コロンビアのアウトドアリュックを容量別にご紹介!正しいリュックの選び方も参考に

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2019.07.17

引用:pixabay 

数あるアウトドアリュックの中でも、抜群のコストパフォーマンスが魅力のコロンビア。アウトドアから通勤、通学まで幅広い用途からの注目を集めています。

実は、コロンビアのコストパフォーマンスの良さには、経営者であり母である、コロンビア会長「ガート・ボイル」の思いがこめられています。

しかし、いくらコストパフォーマンズが良くても、アウトドアリュックは値段や見た目だけで選んではいけません。リュックにも、ウエアやシューズ同様に「フィッティング」があるのです。

ここでは、アウトドアリュックの正しい選び方とともに、コロンビアのおすすめリュックをご紹介しましょう。
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Colombia(コロンビア)とは

引用:facebookコロンビアスポーツウェアジャパン

Columbia Sportswear Company(コロンビア・スポーツウェアカンパニー:以下コロンビア)は、1938年にポール・ラムフロムによって設立されました。ポール・ラムフロムがドイツからアメリカのオレゴン州への移住後、帽子問屋の権利を買い取り、コロンビアの前身「コロンビア・ハットカンパニー」を創業します。ちなみに、社名のコロンビアはオフィスの近くを流れる「コロンビア川」にちなんで命名されました。

1960年には自社製品の開発をスタートし、社名を「コロンビア・スポーツウェアカンパニー」に変更します。そして、コロンビアの代表製品である「マルチポケットフィッシングベスト」を開発し、世に送り出しました。

引用:コロンビアスポーツウェアジャパン

マルチポケットフィッシングベストは、創業者の次女であり、現会長のガート・ボイルが、夫や夫の友人のために手作りしたものを製品化したものです。現在では当たり前に使われている多機能ベストは、実はガート・ボイルによって広められたものなのです。

ビジネスも軌道にのろうとした矢先、ポール・ラムフロムと二代目社長であるガート・ボイルの夫ニールが急逝し、一時はコロンビアの売却を考えねばならないほどの経営危機に追い込まれました。

そんな中、ガート・ボイルとその息子ティム・ボイルで再建の道を模索し、1982年にインターチェンジシステムを開発しました。インターチェンジシステムとは、アウターとインナーをファスナーで着脱できるようにし、季節や天候にあわせて3通りの使い方ができるシステムのことです。

引用:コロンビアスポーツウェアジャパン

そして、インターチェンジシステムを搭載した「バガブーパーカ」は、1993年に全米販売数100万枚を突破します。米国内アウトドアウエア年間最多販売数記録を樹立し、アメリカ最大級のアウトドアメーカーに成長を遂げました。

コロンビアのアウトドアウエア・ギアはリーズナブルな価格設定が魅力ですが、その価格設定の理由は、経営者であり母であるガート・ボイルの言葉からうかがえます。

「お子さんが何人もいる家庭で、高いジャケットやコートは何着も買えないでしょう。だからコロンビアでは適正な価格を大きなテーマにしています。」引用: コロンビア

コロンビア製品には、一人でも多くの人にアウトドアを楽しんでもらいたい、という思いがこめられているのです。

アウトドアリュックの正しい選び方

コロンビアのおすすめリュックをご紹介する前に、正しいリュックの選び方を確認しておきましょう。

結論から言うと、初めてのリュックには容量20L〜30Lのものがおすすめです。そして、先述のようにリュックにもフィッティングが存在しますので、専門店でアドバイスを受けての購入がベストです。

初めてのリュックは容量20L〜30Lがおすすめ

初めてリュックを選ぶにあたり、当面、日帰りアウトドアのみを楽しむなら20L程度のもの、宿泊を含むアウトドアを楽しむなら、30L程度のリュックをおすすめします。

アウトドアとひとくちに言っても、登山やハイキング、釣り、サイクリング、野外フェスなどさまざまなアクティビティーが存在します。しかし、それらのアクティビティーに共通した「野外遊びを楽しむこと」において、必要な装備にはそう大差がないものです。

たいていは、水分や食料、着替えに防寒着、レインウエアなどの基本装備に、釣りなら釣り道具、サイクリングならパンク修理キットや携帯ポンプなどを加えることになるでしょう。

 

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【CSJマガジン】今年の夏こそ富士登山!初心者のための富士登山 装備ガイド 2013年に世界遺産となった富士山。富士山はツアーもあり、登山初心者でもチャレンジしやすいイメージがありますが、富士登山前には山での予行練習、そして登山用の装備や知識が必要です。 富士山は標高が3,776mと日本で一番高い夏山登山です。登山ウェアは夏山登山用の装備に加え、防寒ウェアなど寒さ対策を揃えましょう。 解説記事は、 @columbia_jp のプロ―フィールのリンク先URLの「CSJマガジン」からご覧いただけます。 #コロンビア #columbia #富士山 #登山 #富士山登山 #登山道具

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それらの装備は、日帰り用途であれば20L前後の容量で十分に収まります。冬場にかさばる防寒着や、お風呂セットなども収納できるでしょう。これが20Lより少ない容量になると、収納力がやや心もとない印象です。装備を厳選する必要があるので、少ない容量のリュックは、ある程度経験を積んでから選ぶといいでしょう。

山小屋利用の登山やハイキング、また、2泊3日の宿利用のアウトドアには30L前後のリュックがおすすめです。基本装備に加え、多めの食料や着替えなども十分に収納できるでしょう。テントや寝袋をリュックで運ぶとなると、一般的には50Lクラス以上のリュックが必要になります。

初めてリュックを選ぶ際には、日帰り用途がメインか、宿泊も考えるか、まずは用途をよく考えましょう。

リュックのフィッティングを確認してもらおう

リュックのフィッティングで大切なことは、背面長を合わせることです。背面長とは、首を前に傾けた時に背骨が飛び出る部分(第7頚椎)から腰骨最上部までの長さのことです。文章で書くと難しく感じますよね。

要は、イラストのように自分の背中の長さとザックの長さをフィットさせましょうという話です。これは自分では確認しづらいため、アウトドア用品店など、専門店のスタッフにフィッティングをしてもらうのがおすすめです。

20L程度のリュックであれば、背面長はそこまで大切な要素ではありませんが、リュックの容量が大きくなるほど重要です。大型リュックには背面長を調整できる機能を備えていたり、Mサイズ・Lサイズなどとサイズ展開があったりと、よりフィットするリュックを選べるシステムが整っています。

また、容量の小さなリュックでも、背面パッドやショルダーベルトのフィット感などを確認しておかないと、違和感や疲労の原因になりかねません。

筆者の主観ですが、フィッティングが合わないリュックーーたしか18Lのリュックでしたーーを背負った場合は、リュックの角が腰や背中に当たって痛みを感じ、不快でした。そして、リュックがうまく背中に収まらず、大きく動くと荷物が揺れて、これも不快です。ストラップをいくら締め付けてもダメで、結局そのリュックは手放しました。

以上のことから、リュックは本来ネット通販で買うべきではありません。同じ20Lのリュックだとしても、モデルやメーカーが違えばフィット感は違うものです。専門店でフィッティングのアドバイスを受けながら選ぶべきでしょう。

もし、近隣に店舗がなく、ネット通販を利用せざるをえない場合は、サイズが合わない、フィット感が合わないなどの理由で返品・交換ができるか、規定をよく確認しておきましょう。

コロンビアの容量別おすすめアウトドアリュック8選

ここからは、コロンビアのおすすめアウトドアリュックをご紹介します。ご自身の用途に合わせて、最適な容量をお選びください。

15L〜20L

キャッスルロック15Lバックパック
キャッスルロック15Lバックパック
キャッスルロック15Lバックパック
容量:15L
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!
  • サイズ:38.5/27/14.5(H/W/D cm)
  • 容量:15L
  • 重量:549.0g(目安)
  • 素材:210Dミニリップストップ(ナイロン100%) ×420D(ナイロン100%)

容量15Lのオーソドックスなデイパックです。衣類のかさばらない夏場の日帰りアウトドア用途であれば、15Lで十分かもしれません。背面は通気性の良いメッシュパッドを採用し、蒸れを逃がします。ボトムには専用のレインカバーが付属しているので、急な雨でも安心です。

ジャックスリム18Lバックパック
  • サイズ:41/27/15(H/W/D cm)
  • 容量:18L
  • 重量:397g(目安)
  • 素材:70Dトリプルリップストップシリコンコーティング(ナイロン100%)

撥水機能を備えた「オムニシールド素材」を採用したリュックです。素材にシリコンコーティングを施し、汚れや雨を効果的に弾きます。雨蓋を廃し「巾着閉じ」を採用したことで、荷室へのアクセスが容易になりました。デイハイクや日帰り旅行におすすめのリュックです。

20L〜30L

ペンクリバーアウトドライバックパック
ペンクリバーアウトドライバックパック
ペンクリバーアウトドライバックパック
容量:25L
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!
  • サイズ:52/32/15(H/W/D cm)
  • 容量:25L
  • 重量:575g(目安)
  • 素材:420D HD (ナイロン100%) (010、324カラー)900D 2Tone(ポリエステル100%) (021、464カラー)

25Lの汎用性の高い容量で、かつ防水仕様のリュックです。荷室への水の侵入を防ぐ「Out Dry」テクノロジーを採用しています。ロールトップは防水性をより強固にしました。サイドポケットやフロントポケットは、ぬれたものを収納できるよう、メッシュ素材の採用や水抜け穴を設置。悪天候時や水辺でのアクティビティーに活躍します。

ブルーリッジマウンテン30LバックパックII
ブルーリッジマウンテン30LバックパックII
ブルーリッジマウンテン30LバックパックII
容量:30L
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!
  • サイズ:51/32/19(H/W/D cm)
  • 容量:30L
  • 重量:1031g(目安)
  • 素材:210Dミニリップストップ(ナイロン100%) ×420D(ナイロン100%)

アウトドアはもちろん、旅行などのタウンユースなど、幅広い用途に使えるリュックです。街中では邪魔になりがちなウエストベルトは取り外しが可能。また、アウトドア用にハイドレーションパックにも対応しています。ボトムにはレインカバーを装備しており、突然の雨にも安心です。

キャッスルロック20LバックパックII
キャッスルロック20LバックパックII
キャッスルロック20LバックパックII
容量:20L
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!
  • サイズ:45/30/16(H/W/D cm)
  • 容量:20L
  • 重量:602g(目安)
  • 素材:210Dミニリップストップ(ナイロン100%) ×420D(ナイロン100%)

シンプルなデザインのデイパックです。広く大きなメイン荷室に加え、サイドポケットやフロントポケットを配し、ウエア類から小物類、ストックまで効率よく収納できます。日帰りハイクからタウンユースまで幅広い用途におすすめです。

スターレンジ20LバックパックII
  • サイズ:45.5/27.5/17(H/W/D cm)
  • 容量:20L
  • 重量:968g(目安)
  • 素材:A1F-1 1260D/1680D(ナイロン100%) ×900D TPE ラミネート(ポリエステル100%) (010、339カラー)1000D コーデュラ(ナイロン100%) (011、264カラー)

スマートな外観で、ビジネスシーンやタウンユースにおすすめのリュックです。メイン荷室には、小物用のポケットを複数設け、PCと周辺ガジェットを効率良く収納できます。通気性を考慮した背面パッドは、背中の蒸れを抑えます。ビジネスでの出張や旅行におすすめのリュックと言えるでしょう。

トゥモローヒルII30Lバックパック
  • サイズ:57/30/26(H/W/D cm)
  • 容量:30L
  • 重量:856g(目安)
  • 素材:600D Galaxy(ポリエステル100%) ×210D ミニリップストップ(ナイロン100%) ×420D(ナイロン100%)

素材に撥水加工を施した「オムシールド」を採用し、高い撥水性を備えたリュックです。すっきりとした印象の外観は、街中にも自然に溶け込むことでしょう。ウエストベルトは取り外しが可能、PCやスマートフォンを収納できるポケットを設けるなど、タウンユースでの利便性が高いモデルです。

30L〜40L以上

イーティーオーピーク45LバックパックII

イーティーオーピーク45LバックパックII
イーティーオーピーク45LバックパックII
容量:45L
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!
  • サイズ:M   L 57/28.5/24(H/W/D cm) 背面長 L:48cm、M:45cm
  • 容量:45L
  • 重量:1849.0g(目安)
  • 素材:210D Honey Comb(ナイロン100%) ×Robic 210D Dynatec(ナイロン100%) ×420D(ナイロン100%)

登山やトレッキングに適した大容量リュックです。MサイズとLサイズの2種類が用意され、よりフィットしたモデルを選べるのが特徴です。ハイドレーションシステムに対応し、ストックやピッケルホルダーを備えるなど、山中の活動に必要な機能が多数盛り込まれています。小屋利用の縦走登山や、装備を厳選したテント泊にも利用できるでしょう。

筆者のリュック遍歴

参考までに、筆者のリュック遍歴をご紹介します。

現在は4つのリュックを所有しており、トレラン用10L、日帰りハイク用20L、日帰り〜宿泊用25L、ナビゲーションスポーツ用32Lという内訳です。

その中でも32Lは少し特殊なリュックです。テントや寝袋などのテント泊装備を背負いながら走るためのリュックで、トレラン用リュックと山岳用リュックの中間に位置するものです。今後、OMM(オリジナル・マウンテン・マラソン)などの、テント泊をともなうナビゲーションスポーツに挑戦すべく、導入しました。

筆者は主に関西の低山でトレイルランニングやハイキングを楽しんでおり、そのほとんどが日帰りか宿利用です。そのため、最も出番が多いのが20Lのリュックです。

初めてのリュックは20Lを選びましたが、失敗してしまいました。その次に選んだ18Lのリュックも失敗に終わります。

当時、まだ知識の乏しかった筆者は、見た目と、「〇〇のリュックがいいらしいよ」という評判に踊らされ、フィッティングの合わないリュックを購入してしまったのです。現在では手元に残っていません。

自分の気に入ったリュックを選ぶことは大切ですが、やはり、専門店でフィッティングを確認してから購入すべきですね。そして、20L前後のリュックからはじめて、必要に応じて大きなリュックをそろえていけば、失敗が少ないと思います。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。

ABOUT ME
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川口貴史
元靴メーカーの職人、現在はWEBライターとしてアウトドア系メディアを中心に執筆しています。主に関西での低山ハイキングやトレイルランニング、オリエンテーリングを中心に楽しみ、週末は山で過ごしています。

フルマラソンベスト:3時間29分|日本オリエンテーリング協会 読図・ナヴィゲーションスキル検定:シルバーレベル|将来、狩猟にも挑戦すべく「第1種銃猟免許」と「わな猟免許」を2018年に取得したものの、都市住まいではなかなか活用できないのが悩みの種。 http://takashi-kawaguchi.com/