ナルゲンボトルをサイズ別におすすめ|限定品から使い方、おしゃれカバーもご紹介
アウトドア用のボトル、何をお使いですか?アウトドアショップに足を運ぶと多種多様なボトルがずらりと並んでいて、どれを選ぶか迷いますよね。
そこで今回はアウトドアはもちろん普段使いまで、筆者が長年愛用しているナルゲンのボトルをご紹介します。
ナルゲンの特徴は何と言っても漏れないこと。さらに熱湯を注いでも問題無い耐熱性などたくさんのメリットがあります。水分以外に食品も保蔵可能。順番に詳しくご紹介します。
ナルゲンとは
1949年。アメリカのニューヨーク州で研究用装備品の開発からスタートしたナルゲン。当初は様々な研究・実験用途のポリエチレン容器を製造していましたが、その便利な容器がアウトドアや旅行に使われているとの噂を当時の社長が聞きつけ、アウトドア用ボトルの開発をスタートし現在に至ります。
アウトドア愛好家の方なら一度はナルゲンを耳にしたことがあるでしょう。丈夫で漏れない頑丈なボトルはファッション性にも優れ、アウトドアでの定番ウォーターボトルとしてはもちろん普段使いにも大人気です。また時期によって他のアウトドアブランドやアニメ等のコラボレーションモデルも限定販売されています。
ナルゲンボトルをおすすめする理由
ここからはナルゲンボトルの詳しい特徴をご紹介します。
漏れない
ナルゲンの定番、TRITAN(トライタン)シリーズの開口部とキャップをよくご覧下さい。通常の水筒にはセットされているものが、ナルゲンにはセットされていません。そう、ゴムパッキンが無いんです。でもゴムパッキンが無いのになぜ漏れないのでしょうか?
秘密は開口部とキャップの気密性の高さにあります。一見普通にネジが切られているだけのようですが、独自のキャップシステムが採用されています。工作精度が良いのでしょう。キャップを締めすぎても、まず”空回り”することがありません。この気密性の高さから中身が漏れることは無く、ザックの中に無造作に入れても安心です。
耐久性
写真は約5年使用したTRITAN(トライタン)。何度も地面に落とし傷だらけですが割れません。
TRITAN(トライタン)シリーズの耐寒耐熱温度は-20℃~100℃(キャップは0℃〜120℃)です。つまり凍らせても、沸騰した熱湯を注いでも大丈夫なんです。プラスティックボトルでここまでの耐寒耐熱性能を持ったものは珍しいですよね。
例えばナルゲンに水を凍らせ、クーラーボックスに入れておれば保冷剤の代わりになります。特殊な状況では雪山で雪をクッカーで解かせて水を作る、また、沢の水を煮沸消毒して飲み水を作るなど、沸騰した水を冷ます手間なく直接保存できます。
このようなハードな使い方にも十分耐えられますから、冷たいドリンクや暖かいコーヒーなど普段使いでは何の心配もありませんよね。
豊富なバリエーションと使い方
引用:high mount
TRITAN(トライタン)シリーズが定番ですが、バリエーションが豊富で食品の保存用容器もあります。登山やキャンプなど用途に合わせて最適なモデルを選べますし、調味料ボトルも人気です。
とはいえ、おすすめはやはりTRITAN(トライタン)シリーズ。筆者は1リットルと0.5リットルモデルを日常からアウトドアまで愛用しています。そこでご紹介したいのがこちら。
0.5リットルモデルを写真のように”行動食”ボトルとして使う方法です。筆者は柿の種を入れてますが、ミックスナッツや小さめのエナジーバーも保存できます。気密性の高さから湿気にも強く、最後まで美味しくいただけます。
行動食が気になった方はこちらもチェック!
ナルゲンボトルの気になるところ
ナルゲンのメリットをご紹介してきましたが、愛用していて気になる部分もあります。
ソフトボトルと比べて大きい
夏場はどうしても水分摂取量が増えますから、基本は1リットルモデルを使用しています。これを2本ザックに入れるとやはり存在感がありかさばります。
昨今人気のあるソフトボトルはナルゲンと同じ量の水分を入れても、パッキングに合わせて柔軟に対応しますし、使わない時は丸めて小さく折りたためます。ただこの辺は、漏れない、壊れない安心感とのトレードオフと考え妥協しています。
保温ができない
冷たい水やドリンクは凍らせておけば何とかなるかもしれません。しかし暖かい飲み物を入れてもすぐに冷めます。
別売りの保温カバーを使えばいくらか改善されますが、保温目的のボトルをお探しなら、素直に保温機能のあるボトルを選んだ方が無難です。
ナルゲンボトルおすすめ15選
さてナルゲンの魅力をご紹介してきましたが、気になった方はこれから厳選しておすすめするモデルを選べば間違いありません。
nalgene(ナルゲン)広口1.0L
ナルゲンの定番モデル、迷ったらこれを選びましょう。容量は1リットルとちょうどいい容量です。少し大きいですが、耐寒耐熱温度は-20℃~100℃、漏れない独自のキャップシステムなど絶対の信頼感があります。アウトドアから普段使いまで幅広くおすすめです。
nalgene(ナルゲン)広口0.5L
TRITAN(トライタン)シリーズの0.5Lモデルです。秋冬のアウトドアに最適な容量。またコンパクトなサイズでお出かけや仕事など幅広い用途におすすめです。1Lモデルは大きいかな?と思われる方はこちらがおすすめです。
nalgene(ナルゲン)広口1.5L
TRITAN(トライタン)シリーズの1.5Lモデルです。容量が大きいので、ザックやカバンに入れての持ち歩きには適しません。代わりに、キャンプサイトでの使用やご家庭のキッチンでの使用にはぴったりです。持ち歩く予定の無い場合は、このモデルがおすすめです。
nalgene(ナルゲン)広口0.38L
容量は380mlとコンパクトなモデルです。カバンに入れても邪魔にならず、いつも持ち歩きたい方におすすめ。また登山やハイキングの行動食ボトルとしての使用にも最適です。
nalgene(ナルゲン)広口1.0L MARVEL
アメコミヒーローファンなら、迷わずこちらを選びましょう。紹介しているのはスパイダーマンですが、他にもアイアンマン、ハルク、キャプテンアメリカなどもラインナップされています。他人とは違うモデルで差をつけたい方にもおすすめです。
nalgene(ナルゲン)OTF
OTFシリーズはキャップシステムが特徴です。片手ですばやく開閉可能。自転車やランニングなど激しいアクティビティ時に効果を発揮します。もちろん耐寒耐熱温度は-20℃~100℃(本体)で信頼できる耐久性です。
nalgene(ナルゲン)OTF 0.38L
OTFの380mlモデルです。コンパクトなのでカバンに入れていつでも持ち歩けます。容量が少なめなので、夏場の10kmランニングや短い距離の自転車などにおすすめです。
nalgene(ナルゲン)コーヒービーンズキャニスター
前述したように、ナルゲンは高い気密性から食品保存にも最適です。コーヒービーンズキャニスターには150g、200g、300g、のモデルがあり大きいモデルはパスタの保存にも使えそうです。使い方はアイデア次第です。
nalgene(ナルゲン)広口丸型ボトル
小型の保存容器です。キャンプや登山の調味料入れとして定番です。サイズ違いでいくつか揃えておくと便利です。また調味料以外にもアルコールストーブの燃料入れとしても定番です。
nalgene(ナルゲン)トラベルキット
小型ボトルを買い揃えるのが面倒な方は、トラベルキットがおすすめです。このセット1つでアウトドアから旅行まで対応可能。
nalgene(ナルゲン)キッチンジャー
ご家庭でのハーブ類の保存、調味料の保存に適したモデルです。125mlと250mLモデルがあり、用途に合わせて選べます。保存容器をナルゲンに統一すれば、お洒落に整理整頓できますね。
nalgene(ナルゲン)オアシス
ちょっと変わった形状のナルゲンです。これは軍隊でよく使用されている”カンティーンボトル”の形状で、腰ベルトにボトルを装着する際、腰にフィットするよう設計されています。容量は1Lですが細口ボトルは飲みやすく、ザックのへの収まりも良い印象です。
nalgene(ナルゲン)広口1.0Lケース BOTTLESLEEVES
nalgene(ナルゲン)広口1.0L用のケースです。ループが装備されており、カラビナ等でザックに取り付け可能です。
nalgene(ナルゲン)広口1.0Lケース BOTTLE CLOTHING(広口1.0Lケース)
nalgene(ナルゲン)広口1.0L用のケースです。こちらはあらかじめカラビナが付属しており、カラビナを使ってザックに取り付け可能です。
nalgene(ナルゲン)OTFケース
OTF用のケースです。ループが装備されており、カラビナ等でザックに取り付け可能です。
まとめ
ボトル選びで迷われた方は、やはりナルゲンがおすすめです。独自キャップシステムによる高い気密性、優れた耐寒耐熱性能、バリエーションも豊富で用途に合わせて選べます。筆者は5年以上愛用していますが、これからもナルゲンを愛用していきます。
水分補給についてはこちらをチェック!
おまけ:買い換えるときのこと
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。