世界の果てまでイッテQ登山部(イモトアヤコ)が登ったすごい山3選!

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2017.05.11

引用:trend-saizensen.com
世界のあちこちで様々なお国事情を紹介する大人気番組イッテQ。そんなイッテQの中でも大変な話題となったのが、芸人イモトアヤコさんを中心として結成されたイッテQ登山部です。

テレビ番組の企画とは思えないほど本格的に訓練を重ね、ついには世界を代表する山を次々と制覇。たくさんの話題と感動を残しました。今回はそんなイッテQ登山部が登った山の中でも、「これはすごい!」と言われた山々をご紹介します。

そもそもイッテQ登山部とはどんな企画?

24_1_20170426引用:ameblo.jp
イッテQの略称で知られるこの日本テレビ系列のバラエティ番組は、正式には『謎とき冒険バラエティー 世界の果てまでイッテQ!』という名前の番組です。

出演タレントが実際に自分自身で異国を旅する点が非常に人気で、2007年から長きに渡って放送されています。

そんな大人気番組の中でも、視聴率20%台という驚異の数字を叩き出すのが今回ご紹介するイッテQ登山部!

女芸人イモトアヤコさんを中心とした出演者が登山をするというシンプルなコンセプトですが、そのあまりにも本格的な登山に感嘆と感動の声が寄せられる大人気企画となっています。

今や売れっ子タレント、そして女優業も兼任する忙しいイモトさん。しかし登山への情熱は熱く暇を見つけてはトレーニングに励んでいる姿も好印象です。

これまでその情熱と体力で、バラエティ番組の枠を超えた登山を行なってきました。テレビ番組の企画としては異例の、世界の名山を次々に挑戦。そして登頂に成功した実績も高視聴率を生み出す理由の一つです。

イッテQ登山部が登ったすごい山1:マッターホルン

24_2_20170426引用:likeshare-world.com
スイス、並びにイタリアの国境にかけてそびえるマッターホルンは、標高4,478 m。登山ファン以外でも一度は聞いたことがあるであろう大変有名な名山です。

ドイツ語の牧草地「matt」と、山頂「horn」に由来するこの名。長く霊峰として地元の人のみならず多くの登山者たちからも尊敬と畏怖を受けており、登頂が行われるようになったのは登山史の中でも最近の1857年ごろだといわれています。

日本人で初めて登頂した登山家は麻生武治氏で、1923年のことです。今では北壁ルート以外は熟練したテクニックがあれば登れるルートが確保されていますが、それでもやはり年間数人の死者をだす非常に厳しい名山。それがマッターホルンなのです。

「アルプスの角」とも呼ばれるこの山にイッテQ登山部が挑戦したのは、2012年のこと。その名の通り鋭く尖るマッターホルンは岩肌を這いつくばるように登っていく必要のある山ですので、クライミングテクニックも必要。おまけに高所恐怖症のイモトさんにとっては自分との戦いでもありました。

そんな戦いを見事制し山頂に到着したイモトさんは、そのダイナミックな絶景に涙なみだ。多くの視聴者にその厳しさと登頂成功時の感動を与えました。

イッテQ登山部が登ったすごい山2:マッキンリー

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引用:matome.naver.jp
北米最高峰、標高6,194m。比高で見ると世界最高峰エベレストよりも厳しいと言われるマッキンリーは、多くのベテラン登山者たちですらその命を落とした正真正銘の超難関登山スポットです。

広くマッキンリーの名前で知られていますが、歴史的に長く使われてきたのは先住民デナッイア族が付けた「デナリ」という名前。デナッイア語で偉大なものという意味を持つ名山となっています。

2015年には名前を統一しようということで、政府によってデナリが正式名称に認定されています。

そんな名山の恐ろしさは、比高だけではあらずその気候にもあります。アラスカ州に位置することからもイメージできるかもしれませんが、かつて山頂で最低気温 −73.3℃を記録したこともあるほどの超極寒。

しっかりと装備をしていても常に凍傷や低体温症の危険がつきまとう中、登っていかなければなりません。

イッテQ登山部でイモトさんがチャレンジしたのは、2015年。およそ1ヶ月もの過酷なテント生活で高地順応トレーニングを積み、ポーターはなし!自分の荷物を全て背負って登るという女性には過酷な登山を乗り越え、見事登頂を果たしました。

イッテQ登山部が登ったすごい山3:マナスル

24_4_20170426引用:noguchi-ken
ベテラン登山家たちでも憧れる一つの指標。それが8000m級ですよね。イモトアヤコさん率いるイッテQ登山部はこのマナスルでも登頂を成功させています。

サンスクリット語で「精霊の山」を意味するこの山は、実は日本登山史と深く関わりのある山。なんと世界で初めて登頂に成功したのは、日本の登山隊なのです。この世界初登頂が日本登山隊だったというニュースは、日本で登山ブームを引き起こす最初のきっかけとなったと言われています。

この山の難点は、とにかく雪崩が多いという点。エベレスト前哨戦として登る登山者が多いのですが、雪崩の危険性はエベレストよりも上!近年では2012年に大雪崩が2つのキャンプベースを直撃し、11人もの死者行方不明者を出すという大惨事も発生しています。

そんなマナスルに挑んだイモトさん。高地順応トレーニング中にあまりの高標高に前歯が痛み、一度街に下山し前歯を抜くという大変な根性を見せ話題となりました。

いくら芸人さんといえども、女性が目立つ前歯を抜くとは並大抵の覚悟ではできませんよね。彼女の登山への情熱が示された挑戦でもあり、非常に多くの人から賞賛の声が上がった登山となっています。

テレビの企画でもガチ登山!イッテQ登山部の登山紀行

撮影スタッフを抱えての登山ということもあり、非常に多くの資金とサポートを投入しての登山。その点で「一般の登山とは違うだろう。」という批判の声も上がることがありますが、例えそれだけのサポートをしても命の危険と隣り合わせなのは間違いありません。

そんな過酷な登山を女性が挑むその姿と、プロの撮影スタッフだからこそ映し出すことのできる素晴らしい絶景は登山ファンの心をも魅了する映像となっています。いくら憧れてもなかなか登ることのできない名山の姿を見ることができるのも、嬉しいポイントですよね。

次の登山がいつになるのか。どこになるのかは未定ですが、ぜひ新しい山へのチャレンジを期待しておきましょう!

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。