旅行用と登山用どっち!?バックパックの選び方
引用:山と道
今やタウンユースでもよく見かける「バックパック」。アウトドアブランド各社が販売し、様々なバックが人気です。多数の種類がありますが、タウンユースを除くと「登山用」と「旅行用」の2種類にわけることができます。そこで「登山用」と「旅行用」のバックを選ぶときに知っておきたい、ポイントや違いを紹介します。
素材の丈夫さは「登山用」
引用:山と道
違いといえば、やはり素材の差でしょう。登山には、過酷な岩壁を越えていくことがあるので、耐久性に優れた素材を自社のバックパックに施していることが多いです。有名な素材だと「SKYLITE」や「70D Silicone Coated Ripstop Nylon」、「X-Pac VX07」などが挙げられます。一概には言えませんが、登山用のバックパックほど耐久性のある素材を使用しており、旅行用のバックパックは素材より収納力などを重視していると言えそうです。
コスト重視なら「旅行用」
引用
http://allabout.co.jp/gm/gc/427011/
登山用・旅行用と分けて売られている事の多いバックパックですが、ほとんどの場合旅行用のバックパックの方が安く売られています。理由の一つは先ほど指摘した素材です。登山用のバックパックは登山中に起きる様々な障害をカヴァーするように作られているのに対して、旅行用のバックパックは収納性や軽量化を重視して作られています。険しい登山や一ヶ月以上の長旅をする場合は「登山用バックパック」、比較的登頂しやすい山を登る時や一週間前後の旅行の場合は「旅行用のバックパック」を選ぶとよいでしょう。
利用シーン別に機能性と容量で最終決断
引用:ノースフェイス
他にも「背負いやすさ」はポイントです。「背中や肩に負担が掛からないか」、「自分の背中にフィットしているのか」など重要項目です。また、腰ベルトが付いているのかもチェックしましょう。基本的な機能がほぼ付属されているのが登山用のバックパックです。
しかし、登山用のバックパックは収納口が少ないという点と、小旅行などでは容量を持て余してしまうというデメリットがあるので、あくまで利用シーンやそれに伴う容量を想定して選びましょう。例えば、日帰り登山や2~3日の旅行などのバックパックの容量は20L~30Lほどで十分。キャンプが必要な登山や長旅の際に使う容量は45L以上のものを選びましょう。
また、他にも防水性に優れているものや、収納口が多いものを選ぶこともお忘れなく。
おまけ:買い換えるときのこと
ほしい商品は見つかりましたか?
新しいものに買い換えたとき、今まで使っていたギアはどうしていますか?
「まだ使える…いつか使うかも…」と保管していたけれど、結局使わないままに経年劣化でボロボロになって、捨てるしかなくなる…なんてことは、残念なあるあるパターン。
かといって、まだ使えるものを捨てるのももったいないですよね。
そんなとき、いまどきの登山家・キャンパーは、アウトドア用品の買取専門店に売っています。
こういうお店も上手に利用して、エコ&おトクにアウトドアを楽しんでくださいね!
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。