ファミリー登山、初心者におすすめ!1年中楽しめる長瀞アルプスは歩荷トレーニングにも最適

当サイトの記事には広告、アフィリエイトが含まれています。
2020.01.25

長瀞アルプス

長瀞(ながとろ)アルプスは、「万福寺コース」と「神まわりコース」があります。
「万福寺コース」は、野上駅から万福寺を経由し、野上峠・奈良沢峠を経由し宝登山頂に至るハイキングコースです。
「神まわりコース」は、野上駅から武野上神社・総持寺や多くの神々を巡る「神まわり」を経由し、万福寺コースと、天狗山分岐で合流し宝登山山頂に至ります。
宝登山山頂からは、長瀞駅まで「宝登山ハイキングコース」を通り長瀞駅まで降りてくることができます。
途中から不動寺(通り抜けの桜)経由で、権田山ハイキング道を通り上長瀞駅へも抜けることができます。
(長瀞町観光協会公式サイト)

宝登山

宝登山(ほどさん)は、埼玉県秩父郡長瀞町にある山。標高497.1m、山麓には宝登山神社を擁する。
中腹まで架設されている宝登山ロープウェイは、山麓駅から山頂駅までの全長832mを約5分間で結んでいる。
宝登山頂駅付近には梅園、ロウバイ園や宝登山小動物公園などがある。
(wiki)

編集部です。

今回は地元秩父、長瀞(ながとろ)アルプスにトレーニングがてらタイムアタックです。

長瀞アルプスのゴール、宝登山(ほどさん)は幼稚園の遠足で登ることもある、そこそこ有名な低山。

最近は体力的な不安もあるので、ジム通いと低山でのトレーニングをしていこうかと思っています。今回はザックに水を詰めて負荷をかけます。

長瀞アルプスは全長約9km、公式コースタイムは3時間半のファミリー登山にはちょうどいいコース。

実際、歩いてみると幼稚園〜小学校低学年の親子連れや、マダムの集団、団塊の諸先輩方が多い印象です。

アプローチは秩父鉄道で

今回は近くの山ということもあり、電車で向かいます。

秩父鉄道で熊谷駅→野上駅まで約1時間の電車の旅です。

やっぱり、電車は楽で良いです。電車に乗ってぼんやり過ごします。

都内からだと池袋から東武東上線で寄居まで行き、寄居から秩父線に乗り換えます。

新宿からは西武線で西武秩父〜徒歩〜秩父から秩父線。

野上駅からスタート

出発地点は野上駅です。

野上駅から登山口までコンビニなどはないので、補給は電車に乗る前に済ませておきましょう。

補給をする場合は一駅先の長瀞駅までいき、コースを逆に辿るのもアリです。(実は逆周りの方が楽です)

野上駅から正面の道をまっすぐ、道なりに右にカーブしていくと、満福寺が見えてきます。(徒歩10分)

満福寺が長瀞アルプスの入り口です。


満福寺を左に曲がり、少し歩いて森の中に入ると登山道です。

雨などの侵食で道はだいぶ崩れていますが、足下に注意していれば、さほど危険ではありません。

入り口の看板には熊やイノシシ、スズメバチに注意しましょうとありますので、念のため熊鈴を装備します。


山に登り慣れない人にとっては、最初の30分程度は急な坂が多く大変かもしれません。

所々で道が大きく崩れているので気をつけて歩きます。また、前日が雨などで道がぬかるんでいる場合は細心の注意を払ってください。

足下に注意が必要なのは、最初だけです。あとは整備された山道なので、ゆっくりと自然を満喫しながら楽しく歩けます。

長瀞アルプスのほとんどは私有林


長瀞アルプスのコースのほとんどが私有林で、地主の方々のご好意で歩くことができます。

マナーを守って歩きましょう。また、途中で協力金のポストが1箇所ありますので、100円を入れて進みます。

程よいアップダウンのある山道を早足で歩いていきます。歩いていると、時折長瀞の町が眼下に広がります。


途中でいくつか分岐がありますが、全て「宝登山」方向に進みます。

しばらく歩くと「奈良沢峠」に出て、ここから少し舗装道路を歩きます。

途中の分岐は全て町に出る道なので、体調が悪くなったり、天候が崩れてきた時はすぐに山を降りられるのも便利です。

舗装道路をしばらく歩くと「毒キノコ看板」が見えてきます。ここからまた山道です。

ここまでで約1時間経過。ようやくウォーミングアップが終わりです。長瀞アルプスはここからが本番です。

低山ハイキングだと舐めてると、この先で確実に嫌になります。

階段地獄

見出しの通りです。もう、何も言うことはないです。約200段。
街の階段と違い、ステップも高さもバラバラな階段。雨で崩れているところが散見する階段。
上を見ると階段の終わりが大分先に見えます。写真の赤い点が階段の頂上です。萎えます。

でも、これは地獄の階段じゃなくて、階段地獄なのです。そう、登ってもまだまだあります。

このような階段が3段階。地獄の階段3セットです。

宝登山山頂


階段を登り切ると山頂です。山頂はロープウェーの客もいるので、結構賑わっています。

また、冬の時期は蝋梅園が人気なので、結構な人出です。

階段でぜぇぜぇ言っている横で革靴のおじさんが立っていたりします。


山頂からは秩父の象徴、武甲山が見えます。そして蝋梅の良い香りが漂ってきます。

ここまでで90分。なかなか良いペースで上がってこれました。

やはりネックは階段。分かっていても階段を前にすると萎えますね。。

帰りはロープウェイもあります。

下山はロープウェイもおすすめです。降りた先の長瀞駅を抜けてしばらく歩くと川沿いに有名な長瀞の石畳や、温泉などもあるので、下山は時短でロープウェイ利用もありです。

下山道は完全に整備されたジグザクの道なので、あまり面白味はありません。20分〜1時間程度で下山できます。

長瀞駅から帰宅


長瀞は車で暇な時にドライブがてら良く来るので、今更観光もなぁ・・・ということで、ささっと帰ります。

帰りの車窓から今日歩いた稜線が見えます。

山歩きの楽しさと辛さを存分に味わえる長瀞アルプス。

山登り初心者にはもちろん、小さなお子様連れは子供の自信にもつながります。歩き終わったら存分に褒めてあげましょう。

現場からは以上です。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。