登山の醍醐味!ガスコンロで野外ご飯を!山で美味しくご飯を炊こう!

当サイトの記事には広告、アフィリエイトが含まれています。
2017.03.15

引用:pixabay
登山での醍醐味は何と言っても野外でのご飯ですよね。そこで絶対に必要になるのがガスコンロです。登山で一般に活躍するのはバックパッキング・ストーブ(シングルバーナー)で携帯性に優れています。また、ガスコンロは燃料によって幾つかのモデルが存在します。今回はガスコンロについて幾つか紹介しますが、最後に登山で美味しいご飯を炊くコツについて解説したいと思います。

登山の醍醐味!とにかく美味しい野外ご飯!

14_1_20170221
引用:one-session.com
登山の醍醐味の一つはやはり野外ご飯でしょう。しかし、キャンプの場合と全く違うのは、登山では食材や調理道具もすべて自分で背負っていくので、軽量化が最優先されます。また、クーラーボックスを持っていくわけではないので常温保存できるできる食材を選ばなければなりません。

さらに、山を汚さないためにゴミは持ち帰りが原則なので、ゴミそのものを減らす工夫も必要です。例えば余分な包装などは剥がしてから持っていくとか、パスタなどのゆで汁はポタージュスープの粉を入れて飲んでしまうとか、食器はゆすいでその水は飲んでしまうとか、とにかく、ゴミは出さない、ゴミが出たら持ち帰るということが鉄則です。

登山でのマナーを守った上で、大自然の中で美しい景色を見ながら自分で作った暖かい料理を食べて、食後にゆったりとコーヒーを飲むというのは本当に楽しいものです。料理といっても簡単なものですが、山で食べるご飯はとにかく美味しいのです。1日の大半を荷物を背負って歩き続けた後に食べるわけですから、その美味しさに感激してしまいます。

登山料理での必需品!ガスコンロ!

14_2_20170221
引用:madaolog.blogspot.jp
登山では野外ご飯が醍醐味の一つなのですが、そのために必要なものは加熱器具です。自分で背負っていくのが登山の原則ですから、携帯性に優れていて、かつ、軽量のものを選ばなければなりません。加熱器具は使用する燃料によって種類が別れますが、ガソリンやアルコールは取り扱いが面倒なので、火力の点を考えてもガスがオススメです。

日本の山の稜線上では常に風が吹いていると考えたほうがよく、耐風性は重要な要素です。また、携帯性という観点ではゴトクを折りたたんだ時の大きさがかさばらずコンパクトであることやその重量が軽いこと、コッフェルの中に収納できてしまうタイプなど、小さく仕舞えて軽いことが重要な要素です。

ガスコンロの使用で気をつけなければいけないのは、ガスカートリッジの加熱による爆発です。したがって、鉄板の下に2台以上並べて使わない、炭火起こしに使用しない、焼き網などの底面の広いものを使用しない、バーナー全体を覆うような風防を使用しないなどの注意が必要です。

ガスコンロを使ったとっておきレシピ

14_3_20170221
引用:camp-outdoor.com
成人が1日に必要なカロリーは1800〜2200カロリーと言われています。登山ではいつもより多くのカロリーを必要しますので、しっかりと食事をとることも登山を楽しむための重要な要素となります。疲れた体に暖かいご飯でエネルギー補給をして、心身ともに幸せな気持ちに満たされるということも登山をする人の特権とも言えます。

登山での食事は、夕食は暮れなずむ山の頂を眺めながらゆったりと食後のコーヒーまで楽しむ、朝食は素早くとることが必須なのでさっと作れてすぐにエネルギーになるもの、昼食は行動食でエネルギーをとるというのが一般的な考え方です。

さて、晩ご飯レシピのトップバッターはトッピングラーメンです。いつものヌードルに乾燥系トッピングで意外に美味しくいただけます。次に高野豆腐や椎茸のボリューム煮物です。日持ちして、かつ、軽い材料でできるのがいいのですが、出汁の味が疲れた体に優しくボリュームもあります。登山レシピの定番といえば、麻婆春雨です。軽い食材ですが、ご飯と合わせるととても美味しいご飯になります。

登山で美味しくご飯を炊くちょっとしたコツ

14_4_20170221
引用:outgear.jp
登山で美味しいご飯が炊けたらおかずの味が多少微妙でもテンションは一気に上がりますよね。お米は無洗米を使いましょう。お米のとぎ汁も出ないので山を汚すこともありません。また、炊飯用の水の量を測るためだけに計量カップを持っていくことは無駄なので、自分で使うコップなどに目印をつけておきましょう。

お米は1食分ずつビニール袋に小分けしておくと便利です。水の量は無洗米の場合はお米の重量の1.45倍が適当です。これもコップに目印をつけておくとわかりやすいですね。山では標高が高くなると気圧が下がり沸点が下がります。すなわち100℃以下で沸騰してしまうので、芯飯を作らないことが最大のポイントです。

そのためにはできるだけ長くお米を水に浸しておくことと、クッカーの中の圧力を逃さないことが大切です。最初は強火で沸騰させ、吹いたらすぐに弱火にして20分待ちます。その後、火からおろし、クッカーをタオルなどで保温します。しばらく保温したら、クッカーを開けてください。ほんのりとおこげのある、美味しいご飯が炊きあがっています。

登山をするならガスコンロで美味しい山ご飯!

登山をするなら美味しい山ご飯を食べたいですよね。トレッキングで疲れた体に暖かいご飯でエネルギー補給したいものです。そこで必要なものがガスコンロです。ガスコンロさえあれば、ご飯も炊けるしおかずも作れます。ガスコンロをうまく使って、登山の醍醐味である山ご飯を楽しんでみてはいかがでしょうか。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。