ハイキングで自然を満喫!東京とは思えないオススメのハイキングコース

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2017.05.06

引用:pixabay.com
日常のストレス発散や、運動不足の解消にぴったりなのが、自然を満喫できるハイキングです。ハイキングは、登山ほど重装備ではなくても気軽に出かけられます。ここでは「ここ本当に東京都なの?」と思うほど、東京都内でありながら絶景やマイナスイオンを満喫できる自然豊かなハイキングコースをご紹介しましょう。ぜひ、天候のいい週末にはお出かけしてみてくださいね。

コースもいろいろ!世界中から観光客が訪れる高尾山

72_1_20170428引用:街画ガイド
国内はもちろんのこと、海外からも登山やハイキングのために訪れる人も多いのが八王子市にある高尾山です。ふもとから歩いて登るコースは3つあり、中腹からの迂回コースやループコースなど含めると10種類以上のコースがあります。高尾山の中腹まで行けるケーブルやリフトもあり、絶景を楽しむことができます。

人気のコースをご紹介します。
1.樹齢700年の巨大杉・高尾山の顔ともいえる薬王院・さる園(薬草苑)・露台展望台などの観光名所や、眺望が素晴らしい茶屋などがある定番の「表参道コース」

2.木々の間を歩きながら澄んだ空気を味わい吊り橋を渡る「吊り橋コース」

3.せせらぎと鳥のさえずりを聞きながら山頂まで登る「びわ滝コース」

4.四季折々に表情を変えるハイキング上級者向けの「陣馬山・高尾山コース」

その他、個性豊かなコースがそろっているので、自分や同行者の体力・脚力に合ったコースが選べます。ふもとや途中にある茶屋では、高尾山名物のとろろそばや甘味などを食べたり、お茶を飲んだりできるので手ぶらで出かけても大丈夫です。駅周辺にはお土産店もたくさんあり、ショッピングも楽しめます。気軽なコースでも、歩きやすいシューズ・脱ぎ着ができ温度調節がしやすい服装で、汗を拭くタオルや簡単な雨具の用意もしていきましょう。

【高尾山】
標高:599メートル
アクセス:新宿駅から京王線・中央線で高尾駅→高尾山口駅

木々と清流が美しい!初心〜上級者まで楽しむ御岳山

72_2_20170428引用:御岳登山鉄道
奥多摩にある御岳山は、ハイキング初心者でも気軽に楽しめる山です。
四季折々の自然や清流、食事、お土産の買い物なども楽しめるハイキングコースなので、幅広い年齢層に人気があります。

1.JR青梅線・御嶽駅からバスに乗り、ケーブルカーの滝本駅へ。(バスの運行は1時間に1〜2本ほど)

2.滝本駅からケーブルカーで終点の御岳山駅で下車。(15〜20分ほど)御岳平からは素晴らしい眺望が楽しめます。

3.御岳平→武蔵御嶽神社山道の入り口→ヒノキやスギが立ち並ぶ参道→商店街→鳥居前広場から女坂を登り武蔵御嶽神社に到着。
武蔵御嶽神社からは樹木が続く道を通り清流の七滝を抜けて天狗岩まで向かいます。(約60分)

4.天狗岩からはロックガーデン周遊コースになります。青々とした苔が美しい清流沿いに歩き、マイナスイオンを胸いっぱいに吸い込見ながら綾広の滝まで進みます。(約70分)

5.綾広の滝を少し登りロックガーデン出口を進み、「御岳神社」「御岳山駅」方面を道なりに進み尾根道を歩きます。武蔵御嶽神社を経由し行きと同じ参道を戻ります。

武蔵御嶽神社はおいぬさまを祀っている神社で、ペット守りやおいぬさま形代での健康祈願ができるため犬連れのハイカーも多いのです。

【御岳山】
標高:929メートル
アクセス:新宿駅からJR中央線(ホリデー快速おくたま)から御嶽駅→バスで御岳駅「ケーブル下(滝本駅)へ

マイナスイオンたっぷり!大迫力の滝に会う…川苔山

72_3_20170428引用:足成
東京とは思えないほど美しい大自然を楽しめる奥多摩。その中でも人気があるのが、川苔山のハイキングコースです。四季折々に表情が変わるのでいつ訪れてもいいのですが、川苔山と呼ぶだけあり、美しい「川」と「苔」で知られるので清流と新緑を楽しめる初夏から夏にかけてがおすすめです。

1.奥多摩駅からバスで「川乗橋」へ向かいます。(バスの運行は1時間に1本ほど)

2.川乗橋から登山道入り口に進み、清流を眺めながら歩きましょう。

3.登山口に入り樹木に囲まれている川や小さな滝などを眺めながら、百尋の滝へと進みます。

4.百尋の滝では迫力のある流れと水しぶきで「涼」とマイナスイオンを楽しめます。

5.百尋の滝からは山頂を目指して急な上り坂を進みましょう。

山頂では絶景を楽しめますが、山小屋などはありません。お弁当を持っていくか、コッヘル持参で温かい「山ごはん」を作るのもいいでしょう。

【川苔山】
標高:1,363メートル
アクセス:新宿駅からJR青梅線で奥多摩駅へ。奥多摩駅から西東京バス「日原鍾乳洞・東日原行き」で川乗橋下車。

豊かな自然が残る奥多摩・高水三山ハイキングコース

72_4_20170428引用:足成
都心に近いのに、豊かな大自然が残っている奥多摩で一番人気があるのが、高水三山ハイキングコースです。高水山(標高759メートル)・岩茸石山(標高793メートル)・惣岳山(標高756メートル)の3つの山が連なる尾根道を歩くコースで、全部で5時間ほどかかるコースです。長時間ですが、ハイキング初心者でも無理なく歩けるでしょう。

1.スタートは駅から「高水山」の標識に沿って歩き始めます。

2.高水山の登山口にある高源寺から、木立の山道を進み1時間半ほどで山頂付近の常福龍学寺に到着します。

3.常福龍学寺から木の根道を下ってくと、30分ほどで岩茸石山に到着します。雄大な関東平野は広がる絶景を楽しみましょう。

4.そこから惣岳山へは回廊のようになっている山道を40分ほど歩きます。惣岳山の手前で山頂を目指す道とJR御岳駅に行く道に分かれるので、好きなほうを選びましょう。

5.惣岳山の山頂までは木の根をつかみながら登っていくようなコースになります。

6.山頂からは、御岳駅か沢井駅に出る下り道があるのでお好きなほうをどうぞ。

高水三山ハイキングコースは手付かずの自然に囲まれているので、自動販売機や売店はありません。飲み物・お弁当・おやつを持参し、歩きやすい服装とハイキングシューズで出かけましょう。

【高水三山ハイキングコース】
JR青梅線 軍畑駅からスタート

湖面に映る空や樹木を楽しむ!奥多摩湖いこいの路

72_5_20170428引用:足成
広々とした奥多摩湖に沿って、小河内ダムから山のふるさと村まで約12キロメートルの自然散策路を歩くコースです。景色を楽しむとともに、水源林や貯水池の大切さや役割を学習・体感することもできます。奥多摩湖に映る豊かな緑や青空を眺めながら比較的なだらかな道を歩けるので、幅広い年齢層に人気があるのです。特に新緑や紅葉シーズンがオススメでしょう。

【奥多摩湖湖いこいの路】
アクセス:JR青梅線 奥多摩駅→小河内ダム→山のふるさと村
開放期間:4月第2週の金曜日から11月30日まで

お休みの日はハイキングに行こう!

72_6_20170428引用:pixabay.com
ここ数年来続いているアウトドア人気で、休日は街中でショッピングをするよりも、自然を楽しむ人が増えてきました。ハイキングは登山よりも軽装備で気軽に楽しむことができます。家族や友人同士、カップルなど気の合う人達と自然を満喫するひとときは、心身ともにリフレッシュできるのです。東京とは思えないほど豊かな大自然に囲まれたハイキングコースに、ぜひ出かけてくださいね!

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。