キャンプにボランティアで参加するとはどういうこと?

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2017.08.25

引用:visualhunt
キャンプの情報を調べていると、ボランティア募集の案内をよく見かけます。多くは、夏休みなどの長期休みで子供たちが参加するキャンプのお手伝いをするというもの。ボランティアといっても、旅費交通費は支給されることが多く、場所によっては活動費でいくらか出る組織もあるようです。もちろん、キャンプの滞在費は無料です。将来、子供を相手にする職業に就きたい学生には魅力的な仕事ですよね。キャンプにボランティアで参加するということについて、調べてみました。

キャンプに必要なボランティアのお仕事とは

53_1_1_20170818引用:のあっく自然学校様
小学生くらいになると、夏休みに親と離れてキャンプに出かけるという子がいますよね。東京から長野まで行くなど長距離移動の場合もあります。この時必要なボランティアは、ボランティアリーダーといった役割で直接子供たちと関わったり、炊事や準備などの裏方として関わる仕事です。親元を離れ、遠い場所までキャンプに来た子供たちは、初めは緊張もあり興奮しているでしょうが、ふとした瞬間に不安に襲われることがあると思います。そういった時に、その子の気持ちに寄り添って勇気付けてあげるようなカウンセラーとしての仕事などは非常にやりがいがあります。そのほか、保健室の先生としての役割や、調理のための薪割り、野外活動を盛り上げるプログラムを企画するなど、様々な仕事があります。

キャンプでやってみる子どもサバイバル
キャンプでやってみる子どもサバイバル
キャンプに必要な技術について説明した本です。親子での実施を対象にしているため、子供にはどのような情報が必要なのかがわかりやすく書かれています。
発売日: 2017/5/23
出版社: ベースボール・マガジン社
川口拓:(著)128ページ
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!

障がいを持つ子供が参加するキャンプでのボランティア

53_2_20170818引用:visualhunt
多くのボランティアを必要とするのは、心身に障がいを持つ子供または大人が参加するキャンプです。心身に障がいがあるといえども、自然の中に身を置くことは是非体験してもらいたいし、良い影響があると考えられます。普段の生活では活動に多くの制限があるでしょうから、キャンプの時にはできる限りのびのびと新鮮な経験をしてもらいたいものです。ただ、通常のサマーキャンプとは異なって、配慮するべきことが多くなりますので、事前に研修をしっかり受ける必要があります。大変なことも多くありますが、子供たちの嬉しそうな屈託のない表情や反応にボランティアで参加した側も沢山の贈り物をもらえるはずです。

ボランティアでキャンプに参加する際の流れ

53_3_20170818引用:visualhunt
ボランティアでキャンプに参加したいと思った場合、まずは参加したいキャンプを主催している団体に申込をします。申込後は、研修会や研修キャンプに参加することが多いようです。そこで最低限の注意ごとを把握し、参加を希望しているキャンプへの申し込みが可能となります。キャンプによっては、さらにキャンプ開催日前に事前キャンプを設定している団体もあります。このように、多くのお子さんの命を預かるお仕事ですので綿密な準備がされているのですね。

ボランティアで参加する長期キャンプ!


引用:Instagram by tsugumiin_5321
キャンプのボランティアは、一週間以内の短期のものから、一か月以上もの長期のボランティアもあります。長期のボランティアとなると、主催する団体もそれなりに古く、経験を積み重ねているところが多いようです。信頼がないと、キャンプ参加者も長期のボランティアも集まりませんものね。長期のボランティアとなると、キャンプの運営に関わる仕事に就くことが多いようです。キャンプの企画自体を長期ボランティアで行うところもあります。とある団体の長期ボランティアの感想を読んでみると、自分が小さい頃にその団体のキャンプに参加しており、運営側のボランティアチームに憧れを持っていて自分も参加したという声が多くありました。キャンプの長期ボランティアは、もはや暮らしを一緒にしているのと同じですから、人間関係も学べ、基本的な生活能力を高めることにもつながり、成長につながるようです。

POJ 物干しロープ
POJ 物干しロープ
両端がフックになっているので、木などに引っ掛けやすい物干しロープです。ピンチは12個付属しています。
サイズ:ロープ長さ(約190cm)
重量:195g
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!

キャンプのボランティア団体と言えばYMCA

53_5_20170818引用:visualhunt
YMCAというと、誰もが知っているのではないでしょうか。実は、YMCAは多くのボランティアによって支えられている世界最大規模のボランティア団体なのです。キャンプのリーダーとしてのボランティアでは、子供のキャンプや野外活動をサポートするものや、知的障がいのある方とのキャンプでのボランティアを募集しています。主に学生が中心となっており、月に一度の野外活動や、春・夏・冬休みのシーズンキャンプなど頻繁に活動を行っています。リーダー会なるものも開催され、学生の社会体験という意味合いでも非常に有効です。YMCAでのボランティアは、無料でキャンプに参加できるという気軽な感覚よりも、人間としての成長が大きな目的になるでしょうね。

キャンプにボランティアで参加する方法は様々

ボランティアで参加するキャンプ。自分が自由に行くキャンプとは異なり、苦労も多いでしょう。しかし、仲間や教えてくれる先輩も一緒ですから、困っても助け合うことができます。自分も学生の時にキャンプのボランティアをやっておけば良かったなと思いました。無料でキャンプに参加できるという軽い気持ちで調べ始めたキャンプボランティアですが、かなりやりがいがあり、人として鍛えられそうです。若いうちから、こうした経験を積んでおくと、後の様々な場面で生きてくるでしょう。そして、キャンプ体験も小さいうちから経験すると得るものが多くありそうです。自分も子供が生まれたら、キャンプに参加させてあげたいと思います。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。