【2019年版】チャムスのテント全種類を比較!遊び心あふれるキャンプ道具も紹介
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「チャムス」と聞くとあのペンギンのような鳥を思い出す人が多いのではないでしょうか!?
アウトドアショップやポップなセレクトショップだと服や小物を見かけることが多いですね。そんなチャムスはアウトドアアイテムを多く作っていて、中には本格的なキャンプ道具も!
今回の記事ではそんなチャムスのアイテムの中から、あえて「テント」をフューチャーして紹介します。
見た目と違って本格的なチャムスのテント、ぜひチェックしてみてください!
チャムス(CHUMS)とは?
まずはチャムスについて簡単に解説します!
アメリカで生まれたカジュアルアウトドアブランド
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チャムスはアメリカで誕生しました。
創業者のマイクは当時コロラド川でリバーガイドをしていたのですが、激流でサングラスが川に落ちてしまうことに悩んでいました。
悩みを解決するために製作したのが、サングラスを頭に固定するストラップ(リテイナー)。
それがきっかけとなりチャムスとしてブランドを開始。1983年のことでした。
その後様々なカジュアルアイテムを製作して世界に知られるようになります。
アパレルを中心に様々なアイテムを制作
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チャムスはアパレルがよく知られていますが、
- リュック
- キャンプ用品
- 食器・調理道具
などのアウトドアに関わるアイテムも多く作っています。
かわいらしいデザインのものが多く、老若男女問わず子供・学生から大人まで幅広い層に支持されています。
筆者個人的にはリュックを使っている高校生を見かけることが多いですね!
マスコットの鳥はペンギンじゃない!その正体は
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チャムスと言って思いつくのは、ロゴと一緒に見かけることの多い「あの鳥」ではないでしょうか?
その見た目から、「ペンギン」だと思っている人は多いはず。
しかし、あの鳥の正体はペンギンではなく「カツオドリ」です!
カツオドリはペリカンの仲間で、日本では東京都の伊豆諸島や小笠原諸島などで夏場に見られるそうです。
そしてチャムスのマスコットであるカツオドリの名前は「ブービーバード」。最下位から二番目を意味する “booby” に由来しています。
チャムス直営店では限定アイテムが手に入る
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日本にチャムスの直営店は、
- 東京都:表参道店
- 千葉県:酒々井プレミアム・アウトレット店
- 大阪府:グランフロント大阪店
と三店舗しかありません。
直営店でしか販売していないアイテムもあるので、チャムスファンなら行ってみると絶対楽しめます!
また、酒々井プレミアム・アウトレットではアウトレット品を購入できるので、とにかく安くチャムスのアイテムが欲しいならおすすめ!
チャムスのテント全種類を調査!
ここからは、チャムスのテントについて解説します!
チャムスのテントの特徴&魅力とは?
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その1:一目でチャムスだと分かるデザイン
チャムスの魅力といえば、アメリカらしいポップなデザインのアイテム。
それはテントでも同じで、他メーカーのテントでは見ることのない独特なカラーリングのテントが多いです。
また、マスコットキャラクター「ブービーバード」もテントに大きく描かれることが多いので、一目でチャムスだと分かります。
その2:使っている人が少なく、かぶることがほとんどない
チャムスをただのアパレルブランドだと思っている人が多いためか、キャンプ場やフェスでもチャムスのテントを使っている人はあまり見かけません。
なので、たくさんのテントが並んでいるシーンでも自分のテントを見つけやすいです。
スノーピークやコールマンなどの定番テントだと、どれが自分のなのか迷ってしまうことも。
その3:シンプルな作りのため初心者でも使いやすい
キャンプ未経験者がテントデビューするのにまず苦労するのが、設営・撤収ではないでしょうか?
その点、チャムスのテントは王道でシンプルな構造のものばかりで、ビギナーでも取り扱いやすいです。
最初の一張としてもおすすめできるブランドですね。
ただのアパレルブランドだと思ってない?
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「チャムスといえば、アパレルが中心のブランド。テントの機能性は他のアウトドアメーカーに劣るんじゃないの?」
と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません!
理由1:耐風性・快適性を備えたベーシックな形
テントと一言でいっても、その形・構造で分けるとたくさんの種類があります。
チャムスで現在製造されているテントは、
- ドーム型:耐風性に優れていて、過酷な環境の登山でも定番のタイプ
- モノポール型:テントの中心部にポールを立てるだけなので設営・撤収が簡単
- ツールーム型:リビングと寝室で分けられて快適さがピカイチ
と、他のアウトドアブランドでも採用されているオーソドックスなタイプのものばかり。耐久性・快適性が考えられています。
理由2:他メーカーにも劣らない耐水性
チャムスのテントのフライシートで多く使われている生地は、
- フライ:68デニールのポリエステルタフタ(耐水圧:1500mm)
- フロア:70デニールのナイロンタフタ(耐水圧:2000mm)
です。
他メーカーの定番テントの耐水圧を公式ホームページで見てみると、
- モンベル – ムーンライト:フライ 1500mm, フロア2000mm
- スノーピーク – アメニティドーム:1800mm以上
- DOD/ドッペルギャンガー – ワンタッチテント:1500mm以上
とあり、チャムスのテントは他のアウトドアブランドと同じぐらいの耐水性があることが分かります。
2019年版!テント全種類+サンシェードを解説
それでは、現行(2019年)のテント全モデルを解説します。
それに加えてテントと近い機能を備えた人気モデルのサンシェードも紹介!
表でスペックを比較!
まずは基本的なスペックを表にしました。
テント全5種類とサンシェード1種類です。
少人数から家族連れまでに対応するサイズが多いですね。
番号 | 構造 | 最大人数 | 重量 | 高さ | フロア面積 |
---|---|---|---|---|---|
1 | ドーム | 4人 | 9.4kg | 163cm | 290×290cm |
2 | ドーム | 2人 | 5.2kg | 144cm | 180×320cm |
3 | ドーム ツールーム |
3人 | 9.0kg | 180cm | 180×480cm |
4 | モノポール | 2人 | 2.8kg | 156cm | 216×216cm |
5 | モノポール | 6人 | 9.2kg | 260cm | 400×400cm |
6 | – | 3人 | 2.0kg | 127cm | 198×147(+89)cm |
- ※番号に対応するアイテム
- 1 ブービーバードネスト
- 2 ビートルテントⅢ
- 3 ビートルツールームテント
- 4 ブービーティピー
- 5 ブービーハウス
- 6 ポップアップサンシェード3人用
全面メッシュで夏場も快適「ブービーバードネスト」
重量:約9.4kg
サイズ:高さ163cm × 横幅290cm × 奥行き290cm
ドーム型の「ブービーバードネスト」は、耐久性と快適性を両立したバランスの良いモデル。
インナーテントは地面に近い部分以外フルメッシュで風通しがよく、夏場でも快適!
逆に寒い季節だとかなり厳しいので、暖かい季節だけ使用する人におすすめです。
また、大きなメリットではないかもしれませんが、出入り口が三箇所あるのが面白いですね。
広い前室が特徴の定番モデル「ビートルテントⅢ」
重量:約5.2kg
サイズ:高さ144cm × 横幅180cm × 奥行き320cm
チャムステントの定番モデル「ビートルテント」は1〜2人用の縦長モデル。
縦長ですが居住部分はほぼ正方形で、前室の面積を広く取っていることが特徴です。雨の日でもテントの外で火を使った調理をしやすいですね!
また、ドーム型でテントの高さも低いことから風の影響を受けにくく耐久性も◎
雨でも快適な2ルームタイプ「ビートルツールームテント」
重量:約9.0kg
サイズ:高さ180cm × 横幅180cm × 奥行き480cm
ビートルテントを大きくしてツールーム構造にしたのが「ビートルツールームテント」。
ビートルテントと同じく雨でも快適性を損なうことがなく、フライシートの下に椅子を置いて座れるぐらいの広い面積があります。
スクリーンタープのように日陰を作れるので、夏場のデイキャンプでも使いやすいモデルです。ハーフメッシュの出入り口が二箇所あり、風の通り道を作れば更に快適に!
設営の手軽さと軽さはピカイチ!「ブービーティピー」
重量:約2.8kg
サイズ:高さ156cm × 横幅216cm × 奥行き216cm
たくさんあるテントの中でも設営がスピーディーにできるのがモノポールタイプですね。
チャムスの小型モノポールテント「ブービーティピー」も設営が簡単なので、テントに慣れていない人でも扱いやすいモデル。
モノポールタイプのデメリットとして高さの割に中は多少圧迫感を感じる点がありますが、見た目のかわいらしさは随一!
4種類あるカラーはチャムスらしいポップなものばかりで、キャンプ場やフェスではかなり目立つこと間違いないです!
テントの中で立ち上がれる!とにかくデカい「ブービーハウス」
重量:約9.2kg
サイズ:高さ260cm × 横幅400cm × 奥行き400cm
収容人数6人とチャムスのテントで最も大きいのが「ブービーハウス」。
モノポールタイプですが、地面に近い側面がせり上がっているため窮屈感を感じにくい構造です。
テントの頂点の高さは260cmと大人でも中で立ち上がることが可能!
家族や友人など複数人でテント泊するならかなり魅力的なモデルですね!
デイキャンプなどで手軽に使える「ポップアップサンシェード3人用」
重量:約2kg
サイズ:高さ127cm × 横幅198cm × 奥行き147(+89)cm
「ポップアップサンシェード」は、ワンタッチで設営可能な女性や子供でも扱いやすいサンシェード。
本体だけで自立しますが、おもりを入れる袋やペグループがついているので風が強い日でも安心!
製品名のとおり本来の用途は日陰を作ることなので、雨の日だと雨漏りする可能性があります。そういう日はテントを使いましょう…。
サイズは、2人用と3人用の二種類があります。
遊び心のあるチャムスのキャンプ道具たち
テント以外にも色々なキャンプ道具をチャムスは作っています。
その中からチャムスならではの個性的なものを紹介します!
レトロデザインが特徴的な「スチールクーラーボックス」
「スチールクーラーボックス」はアメリカンレトロなデザインが魅力的な逸品。
デザインはロゴのみでシンプルですが、渋い見た目がインテリアとしてもいい感じです!
中には500mlの缶なら6本、350mlの缶なら12本を入れられます。また、側面には栓抜きが付いています。
12Lじゃ足りない!という人には容量54Lの大型モデルもありますよ!
見た目は個性的だけど高品質ダウンを使用「ブービースリーピングバッグ」
サイズ:220cm × 80cm
収納サイズ:37cm × 22cm
ブービーバードをモチーフにしたデザインの寝袋が「ブービースリーピングバッグ」。
かわいらしい見た目ですが機能性は本格的で、700フィルパワーのダウンを約300g使用しています。
快適使用可能温度は3℃と、マットやウェアを考えれば冬キャンプでも十分使用可能。
ダウンではなく化学繊維を使ったモデル「ブービースリーピングバッグシンス」もありますが、収納サイズが大きく、重量もダウンモデルの1.5倍以上します。値段は安いので徒歩移動が少ないキャンプならありですね!
天然ムートン使用で冬キャンプでも暖かい「ムートンカーペット」
去年発売された「ムートンカーペット」は、天然のシープスキン(羊革)を使用したカーペットで、天然ならではの温かさ、手ざわりが魅力。
サイズが97cm × 65cmと結構大きめなので、冬場の部屋のインテリアだけでなく、冬キャンプのお供にも良さそうです!
フリスビー版ドッヂボールが楽しめる「ドッヂビー」
「ドッヂビー」 という遊びをご存知でしょうか?
ボールの代わりにフリスビーを使うドッヂボールのことで、その名称はドッヂボールの「ドッヂ」とフリスビーの「ビー」を合体させたものです。
マイナースポーツですが、チャムスではドッヂビー専用のフリスビー「ドッヂビー」を複数サイズ発売しています(競技名と同じでややこしいですね…)。
身体に当たっても痛くない布製なので、いきなりドッヂビーを始めてみても安全!
もちろん普通のフリスビーとしても遊べる面白いアイテムです。
テントに付けると楽しくなってくる!?「ロゴガーランド」
今インスタ映えするキャンプアイテムとして必須!?なのが「ロゴガーランド」。
ガーランドというとあまり聞き覚えはありませんが、運動会や体育祭でぶら下がっている国旗を使った飾りのようなものですね。キャンプではテントにつけることが多いです。
チャムスのガーランドの柄は3種類あり、ロゴのみのものが1種類とブービーバードを取り入れたものが2種類です。
キャンプで必須なものではありませんが、楽しさを演出できるので家族連れや友人とのキャンプで使いたいアイテムの一つ!
個性的なテントが欲しいなら機能性にも優れたチャムスのものを!
今回の記事では、チャムスのテントやキャンプアイテムを紹介しました。
ただのアパレルブランドと思われがちなチャムスですが、本格的なアウトドアグッズも取り揃えています!
かわいらしいポップなデザインのものが多いので、お気に入りを探してみてはいかがでしょうか?
おまけ:買い換えるときのこと
ほしい商品は見つかりましたか?
新しいものに買い換えたとき、今まで使っていたギアはどうしていますか?
「まだ使える…いつか使うかも…」と保管していたけれど、結局使わないままに経年劣化でボロボロになって、捨てるしかなくなる…なんてことは、残念なあるあるパターン。
かといって、まだ使えるものを捨てるのももったいないですよね。
そんなとき、いまどきの登山家・キャンパーは、アウトドア用品の買取専門店に売っています。
こういうお店も上手に利用して、エコ&おトクにアウトドアを楽しんでくださいね!
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。