登山でこだわりたいシュラフのおすすめな選び方!

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2017.04.01

引用:イラストAC

登山のブームによって多くの登山ボーイや登山ガールが生まれました。お洒落に着こなす登山ファッションが流行っていますが、シュラフにまでこだわりの目が向いていないのではないでしょうか。但し、シュラフには外観のスタイリッシュ性だけを求めてはいけません。しっかりと疲れがとれるよう、自分にあったシュラフを選ぶことが重要です。

シュラフの形状の種類から知りましょう。

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引用:写真AC

シュラフには、大きく2種類の形状があります。1つは、封筒型という、日常で使っている布団のような形状のシュラフです。もう1つは、マミー型という、全身を覆うような形状をしたシュラフです。
登山においては、おすすめとされるのは、マミー型と言われており、コンパクトに収納できる点や、日常と比べて狭い場所で寝る場合での使いやすさに特徴があります。

それらのシュラフには、メーカーが公表している最低使用温度と快適使用温度が設定されており、登山シーンを想定して事前に確認をしておく必要があります。

季節や山のシーンに合ったシュラフを!

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引用:イラストAC

当たり前ですが、冬の極寒の中で使うシュラフであれば、冬用のシュラフを、夏でも標高の高い場所で使うシュラフであれば、それに合ったものを選ぶ必要があります。
特に、冬や過酷な場所でのシュラフの使用は生死に関わる問題でもあります。そんな状況下でのシュラフは、マミー型で、中の素材が暖かいダウンを選ぶようにすることがおすすめです。また、ダウンは水に弱いので、シュラフの下には別途、マットを用意するなどの工夫が必要です。

冬場や寒冷地で使いたい、おすすめシュラフを紹介!

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引用:Amazon

どれも、極寒の環境下でも使える優れたおすすめのシュラフアイテムです。国内の山であれば、極寒の冬場でも使うことが出来ます。登山に持ち運びやすいコンパクトタイプのシュラフを中心に紹介致します。

商品名:パフ 1100 EX
メーカー:ISUKA
羽毛量:110g程度
重量:1750g程度
最低使用温度:-35度
特徴:防寒素材であるゴアウインドストッパーを使用

商品名:トレックマミー/L-10
メーカー:Coleman
重量:1750g程度
最低使用温度:-10度
特徴:天然ダウンと似た性能を持つ、水に強いシンセティックダウンを使用

商品名:アルパイン バロウバッグ
メーカー:mont-bell
重量:2100g程度
最低使用温度:-13度
特徴:伸縮率120%、軽量性と緩やかな伸びを実現したスパイラルストレッチシステムを使用

夏に使いたい、おすすめシュラフを紹介!

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引用:Amazon

夏の湿気による寝苦しさを感じさせないおすすめのシュラフアイテムを紹介致します。冬用と比較するとよりコンパクトで持ち運びも楽チンです。

商品名:寝袋 パフォーマー/C5
メーカー:Coleman
重量:750g程度
快適温度:15度以上
特徴:中は広々とゆったりとした作り。ジッパーを広げて洗濯機での丸洗いも可能

商品名:キャンプ用品 寝袋 洗えるシュラフ600
メーカー:CAPTAIN STAG
重量:900g程度
快適温度:15度以上
特徴:2つ以上の同タイプのシュラフを連結することで、小さい子供と一緒に寝ることも可能

シュラフを工夫して使いましょう!

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引用:写真AC

登山をしていると突然の天候の変化や予想外の天候に出くわすことがあります。それは、シュラフを使用して睡眠している時も同様です。これにより、雨風などの自然の音で寝付きが悪くなったりします。周囲の人々の騒がしさなど、日常と異なる状況で眠れなくなることもあるでしょう。そんな時に快眠を助けてくれる補助アイテムを登山に持っていくことをおすすめ致します。

・ホッカイロ:予想外の寒さなどによる体の冷えを温めてくれます。
・耳栓:強風などの自然の音はもちろん、周囲の雑音から遠ざけてくれます。
・アイマスク:朝日のまぶしさで目を覚ましてしまうことから守ってくれます。

シュラフ選びは登山上級者への第一歩!

高い山であればあるほど、昼夜の寒暖の差が激しく、日常とは大きく異なる環境下にあります。そんな状況を楽しめる、快適に過ごすことが出来てこそ、登山上級者と言えるでしょう。昼だけを考えることなく、夜の状況も考えることが重要なのです。

シュラフは性能によって価格も大きくことなります。しっかりと登山の下調べをすることで、最適なシュラフを選ぶようにしましょう。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。