グッドデザイン賞も受賞!コールマンの焚き火台でお勧めは?
本章では多くの人に人気があるコールマンの焚き火台から、お勧めの逸品を二つ紹介したいと思います。
初心者の人もキャンプに慣れている人も、コールマンの焚き火台はどちらにもお勧めできます。
まずは特に初心者の方にお勧めの焚き火台から見ていきます。
シンプルイズベスト「ファイアーディスク」は初心者にお勧め
見た目の特徴としては、例えていうなら力士が優勝した時に日本酒を入れて飲み干す、あの大きな杯のような形をしています。
金属のボウルの下部には足が3本ついていて、片手で簡単に引き出すことができ、すぐに設営できるので初心者でも全く問題なく取り扱えます。
見た目がとてもスタイリッシュで、2017年にはグッドデザイン賞も受賞しています。
専用のケースから取り出して、ものの数秒で設営できるので日が暮れそうな時間帯に急いでキャンプを設営するようなシーンでも時間を取りません。
直径は約45cmで、観賞用の火をたくと十分な存在感があります。
重量は約1.6kgで耐荷重は約25kgと、軽さとタフネスを兼ね備えています。
調理に使用されることを想定して、最初から金網も付属しているのでバーベキューも可能です。
調理時に炭を使うことを考え、金網はあえて端が空いた状態となっています。
この隙間から火箸などを使って炭の量を調整するわけですね。
素材はステンレス製で、分解などが不要な形状のため部品をなくしたり後片付けで手間取ることもありません。
分解できないことから、持ち歩くには足を畳んだ状態としてもほぼそのまま携行することになるので、携行したまま徒歩で長距離を歩く場合は少しかさばるかもしれません。
山を歩いて踏破するような人でなければ、車から降ろしてすぐに使えるので便利な一品です。
本格派には「ステンレスファイアープレイスⅢ」
より本格的な焚き火台が希望なら、重厚な存在感がある「ステンレスファイアープレイスⅢ」がお勧めです。
この製品は組み立て式となるため、キャンプ初心者の方だと組み立てに戸惑うかもしれません。
これを考えるとやはり経験者向けですが、慣れている人はより自然を満喫できるワイルドなキャンプを演出してくれます。
四角柱型で薪を投入するスペースが大きくとれるので、豪快なキャンプファイヤーを楽しむことができますよ。
そして調理のシーンでは、ハンドルがゴトクとして使えるのも優秀です。
ハンドルを内側に倒すとダッチオーブンも使えるゴトクとして機能するので、数人分の料理が簡単にできます。
また灰受け皿が付属で付いているのですが、これを焚き火台の上部にセットすることで食材と炭の間隔を狭め、食材に熱を効率よく届けることができます。
折りたたんで収納することはできますが、本体が約5.7kgと重いので徒歩での持ち運びは適さず、車に積んでの移動となるでしょう。
まとめ
本章ではコールマンが手掛ける焚き火台で人気の製品を二つ紹介してきました。
万人受けするスタイリッシュなデザインが人気の「ファイヤーデスク」は、何よりも設営に時間がかからず、手軽に火を起こせるので初心者に特にお勧めできます。
ニ~三人くらいのキャンプでもこれ一つでカバーできますし、ソロキャンプなら十分な存在感です。
より玄人向けの焚き火台を所望なら、「ステンレスファイアープレイスⅢ」がお勧めです。
「組み立てもキャンプの醍醐味だ」という人であれば、豪快な火おこしができるこちらの製品も考えてみてください。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。