『プリムス』のおすすめ製品(ストーブ、クッカー、ランタン)を紹介!
目次
アウトドアが趣味の人なら、「プリムス」や「イワタニ・プリムス」という名前を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
アウトドア用のガス缶を探しているとよく目にしますね。
この記事では、その「プリムス」ブランドの魅力・歴史やおすすめのアイテムを詳しく解説したいと思います。
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プリムスってどんなブランド?
まずは、プリムスはどういったアウトドアブランドなのかを紹介します。
100年以上前にスウェーデンで生まれた
プリムス(PRIMUS)は、1892年にスウェーデンで生まれました。
バーナー(ストーブ)を始めとした燃焼器具に画期的な技術を組み込むことで、世界的に有名なブランドに成長しました。
ブランド誕生から100年以上が経つ今でも、そのバーナーの性能は高く評価されています。
エベレストや南極点などの過酷な環境に耐えるバーナー
プリムスのバーナーが長く愛されている理由は、その機能性です。
それを表すかのように、世界中の冒険家や登山家がこれまで使用してきたという実績があります。
例えば、1911年に人類が南極点に初到達したときや、1953年にエベレストに初登頂したときにチームが使用していたバーナーはプリムス製だったとのこと。
今では様々なアウトドア用バーナーがありますが、その中でも元祖と言えるのがプリムスのバーナーなんですね。
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日本では「イワタニ・プリムス(株)」が取り扱っている
スウェーデンで誕生したプリムスですが、日本では「イワタニ・プリムス株式会社」が取り扱っています。
この会社は、日本のガス・エネルギー企業の「岩谷産業株式会社」とプリムスが共同出資で立ち上げました。
イワタニ・プリムスというのがブランド名と勘違いしている人もいますが、あくまでプリムスがブランド名で、イワタニ・プリムスは会社の名前です。
そんなイワタニ・プリムス(株)は、プリムス以外にも世界で評価されているアウトドアブランドを輸入・販売しています。
例えば、
- deuter(ドイター)
- trangia(トランギア)
- NEMO(ニーモ)
- LOWA(ローバー)
などなど他にも多数あります。イワタニ・プリムスという名前ですが、実は様々なアイテムを取り扱っているんですね。
おすすめバーナー3選
ここからはイワタニ・プリムスが取り扱うプリムスのおすすめアイテムを紹介します。
まずはプリムスの看板製品と言えるバーナーから!
ソロ向け!コンパクトでも高火力「153ウルトラバーナー」
現在のラインナップの中では最も軽量(本体重量116g)なモデルですが、最大火力は3,600kcal/hと他社のアウトドアバーナーと比べてもトップクラスのパワーがあります。
ゴトクはX字型が採用されていて、防風性能を高めています。
軽量コンパクトなので、ソロにはもちろん複数人での使用にも問題ないでしょう。
最初の一台に!安定感がある伝統モデル「2243バーナー」
プリムスの伝統的なモデルがこのバーナー。
登場からほとんど型を変えずに数十年使われてきました。
コンパクトさを売りにしている他のモデルと若干かさばりますが、それでも十分小さいです。
作りがしっかりして安定感があるため、料理に向いています。
ガス缶と離して安全に調理可能「エクスプレス・スパイダーストーブⅡ」
収納サイズ:8.7×4.0×8.3cm
火力:2,400kcal/h
※ガス缶は付属しません
ここまで紹介した2モデルと異なり、ガス缶がバーナー本体と分離しています。これによりバーナーの重心が低くなるため、大きめのクッカーを乗せても安心。
また、ガスの気化を促すプレヒートパイプがついていることにより、安定した火力を供給できる構造になっています。
おすすめクッカー3選
ここからは、プリムスのバーナーとセットで購入したいクッカーを紹介します。
ソロ向けのガス缶・バーナーを収納できる「イージークック・ソロセットS」
このクッカーはポットとミニポットのセットで、中に110gのガス缶と小型のバーナーをパッキングできます。
また、このSサイズのクッカーより一回り大きい「ソロセットM」や、次に紹介する「ライテックトレックケトル&パン」の中に収納することも可能。
ソロならこのセットで事足りるでしょう。軽量なので登山にも簡単に持っていけます。
テフロン加工で料理に活躍「ライテックトレックケトル&パン」
250gのガス缶と小型バーナーを収納できるクッカーです。
プリムスのクッカーの中でも特に料理に向いていると言えるモデルで、
- テフロン加工のため、食材がこびり付きにくい
- 底に滑り止めの加工がしてある
という特徴があります。
ソロで凝った料理をする場合や、数人での料理で特に力を発揮しそうですね。
複数人向け!軽量ながら大容量の「ライテックポットセット」
1.3リットル、2.3リットルの2サイズがラインナップにあるこちらのモデル。
同じ容量のポット2つに加えて、鍋を掴むためのアルミ製ハンドルが付属しています。
大きさに対して軽いことが特徴で、1.3リットルのものは内径17cmのポットが2つとハンドルを合わせても430g。
登山はもちろんですが、キャンプでの大人数の料理でも活躍するでしょう。
あるとキャンプが捗るアイテム3選
ここからは、ジャンルを絞らずにキャンプで活躍するであろうアイテムを紹介します。
長年愛されているランタン「2245ランタン」
燃焼器具がメインのプリムスは、ガスランタンも製造しています。ガスランタンはLEDランタンに比べて温かみがある光を放つという特徴があります。
プリムスのガスランタンの中で最もクラシックな製品がこの「2245 ガスランタン」。
改良を重ねつつ永く愛されていて、200gと軽量ながら照度は370ルクスと十分な明るさです。
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おしゃれなデザインでも実用的な焚火台「オープンファイアピット」
プリムスでは数少ない焚き火台で、SとLの2種類のサイズがあります。
その特徴は他にない独特な構造で、設営、撤収が簡単な上に折りたためば6cmの薄さになります。
サイズが大きいこともあり少々重たいため、別売りのキャリーバッグも合わせて購入するのがおすすめ。
ガス缶をまとめて運搬!「ガスカートリッジバッグ」
バッグの中でガス缶がゴロゴロ転がりがちな方に勧めたいのがこちらのアイテム。パッキングしづらいガス缶の収納に適したバッグです。
- 500g×2つ
- 250g×4つ
などを一列に収納できます。
キャンプで複数のガス缶を持ち運ぶなら役立つこと間違いなし!
使用人数別おすすめの組み合わせ
ここからは、プリムス製品のみを使用したキャンプを想定して、おすすめのアイテムを紹介します。
1~2人
- バーナー:153ウルトラバーナー
- ランタン::541マイクロランタン
- クッカー:イージークック・ソロセットS
軽量なモデルをチョイス。
どれも小型でコンパクトですが、機能面でも優れているため実用性も問題ありません。
初登場の「541マイクロランタン」は115gと現行ラインナップで最軽量のガスランタンで、登山に持っていくのも容易です。
3人以上
- バーナー:2243バーナー
- ランタン:2245ランタン
- クッカー:ライテックポットセット2.3L
作りがしっかりしていて安定しているモデルから選んでみました。
この基準にすると、どうしても歴史がある伝統的なものばかりになりますね。
バーナーとランタンについてはマイナーチェンジを繰り返しながら長年使われてきたアイテムで、クッカーは比較的新しい製品ですが複数人での使用に向いています。
歴史と伝統があるプリムス製品を使って充実したアウトドアライフを!
この記事ではプリムスのアイテムに絞って紹介しました。
100年以上世界中で使われてきたプリムスの魅力が少しでも伝われば嬉しいです!
キャンプや登山に止まらず幅広いシーンで使えるアイテムが色々とあるので、ぜひ使ってみてください。
おまけ:買い換えるときのこと
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。