決定版!キャンプでの寒さ対策で最低限必要なこと

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2017.07.08

引用:Visual Hunt

キャンプに限らず、アウトドアでの寒さ対策は大変重要です。服装での防寒対策はもちろんのこと、テント泊の場合は寝る場合の防寒対策を万全にする必要があります。山では日中暖かくても、夜になると突然冷え込むことが少なくありません。自然豊かな場所は、湿度も高めで大気からも地面からも熱をうばう原因となるのです。ということで、寒くて眠れないなんて辛い思いをしないために必要な準備についてまとめました。

 

キャンプでの防寒対策の基本とは

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引用:Visual Hunt

キャンプでの防寒対策の基本的な考え方をご説明します。キャンプでの防寒は、
1.服装による防寒
2.テント自体の防寒
3.内側から温める
4.外側から温める
ということになります。まずは、自分自身の体温をいかに逃さないかという工夫をします。そして、自分のいる空間の保温につとめます。1と2の部分は、夏以外のキャンプでは対策が必要でしょう。3と4に関しては、必要に応じて。特に冬キャンプで欲しくなる防寒対策です。

 

キャンプでの防寒対策:服装(インナー)

麻印▽さん(@main_drop8)がシェアした投稿


引用:Instagram by main_drop8
キャンプでの服装対策は基本中の基本。街中を出て、自然の中で過ごす場合には、最低限自分の服装で体温のコントロールができる必要があります。

登山の際に、インナーは綿を着てはいけないとされていますが、なぜだかご存知でしょうか。これは、綿という繊維が水分を貯める性質を持つため、身体から放出された汗などの水分や大気中の湿度などをどんどん吸収し、その水分がやがて体を冷やすことにつながるからなのです。ですので、アウトドアの活動の際、インナーには、吸湿性と放湿性を併せ持つ、化繊のものが良いでしょう。自然素材の繊維では、ウールや、シルクが吸湿性・放湿性に優れています。特にウールは保温しながら、放湿も行ってくれるので、ずっと暖かさが持続するのです。冬のアウトドアには、ウールのセーターや靴下があると暖かいですね。

また、ヒートテックはシルクの性質を化学繊維で再現したものなのだとか。ヒートテックは、日常生活の範囲では保温に効果がありますが、汗をかくような条件の下では、汗冷えを起こす可能性があるので注意が必要です。モンベルのジオラインは構造上、汗冷えを起こしにくく配慮されており、ヒートテックよりも格段に暖かいと評判です。

(モンベル)mont-bell ジオラインL.W.ラウンドネックシャツ Men
(モンベル)mont-bell ジオラインL.W.ラウンドネックシャツ Men's
素材構成: ジオライン(ポリエステル100%)
サイズレンジ:XS、S、M、L、XL
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(モンベル)mont-bell メリノウール ウォーキング ソックス
(モンベル)mont-bell メリノウール ウォーキング ソックス
素材構成: メリノウール
サイズレンジ:S、M、L
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キャンプでの防寒対策:服装(アウター)

L60_2_20170730引用:Amazon
防寒対策でのアウターは様々な種類のものがありますので、性能を理解していれば何を選んでも問題ないかと思います。状況に応じて、脱ぎ着できるように複数用意しておきましょう。インナーの部分でも書きましたが、ウールは保温性だけでなく、放湿性にも優れているのでオススメです。また、天然繊維は焚火の際の火の粉にも強く穴が開きづらいです。化繊は簡単に穴が開いてしまいます。冬キャンプなどで使用する最上級に暖かいアウターはやはりスキー用のジャンパーなどでしょうか。やはり雪の中の活動用なので、パンツと上下で暖かく安心です。冬キャンプでテントの外で活動する際に着用すると良いでしょう。

SOUTHLINE(サウスライン)メンズ 男性 大人 上下セット スキーウェア
SOUTHLINE(サウスライン)メンズ 男性 大人 上下セット スキーウェア
素材:ポリエステル100%
(裏面 ポリウレタンコーティング加工)
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キャンプでの防寒対策:テントの環境作り

Niraiさん(@noasobiya)がシェアした投稿


引用:Instagram by noasobiya
キャンプで眠る際に過ごすテント内の自体の保温も重要です。テント内の温度が保たれていれば、安心して眠りにつくことができますが、寒くて眠れないのは辛いですし危険です。まずは、テントの下にグランドシートを張りましょう。これで地面からの冷えを防ぐことができます。さらに、銀マットなどの断熱マットを敷けばさらに効果的です。このマットは何枚敷いても良く、この層が厚いほど暖かく過ごすことができます。電源のひけるキャンプ場を利用する場合には、電気カーペットを敷く人もいます。さらに、インナーマットなどを重ねれば、かなり足元の冷えは防ぐことができるでしょう。

冬キャンプでは、小型のストーブを持ち込む人もいます。これば眠る際には、事故防止のために消して眠ります。眠る際は寝袋に入るのでテント自体が断熱されいれば十分暖かく眠ることができます。

コールマン マルチグランドシート240
コールマン マルチグランドシート240
サイズ:使用時/約220×220cm
収納時/約35×25cm
重量:約700kg
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キャンプでの防寒対策:焚火と暖かい食事


引用:Instagram by choo_244
冬キャンプの必須とも言える焚火。重要な熱源です。バーベキューコンロなどでも暖をとることが出来ます。見ているだけでも暖かくなりますし、その間に食事の用意をして、身体の温まるスープを飲んだりすればしばらくはポカポカです。豚汁や、身体を温める効果のあるショウガやネギを使ったスープがオススメです。煮込み料理もいいですね。それから、お酒も身体が温まるので、ウイスキーをお湯で割ったりホットワインなんかがあれば言うことなしです。

コールマン 焚火台 ファイアーディスク
コールマン 焚火台 ファイアーディスク
サイズ:使用時/約直径45×高さ23cm
収納時/約直径46×高さ8.5cm
重量:約1.6kg
材質:ステンレス
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寒さ対策さえ万全なら、キャンプの可能性が広がる

キャンプでの防寒対策と聞くと、やっかいそうな印象がありますが基本の考え方がわかっていれば難しくありません。慣れない場所では、夜間の温度や状況は読めないので、一年中基本的な防寒対策は行っておいたほうが無難です。冬キャンプでは重厚な装備になるかもしれませんが、それ以外の季節ではもう少しライトに、工夫次第で簡単に対応できます。防寒対策で快適なキャンプを楽しみましょう。
 

 

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。