3月の屋久島の気候と登山をする場合のおすすめの服装のポイントとは?

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屋久島へ登山に行く際に多くの方が悩まされるのが、未知なる屋久島の気候と服装についてです。屋久島と聞くと南の島の暖かいイメージをする人も多いはずです。そもそも屋久島は暑いところなのか、それとも寒いところなのでしょうか。

3月に屋久島の登山を計画されておられる方、その時期の気候に合った服装選びをしたいものです。そんな登山者へヒントになるお話です。

屋久島は暖かいイメージ?実は山頂は北海道並みの寒さ

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九州から南へ60kmほど離れた場所に位置する屋久島は基本的に温暖な南の島というイメージですが、あくまで海沿いの場所での話です。白谷雲水峡や縄文杉などの有名な観光地は標高がかなり高い所に位置していますので、思った以上に気温が下がります。真夏であっても標高が600mの白谷雲水峡で歩いていると涼しい風が吹いてヒンヤリとしていて、汗をかいた後には寒く感じるくらいです。屋久島の登山をすれば、おそらく南の島の暖かいイメージは無くなることでしょう。屋久島の登山で人気がある標高1831mの黒味岳は年間の平均の気温は約9℃で、何と札幌や函館に匹敵する気温なのです。

標高によって大きく変化する屋久島の気温と3月の登山

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屋久島では標高が高くなればなるほど、寒暖の差が大きくなります。中央部に山がある屋久島の特徴的な地形では標高が上がるにしたがって気温が低下していきます。登山をするのであれば、暖かい南の島のイメージは捨て、寒さに適応した服装で屋久島に出かけるたほうが安心です。3月の平均気温では、標高1000mのヤクスギランドでは6.2℃、標高1800mの黒味岳では2.1℃と、3月の屋久島の登山はかなり寒いことが予想されます。日帰りの登山なのか、または山小屋泊なのかテント泊なのかで服装の選び方も変わりますが、いずれにしても防寒対策は万全にしておいた方が良いでしょう。

屋久島登山の服装は気温の変化に対応できる重ね着で!

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屋久島の登山中は暑くなったり、寒くなったりを繰り返します。屋久島の登山は特に気温の寒暖の差が激しいため、体温の調節がしやすい重ね着の服装が基本になります。
重ね着する順番としては一番下(肌に当たる物)から順番に、下着などのベースレイヤー、シャツなどのミドルウエアー、ジャケットなどのアウターに分かれます。これらを上手に重ね着し、機能性の高い素材を選ぶなど、激しい寒暖の差にも適応できるような服装にするのが重要です。重ね着の中では肌に一番近いベースレイヤーは、体温を調節するのに直接影響するため、特に重要なアイテムと言えます。登山中に汗をかいたり、急な雨に濡れたりする事が予想される屋久島の登山では素早く乾く速乾性に優れた素材が使われているものや、万が一濡れても体温の変化が少ないウール製のものがおすすめです。

ミドルウエアーで叶える理想的な体温調整

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脱着がラクで温度調節がしやすい仕様で、なお且つ軽くて体温の放出を防ぐ素材でコンパクトに収納可能なものがおすすめです。素材は高い保温性がある機能的な素材のものが雨に濡れた時や蒸れにも強いため、おすすめです。ボタンやファスナーで通気性を確保できるものが良いと思います。3月の登山であれば、フリースなど保温性の高い素材のものが雨に濡れた場合にも強くて丈夫でおすすめです。ダウンが使用されているインナーダウンジャケットはとても軽くて保温性もありますが、雨に濡れた時や汗をかいた時の湿気に弱いので、登山中ではなく休憩する時などに着用するものだと考えた方が無難です。各アイテムの素材や特徴は、登山をする季節や天候により変化しますので、考えて選びましょう。また、さらに保温力を高める為にミドルウェアを重ねることも一つの方法です。

屋久島登山でのボトムは動きやすさ重視で

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ボトムスと言われるパンツやズボンは、デニムなど綿を使ったものは雨で濡れた時に動きにくく、体温も冷えやすいので避けましょう。屋久島の登山ではぜひ登山用やアウトドア用ボトムスを着用するのをおすすめします。足の上げ下げや前屈した時に動き易いものを選びましょう。購入する前に出来れば試着し、様々な動きをしてみましょう。また、タイツを着用する場合は、普段使うような薄手のものは避けた方が良いでしょう。素材などを吟味して耐久性のある機能的なアイテムを選ぶと良いでしょう。ショートパンツとタイツといったアクティブなコーディネートもスタイリッシュで素敵ですが、虫刺されや怪我などの安全面や保温性から考慮するとやはりロングパンツが安心です。また着圧タイプや筋肉をサポートする機能が付いたスパッツなどは登山の初心者の足の強い味方になってくれます。

3月の屋久島登山を想定した具体的な服装の紹介

3月の屋久島登山では体温の調節に最も気を使う季節と言えます。

寒さ対策や保温のためにも更にもう一枚、薄目のジャケットなどをプラスし、保温性の高い服装を選びましょう。宿泊して登山をする場合は、さらに保温性が高いものを持参しましょう。登山中は寒くても意外と汗をかくものです。汗冷えを起こさないように暑過ぎない服装が理想です。手指の冷えなど外気に触れる部分を暖める手袋や帽子、カイロなども便利です。休憩する時には体温が急降下するので、すぐに保温性のある上着を着用することがポイントです。

 

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。

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