3
vívoactive®3
サイズ:43.1×43.1×13.6mm/外周:127-204mm
重量:39g
バッテリー寿命:Smartモード-最大7日間/GPSモード-最大11時間/ GPS+音楽モード-最大5時間
その他:ミュージックプレイヤー機能
定価:¥ 39,630(税别)
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!
フィットネスに音楽が欠かせない人はこれ!

最大500曲をダウンロードでき、ワイヤレスイヤホンとの組み合わせで、音楽を聞きながらフィットネスを楽しめます。ランニング、ゴルフ、水泳、自転車、アウトドア用途に対応し、さまざまなアクティビティーを楽します。用途を限定せず、幅広いスポーツを楽しみたい人におすすめです。

ランニング

ForeAthlete® 230J
ForeAthlete®230J
ForeAthlete®230J
サイズ:45x45x11.7mm
重量:41g
バッテリー寿命:トレーニング16時間、時計+ AT +通知5週間
GPS:GPS、GLONASS、みちびき(補完信号)
定価:¥ 18,334(税别)
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!
フルマラソン完走を目指す人におすすめ

ランニングに機能を特化させたシンプルなGPS時計です。GPS、GLONASSおよびみちびき(補完信号)と3つの衛星に対応することで、より正確な運動データを記録できます。稼働時間も16時間と十分で、レース中にバッテリーが切れる心配もありません。ランニング初心者からフルマラソン完走を目指す人におすすめです。

ForeAthlete® 235J
ForeAthlete®235J
ForeAthlete®235J
サイズ:45x45x11.7mm
重量:約42g
バッテリー寿命:-トレーニングモード(GPS)-約11時間/トレーニングモード-約9時間/時計モード:約9週間
GPS: GLONASS、みちびき(補完信号)対応高感度GPSチップ(捕捉時間短縮化)
定価:¥ 29,800(税别)
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!
光学式心拍計でより効果的なトレーニングを

本体に内蔵された光学式心拍計にて脈拍を計測できます。旧モデルからパワーアップした心拍計は、心拍ゾーンや最大酸素摂取量も計測でき、個人に合わせた、より的確なトレーニングを可能にしました。ランニング中級者〜上級者におすすめのモデルです。

ForeAthlete® 645 Music
ForeAthlete®645Music
ForeAthlete®645Music
サイズ:42.5×42.5×13.5mm
重量:42.2g
バッテリー寿命:スマートモード-最大7日間/音楽再生+GPSモード+心拍計-最大5時間/GPSモード+心拍計-最大14時間
GPS:GPS、GLONASS、みちびき(補完信号)
その他:ミュージックプレイヤー機能
定価:¥ 49,800(税别)
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!
ミュージックプレイヤーとランニングダイナミクス機能を搭載した上位モデル

最大500曲の音楽データを保存でき、ワイヤレスイヤホンで音楽を楽しみながらトレーニングができます。ランニングダイナミクス機能では、ストライドや体の上下動、地面に接地した時間などをモニタにングすることで、フォームの解析に役立ちます。アウトドアや水泳、自転車などにも対応し、幅広いアクティビティーを楽しむ人におすすめです。

ForeAthlete® 935
ForeAthlete®935
ForeAthlete®935
サイズ:47x47x13.9mm
重量:49g
バッテリー寿命:Smartモード-最大2週間/GPS/HRモード:最大21時間/ UltraTrac™モード:最大44時間
GPS:GPS、GLONASS、みちびき(補完信号)
定価:¥ 57,800(税别)
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!
ランナー、トライアスリートのための上位モデル

光学式心拍計とマルチスポーツ機能を搭載した上位モデルです。特筆すべきはGPSモードの稼働時間の長さです。最大で21時間の稼働時間を確保し、ウルトラマラソンや、十数時間におよぶトライアスロンレースで威力を発揮します。また、搭載されるトレーニングステータス機能では、過去の運動量やリカバリー期間を計測し、パフォーマンスレベルを自動で評価してくれます。長時間のレースに挑戦する人や、トレーニングの負荷を計測して効率をあげたい、上級者向けのモデルです。

ハイキング・トレイルランニング

fenix 5X
fenix5X
fenix5X
サイズ:47.0×47.0x15.5 mm
重量:87.0 g(バンド含む)
バッテリー寿命:最大14日(ウォッチモード+光学心拍計)/ 最大21時間(トレーニングモード+GPSモード+光学心拍計)/ 最大44時間(ウルトラトラックモード+光学心拍計)
GPS:GPS、GLONASS、Galileo、みちびき(補完信号)
定価:¥ 69,800(税别)
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!
アウトドアセンサーを搭載したアドベンチャーモデル

光学式心拍計および、気圧高度計、3軸コンパスなどアウトドアセンサーを搭載したマルチスポーツモデルです。本体はアウトドアでの使用に安心な100気圧防水仕様。気圧計は気象変化の予測に、コンパスはナビゲーション、高度計は上昇と下降量を記録できます。稼働時間の長さもあいまって、長距離トレランレースや、宿泊をともなう登山やハイキングにおすすめです。

fenix 5X Plus
fenix5XPlus
fenix5XPlus
サイズ:47x47x15.8mm
重量:Black:87 g(モデルにより異なる)
バッテリー寿命:ウォッチモード-最大10日間/GPS+光学心拍計-最大18時間/GPS + 音楽再生+光学心拍計-最大7時間/UltraTrac™モード+光学心拍計:最大38時間
GPS:GPS、GLONASS、Galileo、みちびき(補完信号)
定価:¥ 104,800(税别)
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!
マップ、ミュージックプレイヤー対応のマルチスポーツモデル

ミュージックプレイヤーや、マップ機能、各種アウトドアセンサーを搭載したマルチスポーツモデルです。マップ機能では、フルカラーで高精細な地図を表示でき、4つの人工衛星から電波を受信することで、正確な現在地を把握できます。登山やトレイルランニング、マウンテンバイクなど、山岳アクティビティーを楽しむ上級者向けモデルです。

マウンテンシティーではガーミンのアイテムを強化買取中です!

使用していないガーミンのアイテムがあれば、ぜひマウンテンシティーにお売りください。マウンテンシティーでは、不要なアウトドア用品の買取サービスを実施しており、ただいまガーミンのアイテムを強化買取中です。

マウンテンシティーでは、アウトドアのプロによる査定が行われ、キャンセル料などの手数料は一切かかりません。不要なガーミン製品をお持ちの方は、ぜひマウンテンシティーへお持ちください。

  • キャンプ・アウトドア用品の買取はマウンテンシティ
  • TEL: 0120-194-192
  • LINE ID:@mcity

おまけ:買い換えるときのこと

ほしい商品は見つかりましたか?

新しいものに買い換えたとき、今まで使っていたギアはどうしていますか?

「まだ使える…いつか使うかも…」と保管していたけれど、結局使わないままに経年劣化でボロボロになって、捨てるしかなくなる…なんてことは、残念なあるあるパターン。
かといって、まだ使えるものを捨てるのももったいないですよね。

そんなとき、いまどきの登山家・キャンパーは、アウトドア用品の買取専門店に売っています。
こういうお店も上手に利用して、エコ&おトクにアウトドアを楽しんでくださいね!

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。

ABOUT ME
ライターの写真
川口貴史
元靴メーカーの職人、現在はWEBライターとしてアウトドア系メディアを中心に執筆しています。主に関西での低山ハイキングやトレイルランニング、オリエンテーリングを中心に楽しみ、週末は山で過ごしています。

日本オリエンテーリング協会 読図・ナヴィゲーションスキル検定:シルバーレベル|フルマラソンベスト:3時間29分|将来、狩猟にも挑戦すべく「第1種銃猟免許」と「わな猟免許」を2018年に取得したものの、都市住まいではなかなか活用できないのが悩みの種。 https://takashi-kawaguchi.com/