御嶽山情報 | 初心者向け?規制は?など気になる情報をご紹介します!
引用:gatag
剣ヶ峰の山頂部が特徴的な御嶽山。古くから信仰の対象とされてきた山であるため、登山道には霊神碑がいくつか見られます。日本百名山にも選ばれており、「木曽の御嶽山」と呼ばれ親しまれてきました。1979年の水蒸気爆発の噴火以来、沈黙を続けた御嶽山ですが、2014年に大噴火により、山頂付近にいた登山者58人が死亡、5人が行方不明になる大惨事が起こりました。その後は入山規制が設けられましたが、2015年に入山規制のエリアが縮小され、少しずつ以前の活気が戻ってきています。今回は豊かな自然あふれる御嶽山についてご紹介します。
※入山規制についての詳細は王滝村HP等で最新情報が確認できます。
王滝村ホームページ 御嶽山噴火に関する情報(総務課)
http://www.vill.otaki.nagano.jp/info/kakuka_osirase/somu/funka_information.html
長野県ホームページ 御嶽山噴火に関する情報(危機管理部危機管理防災課)
http://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/ontake.html
アクセスや装備、難易度などの基本情報
山岳名
御嶽山(おんたけさん)
アクセス
(車利用の場合)
【関西・名古屋方面から】
名古屋ICから130km(約2時間30分)
吹田ICから300km(約4時間)
【東京方面から】
高井戸I.Cから250km(4時間)
(JR・バス利用の場合)
【関西・名古屋方面から】
中央本線特急しなの「名古屋駅」→ 中央本線「木曽福島駅」→おんたけ交通バス「御岳ロープウェイ」
【東京方面から】
中央本線特急あずさ「塩尻駅」→特急しなの中央本線「木曽福島」→おんたけ交通バス「御岳ロープウェイ」
必要な装備
未だ入山規制エリアがある御嶽山では万全の装備をしておいた方が無難です。また山では急な天候の変化も予想されます。日帰りであっても服装や装備は調節できるように準備しておきましょう。
(持ち物)
防寒着・着替え・レインウェア・手袋・飲み物・非常食・懐中電灯・タオル・ティッシュ・ビニール袋・地図・時計・応急薬品など
(服装)
ヘルメット・・サングラス・長袖上着・リュックサック・長ズボン・厚手の靴下・吸汗性のある下着・登山靴など
持っていってよかったもの
ストック(杖)は高低差のある足元など、不安定な場所でも体を安定させることができるのであると便利です。脚だけでなく腕の力でも前進でき、膝の負担を軽減することができます。ひのきの杖(金剛杖)は御嶽山周辺で販売されています。(1500円前後)金属製の片手タイプのストックや両手タイプのストックもおすすめ。
難易度
御嶽山の登山難易度は総合的に上級者向けと言えます。ですが、ロープウェイを利用するなど比較的優しい初心者向けの登山道もあり、自分のレベルに合わせた登山コースを選べます。
イチオシポイント
四季を通じて美しい自然が見られる御嶽山。全国屈指の紅葉スポット言われている8号目付近は、秋になると一面、赤や黄色の紅葉が広がる絶景が見られます。9月下旬から10月中旬が一番の見ごろです。
混雑している時期
9月下旬から10月中旬
全国屈指の紅葉スポットである御嶽山。紅葉の時期が一年で一番混雑する時期です。
空いている時期
12月から3月。
雪が多いので11月上旬から4月下旬まではロープウェイも運休します。
おすすめルート
御嶽山にはそれぞれ特徴のある様々な登山口があります。登山口別のおすすめルートをご紹介します。
《「黒沢口」登山口からのルート》
引用:日本アルプス登山ルートガイド
登りやすく、初心者におすすめのルートです。御岳ロープウェイスキー場にある駐車場が無料で利用可能ですので安心です。時期によってはロープウェイの始発が遅くなるため、山頂に到着した頃は周りはガスで真っ白になっていることもあります。
《「大滝口」登山口からのルート》
引用:日本アルプス登山ルートガイド
御嶽山の全登山口の中で最も標高が高く、展望の絶景が魅力で最も利用者の多いルートです。また駐車場も広く、公衆トイレや宿泊施設などの施設が充実しています。時期によってはバスが運行されるため、アクセスも良好な点も人気です。
《「王滝口」 登山口からのルート》
引用:日本アルプス登山ルートガイド
王滝口から剣ヶ峰に登るルートです。
登山中は常に下に見下ろす景色を見渡せる素晴らしい眺望が魅力です。
《「濁河温泉」登山口からのルート》
引用:日本アルプス登山ルートガイド
五の池小屋までのルートです。全体的に変化に乏しく単調なコースですが、濁河温泉では源泉かけ流しの宿があり、他の登山口には無い魅力と言えます。
絶景を望みながら豊かな自然の中で登山を満喫できる御嶽山
御嶽山登山は、それぞれ特徴的な様々な登山口からのルートがあります。自分の目的やレベルに合わせたルートを選んで豊かな自然を満喫できる御嶽山の登山を体験してみましょう。
【王滝観光総合事務所】
http://www.ontake.jp/karada/
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。