最強!キャンプにおすすめ タイプ別虫除けグッズ

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2019.07.23
虫よけ

引用:ママはずぼら

こんにちは!ほぼ毎週キャンプに出かけているバーベキューインストラクター&ファミリーキャンプ歴10年の万年ゆるいキャンパー「ママはずぼら」のずぼらママです。

私が実際にキャンプをしていて「これは最強!」と思った虫除けグッズや対策をご紹介します。今年の夏キャンプの参考にどうぞ!

アウトドア用虫除けグッズのタイプ別特徴

今回お話しするのは肌につけるタイプではなく、空間に使用するタイプのものです。

キャンプでよく使用する虫除けグッズには主に以下のタイプが人気です。

  • 空間スプレータイプ
  • 蚊取り線香タイプ
  • アロマタイプ

まずはこの3種類の特徴から確認してみましょう。

空間スプレータイプ

「電池も電気も火も使わず、空間にスプレーするだけ」で何時間も虫を寄せ付けないというアイテム。

有効成分はピレスロイド系殺虫成分。蚊取り線香と同じ成分です。

使用イメージ的には「煙も匂いもない蚊取り線香」という感じです。効果の持続時間が違ったり、屋外向け・屋内向け・どちらでも使用可のタイプがありますので、条件に合ったものを選ぶといいですね。

おすだけノーマット プロプレミアム 蚊取り スプレータイプ
おすだけノーマット プロプレミアム 蚊取り スプレータイプ
・草むら、庭木周り、物陰、地面などにスプレーするだけで、蚊を駆除して8時間よせつけません。
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蚊取り線香タイプ

昔ながらの蚊取り線香。火をつけて線香を燃やすことにより殺虫効果のある成分を空間に広げます。

有効成分はピレスロイド系殺虫成分。昆虫、爬虫類にはよく効きますが、人間や小動物の体内に入っても速やかに分解され体外に排出されるという特徴を持っているので安心して使用することができます。

金鳥の渦巻 蚊取り線香 30巻
金鳥の渦巻 蚊取り線香 30巻
内容量:30巻、線香皿付
サイズ:直径130*高さ113(mm)
安全性に配慮したピレスロイド系殺虫成分の蚊取り線香
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アロマタイプ

イネ科のハーブ・シトロネラやユーカリ、ハッカなどの虫が嫌がる成分を含んだアロマオイル(精油)を含んだもの。キャンドルやスプレータイプなど様々な商品があります。

虫除けスプレーに使われている有効成分ディートやイカリジンを含んでいないものが多いので、小さな子どもや肌が敏感な方でも安心して使用できるものが多いです。

シトロネラレモングラス メイソンジャーキャンドル
シトロネラレモングラス メイソンジャーキャンドル
本体サイズ:W75×L55×H85mm
香り:シトロネラ、レモングラス、レモンユーカリの香り
燃焼時間:約20時間
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最強はどれだ?実際に使用した感想

まずは実際に使用した感想から。

蚊がいなくなるスプレー

これは本当にすごい!一度スプレーをするだけなので、煙も出なく、実体もなく、本当に効いているのか不安でしたが、キャンプ場のバンガロー内で使用すると大きなハエまですぐに弱って床に転がっていたり、ハエよりも小さな蚊やメマトイのような虫は速攻でお亡くなりになっていました。バンガローから屋外への出入りが激しく、虫が容易に入ってきてしまうような環境でも効果が高くとても便利だと感じています。

テントで使用した感想もほぼ同じ。カナブンくらいの小さな虫なら簡単に弱って飛ぶこともままならない状態に。当然それよりも小さい蚊やハエなどで悩まされることもありませんでした。

テントを設営したら必要な場所それぞれにワンプッシュするだけで虫が寄ってこないだけでなく、殺虫効果があるのは小さな子ども連れには火傷の心配がなく安心ですね。

普通の蚊取り線香

昔ながらの一般的な緑色をした蚊取り線香。最近は香り付きなどもありますが、昔ながらのものと効果は同じです。

確かに蚊などの昆虫類に効果は抜群ですが、屋外で使用する分には有効範囲が狭い印象。目、のど、鼻への刺激を感じることもあり、火を使うことから火傷などの心配もあるのが気になります。

しかし、殺虫効果は高く、蚊に刺されたくない、蛾を寄せ付けたくないのであれば間違いなく一定の効果があります。でもなぜか蚊に刺されている不思議現象が発生します。

林業関係者も使用するパワー森林香

蚊取り線香のパワフル版パワー森林香。アブやハチまでも忌避効果がある林業関係者が使用する蚊取り線香。

有効成分はメルフルトリン。なんだか聞いたことがない名前ですが、ディートの約2倍の殺虫効果があります。当然ながら通常の蚊取り線香と比べると殺虫効果、忌避効果は圧倒的。

パワー森林香を使用していると、テント周辺にはアブやハチが寄って来にくいのを身をもって実感できます。また、テーブルの上に落ちた虫の数を見て殺虫効果もバッチリであることを実感できます。

キャンプでは普通の蚊取り線香を使用するよりも、赤いパワー森林香を使用することをおすすめしたいです。

富士錦 パワー森林香(赤色) 30巻
富士錦 パワー森林香(赤色) 30巻
広い野外での森林作業、釣り、海水浴、園芸、農作業には最適
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アウトドア用アロマキャンドル(シトロネラ・レモングラス・ユーカリなど配合キャンドル)

これはディートやイカリジンなど化学成分無配合であることで人気が高く、香りを楽しむこともできるため、女性を中心に人気の高いアイテムとなっています。

実際に使用してみましたが、キャンドルの灯りを楽しみつつ、ついでに虫の忌避効果もあるかな?程度でした。それでも使わないよりはマシです。

虫除けマスキングテープ(アウトドア用)

衣服やテント、キャンプ道具に貼って使用するテープタイプの虫除けグッズ。これもアロマキャンドルと同じような防虫・忌避効果。

有効成分はイネ科のハーブであるシトロネラというのものがほとんど。よってユスリカやチョウバエなどには忌避効果がありますが、人間を刺してくるような蚊やアブ、ブヨなどには効果が期待できないため、ないよりはマシというお守り程度と考えた方がよさそう。

虫除けグッズの上手な使い方

場所や状況に合わせて上手に組み合わせる

ブヨが多い場所、アブが多い場所、蚊が多い場所、海や山など場所によって上手に使い分けることも大切です。ですが、実際に現地に行ってみないと虫の多い少ないはわかりませんよね。キャンプに行く際には数種類の虫除けグッズを準備していくことをおすすめします。

ここでは簡単に場所や状況別に我が家ならでは使用方法をご紹介します。

森林のキャンプ場では

暑い昼間は蚊なんて気にしていなかったのに、涼しい時間帯になってくると増えてくる蚊。そんな時は「蚊がいなくなるスプレー」をテント内、テントの外のスペースにワンプッシュずつ。

夜になると蛾が飛んでくるの当然の状況。念には念をということでパワー森林香と併用するのがおすすめです。

湖畔や河川の近くでは

水が綺麗な場所はブヨが多いことも。そんな時のために蚊がいなくなるスプレーとパワー森林香を最初から併用しておくのがおすすめ。

海には蚊はいないと思っている方いませんでしょうか?実は海水でも育つヤブ蚊というのが存在します。海水浴をしていて蚊にたくさん刺された場合、潮溜まり(タイドプール)をよーく観察してみるとボウフラがたくさん泳いでいるかもしれません。

と、話が逸れてしまいましたが、海では汗をかきやすく水につかる回数も増えると思います。肌につけるタイプの虫除けだけでは追いつきません。こまめに虫除けスプレー(イカリジンやディートを含む)をすることはもちろん、パワー森林香や蚊取り線香の使用がおすすめです。蚊がいなくなるスプレーもおすすめではありますが、蚊取り線香(パワー森林香)を風上に置いておくのがベストでしょう。

雨の日

ブヨは雨の日でも関係なく活動するので、蚊はいないけどブヨが多い・・という日にはパワー森林香の使用がおすすめ。ブヨは雨でも関係なく活動することを知らなかった時は、雨だから虫なんていないよね!と油断して何度もブヨに刺されました。

アブが多い

アブが多い場所ではパワー森林香がおすすめ。

これからの時期、小麦畑や酪農地方に多く出現するのがアブ。私が北海道に住んでいた際にはこのアブがよく出るキャンプ場がたくさんありました。エンジンを切ったばかりの車にバチンバチンとすごい音を立ててぶつかってくることもしばしば。キャンプ場の周辺に牧場が多い、小麦畑が多い場合はもしかするとアブが多く出るかもしれません。

虫よけの工夫とコツ

蚊取り線香や空間スプレーを使用しただけでは虫に刺されるリスクヘッジは十分とは言い切れません。その他にも虫を寄せ付けない工夫をご紹介します。

徹底的に虫を寄せ付けない工夫

工夫1.体につけるタイプの虫除けスプレーはこまめに。足首も忘れずに!
天使のスキンベープ 虫除けスプレー イカリジン
天使のスキンベープ 虫除けスプレー イカリジン
●お肌にやさしい虫よけ日本初上陸の虫よけ成分〈イカリジン〉を採用
●ヒアルロン酸Na配合
●マダニにも効く
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夏は暑いので汗などで虫除けスプレーをしてもすぐに効果が薄れてしまうこともあります。ハンドクリームと同じように、手を洗ったらスプレー、汗で流れたらスプレーをするなどして工夫しましょう。その際は体に影響の少ないイカリジンという成分、もしくはアロマ成分主体のものがオススメです。

工夫2.足の裏をウェットティッシュで拭く
シルコット ウェットティッシュ 除菌 アルコールタイプ
シルコット ウェットティッシュ 除菌 アルコールタイプ
テーブル・キッチンなどの身の回りを99.99%除菌できるウェットティッシュ
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できればアルコール成分の入ったウェットティッシュや、顔や体を拭くウェットシートがおすすめ。お兄ちゃんが蚊に刺されやすい妹のために研究した話で知ったのですが、蚊は足の裏にいる何らかの成分に引き寄せられるそう。ちなみに「足が臭い人は刺されやすい」のでは無いそうです。

工夫3.くるぶしよりも上の丈の靴下を履く
ザノースフェイス 靴下 トレッキング
ザノースフェイス 靴下 トレッキング
素材構成: アクリル、ポリエステル、ウール、ナイロン、ポリウレタン
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これは言わずもがな、肌の露出面積を減らせばいいだけの話ですが、くるぶしよりも下のソックスなどが流行っているため、どうしても足首は露出しがち。しかしアウトドアにおいて足首を出すことは「どうぞ私の血をお吸いください」と言っているようなもの。くれぐれもお気をつけください。

工夫4.インセクトシールドのパーカーを羽織る
インセクトシールド 虫よけメッシュパーカー
インセクトシールド 虫よけメッシュパーカー
・畑仕事、園芸に最適
・花火に、お祭りに、手軽です
・アウトドアー・キャンプ・野外フェスの必需品
・釣りや、犬の散歩に
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メッシュ素材で通気性抜群のパーカーを一枚羽織るだけで虫に刺されにくくなるという優れもの。必ずしも刺されないわけではありませんが、予防という観点からはバッチリの商品。虫に刺されるとかぶれやすい人はこう言った服を着てみるのも一つの対策になります。

テントの中に侵入させないコツ

コツ1.テントから少し離した場所に一番明るいランタンを設置する

強い光に虫は吸い寄せられるので、テントから少しだけ離した場所に手持ちで一番明るいランタンをぶら下げておくのがおすすめ。そしてテント内はLEDにしておけば少しでもテント内への侵入を減らせるはず。ただしこれだけでは十分とは言い切れないのも確かです。

コツ2.スクリーンタープ(メッシュシェルター)、テントの周囲に虫がいなくなるスプレーをする
おすだけノーマット プロプレミアム 蚊取り スプレータイプ
おすだけノーマット プロプレミアム 蚊取り スプレータイプ
・草むら、庭木周り、物陰、地面などにスプレーするだけで、蚊を駆除して8時間よせつけません。
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!
テントからの出入りが多ければ多いほど、虫が侵入してくる確率が上がります。それを防ぐためにもテントの足回りに虫がいなくなるスプレーをしておくのがおすすめ。もしくは風の流れを考え蚊取り線香を置くだけでも効果があります。メッシュシェルターの中でも蚊取り線香などを併用するのがおすすめです。

コツ3.殺虫灯を利用してみる
KEYNICE 蚊取り器 電撃殺虫灯 UV光源誘引式 LEDランタン
KEYNICE 蚊取り器 電撃殺虫灯 UV光源誘引式 LEDランタン
虫が好む波長(360-400nm)の光を使って蚊などを引き寄せて、殺虫ネットで害虫を効率的に撃退
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!
これはコツ1のランタンの話と被る部分も多いのですが、コンビニや電灯付近にある、青い光で虫を寄せ付け電撃で瞬殺するアレです。これなら赤ちゃんやペットがいる場合にも安心して利用できますし、テント内に侵入してきた場合もその殺虫灯で一撃です。

私が考える最強はこれだ!

最強の虫よけグッズ

私が考えるキャンプで使える最強の虫除けグッズは「蚊がいなくなるスプレー」です。

これまでは絶対にパワー森林香だと思っていたのですが、火も使わず、電気も使わず、スプレーだけなので場所も取らず、6時間ほどの持続時間。そして当然ながら高い殺虫効果。これには驚きました。

有効成分は小さい子どもにも安全性の高いピレスロイド系ということもあり、比較的安心して使用できるのも嬉しいですね。

それでもブヨなどが心配な場所ではパワー森林香と併用しています。単品で使用するよりも組み合わせて使用する方が効果が高いです。

ランキング形式にすると

  1. 蚊がいなくなるスプレー
  2. パワー森林香
  3. 普通の蚊取り線香
  4. 殺虫灯
  5. アロマキャンドルやアロマテープ

という順番です。

絶対に虫を寄せつけたくないのであればメッシュシェルターなどの物理的対策も併せて必要になります。

注意:今回ここでいう「最強」とは屋外でタープやテントの下、あるいは出入り多いコテージ内での使用とお考えください。一般的なキャンプでのシチュエーションです。

最強の虫除け対策

スクリーンタープ(メッシュシェルター)の中に蚊がいなくなるスプレー+蚊取り線香、タープやシェルターの足回りにも虫除けスプレーをするのが最強。

あるいは半袖にインセクトシールドのパーカーを羽織る。強い光の近くには寄らない。虫除けスプレーはこまめに。蚊取り線香や蚊のいなくなるスプレーはしっかりと準備しておく。これがアウトドアを楽しみつつ、虫刺されや大きな蛾が自分に向かって飛んでくることを防ぐための最強の対策ではないでしょうか。

まとめ

我が家では、体には虫除けスプレー、空間には蚊がいなくなるスプレー+森林香をメインで使用しています。これで虫刺されは激減しますが、タープ下、インナールーム前は普通に虫が飛び交っています。赤ちゃん連れなど、どうしても虫がイヤな場合はメッシュシェルターの中で過ごすのが一番良さそうですね。

アウトドア・キャンプにおいて虫とは切っても切れない仲ですが、色々な道具を上手に利用して快適に過ごせることができればと願っております。

虫除け対策バッチリで、素敵なキャンプの思い出が増えますように!

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。

ABOUT ME
ライターの写真
ずぼらママ
BBQインストラクター&ファミリーキャンプ歴10年。愛用テントはスノーピーク・ランドロック。主なキャンプ地は関東・甲信地方。夫と息子3人、トイプードルと一緒に、ほぼ毎週ファミリーキャンプ。キャンプブログ「ママはずぼら」でキャンプの様子を綴っています。 https://www.zubora-mom.com/