アークテリクスジャケット10選|定番アルファ・ベータなど冬のおすすめアイテムはこれ!
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今大人気のアークテリクス。機能性や軽量性などマウンテンジャケットとしての人気は定着していますが、最近は、おしゃれに街着として着こなす人が多くなっています。今回は、山着ではもちろん、街着としてもおしゃれなアークテリクスのジャケットを厳選してみました。アークテリクス成り立ちから、ジャケットの種類などご紹介したいと思います。
アークテリクスとは?
アークテリクスの成り立ちを少し
アークテリクス(ARC’TERYX )は、1991年カナダバンクーバーで誕生しました。創設当初は、クライミングハーネスを作っていましたが、その後、その他のギアやウェアへと拡張していきました。
アークテリクスジャケットの特徴
ジャケットの品質とバリエイションには定評があり、使用用途に特化したジャケットを選ぶことができ、多くのクライマーが愛用しています。
そのバリエイションの多さで、街着として、冬のジャケットとしての注目が集まり、今では、街で着こなしている姿を多く見かけるようになりました。
今では当たり前になっている「止水ジッパー」や「熱圧着技術」は、アークテリクスが開発した技術で、絶えまない技術革新で多くのユーザーの支持を集めています。
アークテリクスジャケットの名前の意味は?
アークテリクスのジャケットは、商品名を見ると、ベータARやアルファSLのような名称になっています。これらは何を意味しているのでしょうか?
着丈を表すアルファ、ベータ、シータ
着丈の長いほうから、
シータ(THETA) ⇒ アルファ(ALPHA) ⇒ ベータ(BETA)
となっています。
このあたりは好みにもなりますが、短くなるほど行動的なアクティビティに向いていきます。アルファが定番の長さになりますが、厳冬期など、長めにお尻まで隠した時などはシータが最適ですし、クライミングなど行動的なアクティビティにはベータが向いています。
機能性を表すAR、SL …
・SV(シビア)…過酷な環境を想定し、防水性や耐久性など最高機能を有します。価格も一番高くなります。
・AR(オールアラウンド)…いろいろな用途に、長く使えるように耐久性を重視したモデルで、一番汎用性が高いモデルです。
・LT(ライト)…耐久性と軽量性を、うまくバランスをとったモデルです。
・SL(スーパーライト)…最軽量モデルです。マウンテンレースなど、できるだけ軽量にしたいアクティビティ向きです。
・MX(ミックスウェザー)…耐久性、通気性に加え、伸縮性を持ったモデルで、様々な気象条件でも着用できるように設計されています。
・SK(スキーツーリング)…冬スキーの体の動きに合わせた立体裁断モデルです。
・FL(ファスト・ライト)…気軽に着用できるライトなタイプです。
つまり、ベータARは、着丈が短いオールランドタイプとわかります。
このように、アークテリクスは、商品名からデザインと用途がわかるようになっています。
また、これらのシリーズとは一線を画した、ガンマシリーズ、ライフスタイルシリーズなど多数あり、多くのバリエイションで悩むところです。
それらの中で、街着として最適なアイテムをご紹介します。
一番人気のベータ
短め着丈が好まれる最近のファッションの傾向の中で、一番人気のベータシリーズ。そのベータの中でも、街着として人気のモデルをご紹介します。
ベータ(BETA) SL
重 量:315g
素 材:N40r GORE-TEX PacLite
サイズ(cm):胸囲 XS=92、S=97、M=102、L=110 裄丈 XS=81、S=84、M=86、L=89 ウェスト XS=74、S=79、M=84、L=92 ※サイズ数値は衣服の寸法ではなく、基準とする身体のサイズです。
フィット:トリムフィット
着 丈:74cm
ドライバー | プラス |
---|---|
さんすう | プラス |
ポケモン | プラスル |
軽量な防水透湿素材のゴアテックスパックライトを使用しているので、非常に軽量でしなやかな着心地です。ハイキングやキャンプなどシェルに最適です。街着として一番人気な理由は、軽い着こなしができることで、カジュアルなコーデが自然にできる事でしょう。
しかし、防水や防風など全天候型機能としては申し分なく、自転車通勤でのシェルとしてもいいですね。
【ユーザーレビュー】
安い。ゴアテックスでこの価格は大満足です。
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ベータ(BETA) AR
サイズ M 身幅 58cm 着丈 71cm 肩幅 52cm 袖丈 67cm
サイズ L 身幅 62cm 着丈 73cm 肩幅 54cm 袖丈 67cm
サイズ XL 身幅 65cm 着丈 76cm 肩幅 58cm 袖丈 68cm
素材 : ナイロン 100% (N40r-X GORE-TEX Pro 3L, N80p-X GORE-TEX Pro 3L)
耐久性が高いゴテックスプロを使用しています。登山やクライミング、バックカントリースキーなど、アウトドアアクティビティをオールラウンドに対応していますが、短めの着丈で街着としても違和感ありません。
アウトドアから街着まで、一枚でこなしたい方に向いています。
ベータ(BETA) LT
素 材:N40p-X 3L GORE-TEX Pro
サイズ(cm):胸囲 XS=92、S=97、M=102、L=110 裄丈 XS=81、S=84、M=86、L=89 ウェスト XS=74、S=79、M=84、L=92 ※サイズ数値は衣服の寸法ではなく、基準とする身体のサイズです。
フィット:トリムフィット
着 丈:76cm
耐久性があるゴアテックスプロ採用でありながら、細部の装飾を削り軽量化しています。多くのユーザーが評価しているモデルです。軽さも強さも欲しいユーザーに最適です。
定番アイテムのアルファ
着丈としては、中間の長さになり、街着として長く愛されている定番のモデルになります。
アルファ(ALPHA)SL
サイズS:着丈73cm 肩幅52cm 袖丈62cm
サイズM:着丈76cm 肩幅54cm 袖丈63cm
サイズL:着丈79cm 肩幅56cm 袖丈64cm
アルファシリーズ最軽量のこのモデルは、ジャケットとしての機能を保ちながらも、まるで着ていないかのような軽い着心地で、行動を妨げません。軽くコンパクトなので、登山でレインウェアとして携行するのにも最適です。
アルファ(ALPHA)SV
重量 490 g / 1 lb 1.3 oz
どんなハードな環境にも耐える、全ての機能において最高レベルの冬の山岳ジャケットです。これを街着で着るなんて、怒られそうですが、それだけにプレミア感があり、注目を集める一着です。
【ユーザーレビュー】
丈夫で長持ち、寒さ対策に最適です。手の甲が完全に隠れて指の部分にかかる程度の袖丈です。
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アルファ(ALPHA)FL
素早く、軽やかにアウトドアフィールドを行動する、そんなイメージのアルファFLです。街でもしなやかに着こなしてみたい一着です。
厳冬期に羽織りたいシータ
シータ(THETA)は、お尻が隠れるくらいの着丈ですので、厳冬期にしっかりと羽織るジャケットとして最適です。
シータ(THETA)AR
素材構成: N40r-X 3L GORE-TEX Pro N80p-X 3L GORE-TEX Pro
[サイズレンジ]: XS, S, M, L, XL
冬のトレッキング用ジャケット選びで迷ったらこれで間違いありません。カラーバリエイションは、ダークな色合いが多いので通勤着として使用しても違和感ありません。
通勤やビジネスに、ライフスタイルシリーズ
引用:インスタグラム
ここまでご紹介したアルファ、ベータ、シータは、アークテリクスとしてはアウトドア用のラインでしたが、ライフスタイルシリーズとして、街着をコンセプトにした商品も有ります。ここからは、それらをご紹介します。
インターステート ジャケット
素材 [laminate/membrane] N70p 3L Gore-Tex [backer] ゴア C-Knit
裏地に、丸編みニットと貼り合わせた特許出願中のラミネート構造GORE C-KNITを使用しているため、従来のゴアテックスジャケットにありがちな、ごわごわ感がありません。防水透湿、防風性はそのままで、街着に最適なしなやかな着心地です。
A2B ハードシェル ブレザー
[サイズレンジ]: S, M, L, XL
自転車通勤向けとして開発されました。防水透湿などの機能性はもちろんですが、なんといっても、フロントや開襟できる襟など、ビジネスシーンでも活躍するデザインです。
汎用性の高いソフトシェルガンマシリーズ
耐風性で体を寒さから守るソフトシェル。ハードシェルのような防水性などはありませんが、山での風が冷たいとき、冬の街歩きでちょっと羽織るのなら、ソフトシェルが最適です。そのソフトシェルのガンマシリーズをご紹介します。
ガンマLT
【着丈】約76cm/【重量】545g(サイズ)
【原産国】インドネシア製
【素材】Wee Burlyダブルウィーブ(ナイロン56%、ポリエステル34%、ポリウレタン10%)
軽量性と耐久性を備えた汎用性が高いソフトシェルです。ストレッチ性があるシェル素材なので、体の動きに無理なく追従します。
【ユーザーレビュー】
手入れの面倒ではなく、普段使いから山登りまで便利に使っています。
出典:Amazon
山着でも街着でも最強 アークテリクスジャケット
ここにご紹介した10選は、まだまだ一部ですが、アークテリクスジャケットが山でも街でも使いこなすことが出来ることがわかっていただけたでしょうか?
この冬、ジャケット購入予定の方は、ぜひ、アークテリクスを候補にしてみてください。
おまけ:買い換えるときのこと
ほしい商品は見つかりましたか?
新しいものに買い換えたとき、今まで使っていたギアはどうしていますか?
「まだ使える…いつか使うかも…」と保管していたけれど、結局使わないままに経年劣化でボロボロになって、捨てるしかなくなる…なんてことは、残念なあるあるパターン。
かといって、まだ使えるものを捨てるのももったいないですよね。
そんなとき、いまどきの登山家・キャンパーは、アウトドア用品の買取専門店に売っています。
こういうお店も上手に利用して、エコ&おトクにアウトドアを楽しんでくださいね!
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。