思い切って誘ってみて!登山デートで意中の人と仲良くなろう!
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引用:写真AC
未だに続く登山ブーム。これから登山を始めようと思っている方、恋人と一緒に山デビューしてみませんか? 恋人がいない方も、意中の人を山に誘って登山デートしてみませんか?
デートで登山に行くなんて、今までにないパターンで新鮮かもしれません。登山デートが成功に終われば、今まで以上に仲良くなれること間違いなし。
ここでは、登山デートを成功させるために必要なことを説明していきます。
そもそも登山デートはアリなのか?
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相手が今現在山にまったく興味が無くても、あなたが山に興味があることが分かると、山の話を関心を持って聞いてくれるかもしれません。まずは登山の魅力について話してみましょう。登ったことがなくてもいいのです。山の綺麗な写真に憧れていることや、山岳映画で感動したエピソードなど、山に関連する話を共有することが大切です。少しでも興味を持ってくれたら、きっと登山デートに来てくれるはずです。
登山デートには、二人が仲良くなれる要素が詰まっています。まずは計画の段階から、どの山にするか、交通機関は何か、どの登山ルートで登るか、持ち物は何かなど、二人で決めなければならないことがたくさんあるので、自然と会話も増えます。登山中も楽しく会話しながら、少し深い話もできるでしょう。今まで知らなかった相手の意外な面を知ることができます。
休憩のタイミングや歩行のスピードなど、相手にとって無理のない登山ができるよう気を配る必要があります。相手はきっと、あなたの気遣いを感じ取り、頼もしく思うことでしょう。そうやってたどり着いた山頂の景色の素晴らしさと達成感は、きっと記憶に残る経験になるはずです。
初めての登山デートで気を付けなければならないこと
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登山デートでは、最低限気を付けなければならないことが2つあります。
1つ目は無理のない行程で計画することです。きっと相手は登山未経験。楽しみな気持ちもありますが、不安もいっぱいでしょう。楽しい気分で終わることができるように、余裕を持ったルートを選びましょう。天気予報が雨の場合は、どんなに直前でも登山を中止します。また、一日に4時間以上歩くような登山ルートはやめておきましょう。時間に余裕がないと無理なスピードになりがちですし、道に迷うなど予測していなかった事態が起こった場合、日没までに下山することが難しいかもしれません。最初は昼過ぎには下山できるような登山計画を立てましょう。
2つ目は、準備にあまりお金をかけさせないということです。本格的な装備で登山すれば安心感も増しますが、趣味として続けるほど楽しんでもらえるかは今回の登山にかかっています。最初から散財させてしまうと「登山ってこんなにお金がかかるんだ」と思われてしまいます。登山道具は工夫次第でリーズナブルになりますから、今持っているもので使えるものは買う必要はありません。
これは必要!登山デートの装備・持ち物リスト
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前章でも少しお伝えしましたが、初めての登山では何を持って行けばよいのか分からないかもしれません。誘った側からきちんと伝えることが大事ですが、その中でも最低限必要な装備と、あると喜ばれる持ち物をご紹介します。
・リュック(両手が使えるもの)
登山にウエストポーチ、斜め掛けバックなどで来る人がいます。両手を空けておくことも重要ですが、疲れを軽減するためにもリュックは必要です。日常使用のもので構いません。
・底の厚い靴
登山靴がベストですが、底が厚めのシューズで、足首まで紐で固定できるようなものなら大丈夫です。スニーカーしかない場合は、下りが急な山道は避けるようにしましょう。
・飲料水と行動食
ペットボトルの水とカロリーメイトなどで問題ありません。不測の事態を考慮して少し多めがいいかもしれません。
・着替え、タオル
雨に濡れたり汗をかいたり、下山後に温泉に入れるような時には着替えたくなるものです。乾きやすいものを準備しましょう。
・日焼け止め
耳の後ろや首の後ろなど、普段と違う箇所が日焼けしますので、持っていくと喜ばれるかもしれません。
・虫除けスプレー
出発前にスプレーしておけば下山までもちます。
・絆創膏
慣れない山道では靴擦れを起こしやすく、持っておくと安心です。木の枝や葉っぱで怪我をした時などにも使えます。
【サイズ】 縦75cm×横35cm
【素材】 防水600Dナイロン
【付属品】 レインカバー
多機能性アウトドアシューズです。
グリップ性が高いラバーソールで防滑加工もしっかり!
多機能ながらも高いデザイン性でタウンユースも可能
デートにおすすめの山はこれだ!
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登山デートにおすすめの山を、軽く行ける山から、本格的な山までいくつかご紹介します。相手の方と一緒に決めましょう。
・高尾山
観光地にもなっており、ケーブルカーもあるので気軽に登ることができます。お相手がビールの好きな方なら、山頂でビアガーデンもいいですね。
・筑波山
日本百名山でありながら、ロープウェイで登れます。おすすめは下山。ロープウェイで山頂まで登り、登山道を降りてくるのです。登山道は綺麗に整備されており、気持ちよく歩けます。途中でロープウェイと交差する箇所があるので、ロープウェイに手を振ってみましょう。
・雲取山
足の速い人なら日帰りできる山ですが、テント泊や山小屋泊も考えているなら、ゆったりしたペースで登ることができる山です。山道の景色は素晴らしく、天気がいい日は途中からずっと富士山が見えます。都内から電車でも車でも行くことができる場所にあるので人気の山です。ちょっとだけ水場が遠いのが難点です。
・独標
北アルプス西穂高岳に登るルートにある3000メートル級の山ですが、途中までロープウェイもあり、2400メートル付近に山小屋もあるので、初心者に人気の山です。独標までは危険なルートもないので、初めての登山デートで本格的な登山もしたい!という方にはぴったりです。おすすめは必ずロープウェイを使うこと、途中の西穂山荘で十分な休憩を取ることです。
安心して登山デートに来てもらうために
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何もわからずに当日を迎えるよりも、事前に必要な装備や心構えをきちんと伝えておくと、安心して来てもらえるはずです。初心者向けの山で登山計画を立てても、やはり登山なので油断は禁物です。低山でも怪我をしたり遭難したりすることもあります。
たとえば足元の悪い山道を歩くのに、ハイヒールだと足をひねってしまいます。肩掛けバッグでは両手が空かず咄嗟の時に手が使えません。当たり前だと思っていることも、知らない人にはわからないことがいっぱいです。どのような装備が必要か、きちんと伝えることが大事です。
また、登山開始時間、下山時間、休憩のタイミング、トイレの場所など、事前にわかることはすべて伝えましょう。初めての人は、山道にトイレがないことすら知らなかったりするのです。
登山デートは成功すれば素晴らしい思い出に!
登山デート、成功させたいですね。登山って、実は人間性が垣間見られるんです。道中相手に気を配れるか、どんな話をしながら登っていくのか、辛い時にどうやって乗り越えていくのか。そして山頂ではどんな笑顔が見られるのか。
相手があなたを理解してくれるいいきっかけになりますが、あなたも相手の新しい一面に気が付くかもしれません。これでぐっと距離が縮まって、また登山デートできるといいですね。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。