初心者の日帰り登山携行品を持ち物リストでチェックしよう

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2017.04.20

引用:写真AC

登山を始めたばかりの初心者の方によく見られるのが、心配だからという理由で必要ない物まで登山に携行してしまっている事です。軽い日帰り登山であれば、多少重量がかさんでも大きな問題ではありませんが、経験を積んで本格的な登山を始めた場合には踏破する距離も長くなりますので、出来るだけ装備や持ち物を軽く抑える事が必要になります。持ち物リストを使って何が必要なのかを確認する癖をつけることも大切です。

 

持ち物リストで何があるのかをチェック

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引用:Flickr

登山を始めたばかりの初心者の方は、まず日帰り登山からスタートされると思いますが何を揃えておけば良いのか分かり難いと思います。そこで登山に必要な装備などの持ち物リストを作って確認しながら準備を始められることをおすすめします。

まずは持ち物リストを使って日帰り登山での装備を考えて行くと、何が必要で何がいらないかを確認することができます。登山には大きく分けて4つの項目に分けることが出来ます。

1:衣服類などのウェア関係
2:ザックや登山靴、コンパスや地図などの行動用具関係
3:非常食やホイッスル、簡易の医療キットなどの緊急対応用である非常用関係
4:カメラやストック、メモ帳などのあったら便利関係

この分類をしっかり覚えておけば日帰り登山でも宿泊登山でも対応出来て、無駄を省く事が出来ますので持ち物リストの4項目をご紹介して行きます。

 

①着替えのシャツやレインウェアなどの【ウェア関係】

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引用:pixabay

【ウェア関係】と言われて当然の事でしょ。と言われる登山初心者の方は多くいらっしゃいますが、基本的な持ち物ほどリストに記入することを忘れてしまい登山途中で確認をしておけば良かったと思う事が多々ありますので、日帰りを含めたどんな登山にも持ち物リストで確認する事が非常に大切です。

まず確認するのは長袖シャツ、着替え用シャツ、ズボン、フリースなど厚めの衣類や防寒着、登山必需品のレインウェア、靴下や帽子、手袋などです。

この中で予備として持参するのに一番悩むのが着替え用のシャツや下着、靴下などで、もし邪魔にならなければ1枚づつ用意をして登山に持参する事をおすすめします。

 

②ザックや登山靴、ライトなどの【行動用具関係】

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【行動用具関係】は頻繁に使用することが多い割に持ち物リストから抜けてしまう事が多いアイテムでもあります。

行動用具の代表的なものは、登山靴やザック水筒などの登山行動を行うための物は何となく常に使っているので日帰り登山でも忘れる事は少ないのですが、実際に困った事態にならなければ使う事の少ない地図やコンパス、ゴミ用のビニール袋、ティッシュペーパーなど忘れてしまっても、どこかで購入すればと考えてしまいがちで持ち物リストが無ければ軽く考えてしまいます。

不測の事態に対応出来るように、日帰り登山でもしっかりと持ち物リストでチェックすることが大切です。

 

③非常食や医薬品類などの【非常用具関係】

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【非常用具関係】は使うことが無い方が良いアイテムですが、登山に危険はつき物で何かあった時のために、転ばぬ先の杖としてザックの中に忍ばせておいて下さい。

近場の行き慣れた山でも天候の急変などで視界が悪くなれば、怪我をしてしまう可能性も高くなります。そんなもしもの時のために持ち物リストで確実にチェックをして準備を進めることをおすすめします。

基本的な非常用アイテムとしてはホイッスル、乾パンなどの非常食、切り傷などに使用する簡易医療キットなどがありますが、どれも小さくてかさ張らない小さなアイテムとなりますのでリストでチェックして準備をしておくと安心です。

その中でも一番携行し頂きたいのがホイッスルです。もし下山途中に道に迷ったりしてビバークした時にも自分の位置を簡単に周囲へ教える事が出来る優れものですし、仮に大声を出して救助を待つと体力の消費も激しくなりますのでホイッスルを上手に使いながら体力を温存しておけば、自力での下山も可能になります。

日帰り登山だからと簡単に考えずに、もしもの時を考えて持ち物リストでのチェックを行って下さい。

 

④カメラやストックなどの【あったら便利関係】

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【あったら便利関係】のアイテムはサングラスやナイフ、カメラやストックなどで、これも頻繁に使うことは少ない道具類ですがちょっとした時にないと不便なものになります。

具体的には、まずサングラスで通常の日帰り登山でも山の稜線に沿って歩く場合には、直射日光を浴びることも多くあり眩しいのであると便利です。ストックは無くても登山は可能ですがあった方がバランスも取りやすくなり体の疲れもかなり違って来ます。カメラや小型望遠鏡は登山中の記録のためや珍しい動植物や鳥などの観察などに使うという感じです。

無くても登山には困る事はないですが、あった方が便利なアイテムも登山初心者から中級、上級とステップアップするに従って段々と変わって来ますので持ち物リストで、自分のアイテムの変遷を確認しも面白いかもしれません。

 

日帰り登山でも、もしもに備えての準備が必要

登山への出発前には、今までに書いて来た通り持ち物リストのチェックが欠かせません。どんなに近場で分かっている山への日帰り登山やトレッキングだとしても、100%の安全はありませんのでしっかりと確認してもしもの時に困らない様に準備万端をおすすめします。

 

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。