忙しいビジネスマン必見!日常でもできる登山トレーニング
登山はボクシングやテニスなどとは違って、長時間の険しい道を上り続ける持久力が必要なスポーツですよね。とはいっても、仕事やプライベートで忙しいビジネスマンは、定期的にジムなどに通うのは難しいと思いますので、今回は日常でもできる登山のトレーニング方法をご紹介します。
快適な登山のための日々のトレーニング ~持久力をつける~
持久力は登山には必須の要素ですが、一朝一夕につけられるものではありません。今回ご紹介するのは、日常生活の中で少し気をつけるだけでできるトレーニング方法です。
デキるビジネスマンは歩く!通勤や営業回りでウォーキングを
一番簡単な持久力アップの方法はウォーキングですが、ウォーキングのために特別に時間を作るのは難しいので、通勤や営業回りの時間をウォーキングタイムに変えてみましょう。
1回のウォーキングの目安は25分以上で、少し息が弾むくらいの早足で歩くのが効果的です。
朝の通勤時間にモタモタと歩くサラリーマンをスイスイと避けながら、颯爽と歩くのは朝から爽快な気分になりますよね。
また、朝から軽い運動をすることによって、血液の循環がよくなるので頭もスッキリし、持久力アップと同時に仕事の能率もアップする一石二鳥の効果が期待できます。
エスカレーターよりも階段の上り下りで足腰を鍛えよう!
ウォーキングは手軽に始められるのがいい点ですが、登山に必要な上り下りに必要な筋力をつけられないという欠点があります。
その欠点を補うのが階段の上り下りです。
オフィスや客先の事務所を訪問するときは、エレベーターやエスカレーターを使わず、自分の足で階段を上り下りして、密かにトレーニングを重ねましょう。
階段の上り下りは、地味なトレーニング方法ですが、登山をするための筋肉を鍛え、持久力もつく一石二鳥のトレーニング方法です。
快適な登山のための日々のトレーニング ~柔らかい筋肉をつける~
通常の登山では、瞬発力を発揮する硬い筋肉は必要ありません。必要なのは長時間動作し続けることができる柔らかい筋肉です。
自宅でのストレッチで筋肉を使いながら伸ばす
毎日の筋トレももちろん大切ですが、登山には酸素を十分に含んだ柔らかい筋肉が必要ですよね。
日々のストレッチ運動は柔らかい筋肉を作るための基本です。
できれば毎日20分程度、テレビを見ながらでも構いませんから、ストレッチ運動による日常トレーニングを心掛けましょう。
筋肉や体が柔らかくなると、自然に歩幅が広がり、日々のウォーキングの運動効果もアップしますので、登山のトレーニングとして一石二鳥の効果があります。
仕事鞄をリュック形式に変え、通勤時間に上半身の筋力アップ!
日常トレーニングの基本はとにかく歩くことですが、通勤鞄を持って歩いているだけでは、時間がもったいないと思いませんか?
登山好きのデキるビジネスマンは、通勤鞄をトレーニンググッズにしてしまうのです。
通勤鞄を手で持つタイプから、リュック形式に変え、その日に必要な水分をマイボトルに詰めてリュックのウエイトを作り、背負って通勤することによって、通勤時間に上半身を鍛えることができますよね。
また、リュックにすると両手が自由になり、ウォーキングのテンポもアップできるので、さらに通勤時間を有効に使うことができます。
ボルダリングは登山に有効な技術!日常のトレーニングで体幹アップ
登山をしていると登ってみたい斜面に出会ったり、登山ルートを行くよりもショートカットしたくなる斜面に出会ったりしますよね。
そんなときに役に立つのがボルダリングの技術です。
山でのボルダリングは技術と体力がないととても危険なので、絶対にジムや自宅でトレーニングが必要ですが、ジムでのトレーニングに多くの時間を割くのは難しいという人向けに、自宅で1日10分間のトレーニング手軽に筋力と体幹をアップができるトレーニング方法をご紹介します。
横向きから大の字ポーズで筋力&体幹トレーニング!
床に横向きになり、右手を開いて床につき、バランスを取り、体を一直線にしながら、横向きのまま右手の腕力で体を持ち上げます。
これだけでもかなり腕力と腹筋を使いますが、ここからが本番です。
左足と左手をゆっくりと上げて行き、横向きで大の字なるまで上げます。大の字になったら、その姿勢を10秒間キープ。
その後はゆっくりと、左足と左手を下ろします。
これを5回繰り返したら、次は左手と左足を下にして、同じく5回、大の字ポーズを取ります。
ここまでを1セットとして、毎日3セット実行してみましょう。
約10分間のトレーニングですが、驚くほど筋力と体幹アップの効果があります。
登山は日ごろのトレーニングが大切ですよね。今回、ご紹介したトレーニング方法は、特に器具がなくても手軽に実行できるものばかりですので、ぜひあなたも今日から実施して、登山仲間に差をつけてみませんか?
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。