ご紹介!パップテントの魅力に迫る|設営からカスタムまで
最近、キャンプかいわいでミリタリー調のシンプルなテントに注目が集まっています。
「パップテント」と呼ばれる雰囲気のいいテントで、気になっている人も多いのではないでしょうか。
ここでは、パップテントが気になる人のために、パップテントの魅力や購入方法、カスタム方法などをご紹介します。
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パップテントとは
コンパクトな軍用テント
パップテントとは、もともと軍隊で支給されていた軍用テントのことです。簡素な作りで、テントというより簡易シェルターと呼んだ方がしっくりくるかもしれません。最低限の雨風をしのげる、2人用の小さなシェルターです。
サイズの目安
上の画像を参考にしてください。大人2人まで収容できる最低限のサイズです。通常のキャンプに使うのであれば、ソロ用テントとして割り切った方が快適に使えるでしょう。
パップテントが人気の理由
なぜパップテントが人気なのでしょうか。その4つの理由を解説します。
雰囲気
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パップテントには独特の雰囲気があり、最新鋭のテントでは味わえないような魅力があります。ミリタリー好きにはもちろん、丈夫なコットンの持つ温かみは、多くのファンを獲得しました。
ブラス素材やビンテージアイテムとも相性がよく、ゆったりとした雰囲気を味わいたい人におすすめのテントです。
希少性
軍用テントのため、基本的に一般向けの新品商品は流通していません。そのため「希少性」も魅力の1つです。後ほど解説しますが、パップテントを手に入れようと思えば、中古ショップやオークションの出品を探すことになります。
程度の良いものや未使用品は、高値で取引されることもあります。もし見つけた場合は、すぐに購入しておきましょう。
コンパクト
軍用テントであるため、コンパクトに収納ができるのも特徴です。例えば、DOD(ディーオーーディー)から発売される、やや大きめのパップ風テントでも直径19×長さ56cm程度の大きに収まります。
通常のキャンプで使うテントとしては、十分コンパクトであると言えるでしょう。
たき火でも安心
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パップテントは丈夫なコットン製の生地です。耐久性が高く、たき火の火の粉をかぶっても燃えにくいのが特徴です。テントのすぐ側でたき火をしても、安心して使えます。
パップテントのデメリット
パップテントには、やはりデメリットも存在します。
重い
丈夫で分厚い生地が使われているため、やや重たいのが欠点です。種類にもよりますが、重量は3.5kg前後といったところ。
参考までに、キャンプ用テントの定番「snow peak(スノーピーク)アメニティードームS」は重量5kg。ただし、3人用テントで重量にはポールなども含みます。
それを踏まえると、ソロ用テントとしてはやや重たいものの、許容範囲といったところでしょうか。ちなみに、山岳テントの定番「アライテント エアライズ1」は約1.3kgと超軽量です。パップテントは登山用には適しませんね。
メッシュがない
通常のテントは、メッシュ開口部が設けられています。そのため、暑い時期のキャンプには虫を気にせずメッシュで過ごせるのですが、パップテントにメッシュはついていません。虫よけ対策が必須です。
底面がない
同じく、底面もありません。地面にじかに荷物やコットを置くことになります。虫が気になる人には入念に対策しましょう。
パップテントはどこで買う?
パップテントは、基本的に新品は流通していないのは述べたとおり。では、どこで手に入れれば良いのでしょうか。
カスタムショップ
本物が欲しい、なおかつ、定番のファスターカスタムを施したい人は、加工済みパップテントの販売業者での購入がおすすめです。
こちらのBEST PARTS(ベストパーツ)では、US軍のパップテントをファスナー加工済みで販売しています。品質の良い加工を施しながら、良心的なお値段が魅力です。気になる人は、一度問い合わせてみましょう。
TEL 03-5947-4330
FAX 03-3923-8500
営業時間 9:00~18:00
定休日 土曜日・日曜日・祝日
第1・第3土曜日:15:00時まで営業
ミリタリーショップ・中古スポーツ用品店
米軍払い下げ品を扱うミリタリーショップや、中古アウトドア用品店をこまめにチェックしましょう。掘り出し物が見つかるかもしれません。
オークション・メルカリ
レアな商品や、カスタム済み商品が見つかるかもしれません。程度の良い商品や未使用のものは、高値で取引されるようです。こちらも、出品情報をこまめにチェックしましょう。
アマゾン・楽天など
本物の軍用パップテントへのこだわりがなければ、「パップテント風のテント」も選択肢の1つです。こちらは、パップテントの雰囲気を活かしたテントで、新品商品が流通しています。
パップテントの設営方法
ややコツがいるものの、簡単に設営できます。基本的には、2ポールテントと同じ要領で設営します。
1.幕の連結
パップテントは2枚の幕で構成されています。まず、幕に設けられたボタンを使い、2枚の幕を連結させます。
2.左右のポールを立てる
バランスをとりながらポールを立てて、ロープで固定していきます。一回で固定しようとせず、ロープの張り具合やペグの位置など、何度かに分けて設営していけば簡単です。
3.裾をペグダウン
全体の形を整え、最後に裾をペグダウンして完成 です。ファスナーカスタムを施している場合は、開口部にもポールを立てましょう。
パップテントのカスタマイズ
パップテントの定番カスタムに、ファスナーカスタムがあります。パップテントにファスナーとポール取り付け部を設置し、開口部を作るカスタムです。洋裁やミシンの経験がある人なら、難しい加工ではありませんので、挑戦してみましょう。
1 用意するもの
- 定規
- チャコペン
- ナイロンファスナー
- 伸び止めテープ
- ミシン
- ハトメ&ハトメ抜き・うち具
- 裁断ハサミ
- 両面テープ
2 下書き
まず、ファスナーの取り付け位置の下書きをします。完成イメージを想像しながら、バランスの良い位置を見つけましょう。
3 裁断
下書きにそって幕を裁断します。裁断すれば後戻りはできませんので、慎重に作業を進めましょう。
4 伸び止めテープ
裁断面を補強するために、伸び止めテープを貼り付けます。
5 ファスナーの縫い付け
両面テープでファスナーを仮止めします。ズレないように、真っすぐに固定しましょう。固定できればミシンで縫い付けます。
6 ハトメの取り付け
最後に跳ね上げ用ポール部分のハトメを打って完成です。
パップテント&おすすめアイテム10選
パップテントや、一緒に使いたいおすすめアイテムを紹介します。
パップテント
新品未使用 パップテント ファスナー縫製済み カスタム US ARMY
アメリカ軍の、新品未使用のパップテントで、ファスナー加工済みです。本物にこだわる人におすすめです。
本物 ドイツ軍 パップテント セット一式 シェルターハーフ ポンチョ 軍払下げ品
ドイツ軍の本物のパップテントです。コンバーチブルタイプで、ポンチョとしても使えます。
テンマクデザイン 炎幕 DX
ハードな天候下でも使えるパップ風のテントです。通常のポールと、跳ね上げ用のキャノピーポール、グランドシートも付属しています。
テンマクデザイン 炎幕
パップテントのデザインを取り入れたテントです。2本のポールやロープ、ペグなどが付属しており、初心者でもすぐに使えます。
DOD(ディーオーディー) ライダーズベース ツーリング用大型宴会幕 3-5人用
大型のパップ風テントで、3人まで収容できます。大型のキャノピーは、バイクを収納できるほど広く作られています。
コット
DOD(ディーオーディー) バッグインベッド バッグに入る軽量ベッド ツーリングにも CB1-510K/CB1-510T
パップテントと一緒に使いたい、軽量のコットです。バイクツーリングにもおすすめです。
DOD(ディーオーディー) ウルトラクールキャンピングベッド 蒸れにくいメッシュ&ワイドサイズで快眠キャンプ CB1-139-KH
暑い時期におすすめしたい、強化メッシュを採用したコットです。風通しがよく蒸れにくいのが特徴です。
ペグ
スノーピーク(snow peak) ペグ ソリッドステーク30(6本セット) R-103-1
打ち込みやすく、抜きやすい形状のペグです。スチール製ながら軽量で、テント付属のペグが重たい場合はこちらに交換しましょう。
ペグハンマー
スノーピーク(snow peak) ペグハンマー PRO.C N-001
サイズ:直径35×120×290mm 重量:670g
バランスがよく扱いやすいペグハンマーです。ハンマー後部のフックを使い、簡単にペグを引き抜けます。
テントロープ
スノーピーク(snow peak) ロープセットPROレクタ TP-342-1
パップテントやその他のタープなど、幅広く使えるおすすめロープセットです。
まとめ
おしゃれで雰囲気の良いパップテント。気になる人は、カスタムショップやオークションをチェックしてみましょう。新品のパップテント風テントもおすすめです。記事を参考に、ぜひ使ってみてください。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。