登山中にあると便利なおすすめアイテムの一つ 温度計

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2017.05.21

引用:pixabay.com
登山に行く出掛ける際に、ザックやウェストポーチの隅に忍ばせておいて欲しいのが温度計です。

春から秋口頃までの3シーズンの低山登山であれば、そこまで温度計の必要性はないかも知れませんが、1,000mを超す山やテント泊での縦走登山、冬の雪山登山などには温度計が必須アイテムとなりますので準備をおすすめします。

そんな山登山に持って行くおすすめ温度計をご紹介します。

温度計の必要性についてご存知?

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先にも書きましたが、春から秋口の比較的穏やかな3シーズンの低山登山では、温度計の必要性に迫られることは余りないかも知れません。

温度計を登山に持って行く理由として、登山中やテント内での気温変化に対して、服装などで保温機能調整のために使用することが挙げられます。登山の服装の基本は3レイヤーと言われますが、1,000mを超える高山や冬の雪山などでは、温度計を使用しない体感温度だけでのレイヤー調整は非常に難しく、酷い場合には低体温症などになってしまう可能性があります。

かさ張らない小さな温度計なども各社からリリースされていますので、そのもしもに備えて、キーホルダー感覚でウェストポーチなどにぶら下げておくことをおすすめします。

プロトレック PRW-3500T-7JF

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カシオの登山用腕統計の代名詞といえばプロトレックシリーズです。しっかりと温度計が内蔵されており、精度も高く非常におすすめです。その中でも、大きな液晶画面で視認性も良い「PRW-3500T-7JF」をご紹介します。腕時計に温度計が内蔵されており、気になる時に直ぐに確認できるのが最大のメリットです。

①:【トリプルセンサーVer.3搭載】
方位、高度・気圧、温度の計測精度や計測間隔を向上させたトリプルセンサーVer.3が搭載されており、気温を含めた各種情報が簡単に計測できます。

②:【耐低温仕様】
冬の登山などにも対応可能な耐低温仕様になっており、計測可能範囲はー10℃~60℃と幅広く使用することができます。

③:【気圧傾向インフォメーションアラーム】
登山中の急激な気圧変化は天候が変わることを意味しており、気温も一緒に変化します。その急激な気圧の変化をアラームを鳴らして知らせてくれますので事前に対応することが可能になります。

カシオらしい堅牢な作りのデザインと、登山時に必要な情報を確認出来る機能性を両立させた、初心者から上級者までおすすめのアイテムです。

EMPEX サーモ・マックス50 FG-5152

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エンペックス社(エンペックス気象計)は、温度計や湿度計などの気象計製造の専門メーカーで、家庭用から登山にも使用出来る温度計などをリリースしています。サーモ・マックス50 FG-5152をご紹介します。

①:【シンプルな本体】
温度計本体は、直径5.5cmで厚み1.6cmと非常にコンパクトに出来ていますが、温度計の盤面が大きく視認性も抜群です。

②:【温度計測範囲が大きい】
温度の計測範囲がー50℃~50℃と大きく、冬山登山でも十分に能力を発揮してくれます。

③:【バイメタル式温度センサ】
バイメタル式とは2枚の異なる金属を張り合わせ、熱膨張の違いにより計測が出来る方式で故障も少なく正確に温度が計測出来ておすすめです。

シンプルイズベストを地で行く温度計で安心感があり、愛用者が多い温度計でもあります。

モンベルの複合アイテム サーモコンパス

28_4_20170504引用:webshop.montbell.jp
アウトドア用品メーカーの老舗モンベルからも温度計がリリースされています。モンベルらしく温度計機能だけではなく、小さなコンパスも付属しています。

①:【コンパス付温度計】
温度計に小さなコンパスを取付けた複合アイテムで、全長5㎝ほどで小さくキーホルダー式になっているのでウェストポーチにぶら下げておくのに最適です。

②:【計測温度範囲の広さ】
温度計の目盛りは5℃刻みとアバウトですが、計測範囲がー30℃~50℃と幅広くどんな状況にでも使用することが出来ます。

温度計の目盛りの刻みが大きく、正確な温度を測るのには適していませんが、レイヤーを変更する目安のコンパクトな温度計として十分に使用できます。

ユニフレーム社 ODペンサーモ

28_5_20170504引用:uniflame.co.jp
キャンプ用品などで有名なユニフレーム社からも、オーソドックスな吊り下げ式温度計がリリースされています。シンプルな見た目と機能で人気のおすすめ温度計です。

①:【アルミフレーム仕様】
何よりも温度計本体のデザインがシンプルでお洒落です。温度計を保護する本体はアルミニウム製で登山中にぶつけても壊れることはありません。

②:【測定温度も正確】
温度の測定可能範囲はー20℃~50℃までと十分な計測範囲が確保されていて、目盛りも1℃刻みになっているので正確な温度を測ることが可能です。

③:【気にならない重さ】
本体の重量も約22gと非常に軽く、カラビナに取付けてウェストポーチにぶら下げても良いかも知れません。

オーソドックスな形状の割に、しっかりした温度計なので是非、試してみて下さい。

登山での温度計の必要性をしっかり確認

簡単に登山へ持って行ける温度計をご紹介しました。中級者以上になり、登山経験が増えて来ると自然に温度計の必要性が理解できると思います。体温保持の基本である服装のレイヤーを調整するには、きちんとした外気温の把握が必要不可欠になります。過酷な冬山では、特に大切な事ですので必ずウェストポーチなどに温度計を放り込んでおく事をおすすめします。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。