DDタープ全17モデルのスペックを比較!人数・用途別でおすすめを紹介
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皆さんはキャンプでタープは使っていますか?
あると何かと役立ちますが、なくても何とかなるアイテムの一つでもあります。
この記事でご紹介するのは、そんなタープの中でも少し異端な存在の「DDタープ」。
ファミリーキャンプから、ウルトラライト志向のツーリングでも使用できて汎用性が高く万人におすすめできるアイテムです!
現在の全ラインナップのスペックを比較するのでぜひご覧ください。
DDタープって?
まずはDDタープの概要を紹介します。
DD Hammocks社の代表アイテム
DDタープを製造している「DD Hammocks」社を設立したのは、冒険家のニック・ヴァンシッタール。
彼は世界各地を旅し、その中で理想のハンモックの開発をし始めたそうです。社名の通りですが、実はタープじゃなくてハンモックをメインに開発しているんですね。
世界中を旅してきた彼だからこそ生み出すことができた個性的なアイテムがたくさんラインナップにあります。
汎用性・耐久性に定評がある高品質タープ
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DDタープの特徴としては、汎用性が高いこと。
タープにはたくさんのアタッチメントポイントがついており、そこにペグやガイライン、ロープを使って自由自在に形を変えられます。
例を挙げると、
- テントの屋根として
- 地面に固定してシェルターとして
- ポールを中心にしてモノポールテントとして
などなど、工夫次第で様々な使い方ができます。
もちろん耐水性も十分で雨漏りの心配も少ないです。
タープと相性抜群のテントやハンモックも制作
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先に書きましたが、DD Hammocks社はタープ以外にもアウトドアアイテムを作っています。
その社名に使われているハンモック以外にはテント、バックパック、シュラフやマットなど、基本的な道具はほとんど揃えられます。
カラーはどれも渋くて統一性があるので、いくつか組み合わせるのも良さそうですね。
DDタープのラインナップは?モデル名で特徴が分かる!
様々な種類があるDDタープですが、そのモデル名でどんな特徴があるのか分かるようになっています。
サイズは7種類
タープのサイズは7種類あります。
モデル名とそのサイズを見ていくと、
- 3×3 → 3.0m × 3.0m
- 3.5×3.5 → 3.5m × 3.5m
- 4×4 → 4.0m × 4.0m
- 5×5 → 5.0m × 5.0m
- S → 2.8m × 1.5m
- M → 3.5m × 2.5m
- XL → 4.5m × 3.0m
となっています。
アルファベットがついているのは長方形、数字がついているのはそのままの大きさを表しています。
迷彩柄の「MC」
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モデル名にMCがついているのは、迷彩柄(カモフラージュ柄)のことです。
Multicam(マルチカモフラージュ)の略ですね。
※全てのサイズにMCモデルがある訳ではありません。
軽量モデル「SuperLight」
SuperLightがついているモデルはその名のとおり軽量のモデル。
通常使われている生地と比べると3割から4割程度軽いです。
ツーリングソロキャンプならこれがいいかもしれません。
※SuperLightモデルは長方形サイズのみ
ハイエンドモデル「PRO」
PROが冠せられているのはハイエンドモデルですが、誰にでもおすすめできます。
ついていないモデルと比べて違うのは、防水を強化する加工がされていたり、アタッチメントポイントが多くついている点。
若干重量が増しますがそれも1割程度なので、よっぽど重さにシビアに考えないのならこれにするのがベターかも?
※PROモデルは3×3サイズのみ
全17モデルを解説!お気に入りを見つけよう
ここからは一気に現在のラインナップである17モデルを簡単に解説します。
表でスペックを比較
全てのモデルの大きさと重さと表にしたのがこちらです。
T
モデル | 3×3 (MC) |
3×3PRO (MC) |
3.5×3.5 (MC) |
S | Super Light S |
M | Super Light |
4×4 (MC) |
5×5 (MC) |
XL (MC) |
Super Light XL |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大きさ(m) | 3 × 3 |
3 × 3 |
3.5 × 3.5 |
2.8 × 1.5 |
2.8 × 1.5 |
3.5 × 2.5 |
3 × 2.9 |
4 × 4 |
5 × 5 |
4.5 × 3 |
4.5 × 2.9 |
重さ(g) | 790 | 875 | 1,050 | 450 | 260 | 810 | 460 | 1,290 | 1,900 | 1,020 | 690 |
カモフラ柄を除いてスペックだけで並べると、全部で11種類あることが分かります。
少人数(1人〜2人)向けのモデル
まずは小型のものから紹介します。
3.0m × 3.0m サイズ
Tarp 3×3
カラー:オリーブグリーン
重量:790g
※ペグ等を含まない
付属品:ガイドライン×4
ペグ×4
DDタープで最もベーシックで売れているというスタンダードモデルです。
小型ですが必要十分なサイズ。
テントの日よけとして使うには難しいですが、単体での野営やハンモックとの併用で力を発揮します。
Tarp 3×3 MC
カラー:マルチカム (MC)
重量:790g
※ペグ等を含まない
付属品:ガイドライン×4
ペグ×4
3×3の迷彩柄モデル。
カラー以外のスペックは全く同じですが、自然に溶け込むカラーが魅力ですね。
Tarp 3×3 PRO
PROがモデル名についたハイスペックモデルです。
通常モデルでも十分な防水性能がありますが、こちらは更にコーディングをしてパワーアップしています。
また、固定できるアタッチメントポイントが多く取り付けられているため、形のアレンジがしやすく、PROと言っても逆にビギナーにも使いやすいのではないでしょうか。
重さは、通常の790グラムから85グラム増えた875グラムです。
Tarp 3×3 PRO MC
プロモデルの迷彩柄バージョンがこちらです。
基本スペックは通常カラーと同じ。
3m × 3mサイズでは最も定価が高額ですが、一番玄人感が出そうな雰囲気に惹かれます!
3.5m × 3.5m サイズ
Tarp 3.5×3.5
サイズが3.5m ×3.5mと基本的なモデルよりも縦横50センチずつ幅が広くなりました。
その分重さは260グラム増加しています。
快適さを取るか軽さを取るか難しいところですね。
Tarp 3.5×3.5 MC
カラー:マルチカム
重量:1290g
※ペグ等を含まない
付属品:ガイドライン×4
ペグ×4
カラー:フォレストグリーン
重量:1290g
※ペグ等を含まない
付属品:ガイドライン×4
ペグ×4
迷彩柄バージョン。大体のモデルに迷彩柄があります。
ミリタリー、サバイバル系を好む層に人気がありそうなデザインですね。
長方形モデル
Tarp S(1.5m × 2.8m)
カラー:オリーブグリーン
コヨーテブラウン
重量:450g
※ペグ等を含まない
付属品:ガイドライン×4
ペグ×4
現行ラインナップで最も小型のモデルで、そのサイズは2.8m × 1.5m。
普通のハンモックやテントの日よけとして使うのにも小さいかもしれないので、小さいサイズのものと組み合わせるか、単体で使用するのに良さそう。
いずれにせよアウトドアに馴れているベテラン向けと言えます。
SuperLight Tarp S(1.5m × 2.8m)
カラー:オリーブグリーン
重 量:60g
※ペグを含む
付属品:ガイドライン×4
ペグ×4
先ほどのモデルの軽量バージョン。
その重さはなんと260グラム!
収納もコンパクトになり携行しやすいため、非常時のレスキューシート的に登山持っていく使い方もあり。
Tarp M(2.5m × 3.5m)
唯一のMサイズ(2.5m × 3.5m)です。
テントの前室として連結させたりハンモックのフライにしたりと、他のアイテムの補助的に使いやすいモデル。
ベーシックサイズ(3.0m × 3.0m)でしっくり来なかった時はこれが意外と合うかもしれません。
SuperLight Tarp(2.9m × 3.0m)
カラー:オリーブグリーン, イエロー, コヨーテブラウン, オレンジ
本体重量:460g
大きさ的にはほぼ3.0m × 3.0mなので、そのサイズの軽量モデル的な位置付け。
通常の3.0m × 3.0mの重さが790グラムなのに対して、こちらは460グラム。
収納サイズは19cm × 11cm × 8cmとのことで、持ち運びもしやすいです。
多人数(3人以上)向けのモデル
一辺が4メートル以上の多人数向けのものをここから紹介!
4.0m × 4.0m サイズ
Tarp 4×4
正方形モデルの中型サイズ。
多人数で使うのもいいですし、小型のテントの日よけ・雨よけとしても活躍しそうですね。
色々な使い方が想定できるモデルです。
Tarp 4×4 MC
こちらが迷彩柄バージョン。
設営されている写真を見ると、大きくなっても意外と森に溶け込むカラーですね。
5.0m × 5.0m サイズ
Tarp 5×5
正方形では現行ラインナップで最も大きい5.0m × 5.0m。
完全に多人数向けで、公式サイトの紹介文にもソロにはおすすめしないと記載されています。
普通に使うのもいいですが、この大きさを生かして工夫すれば何か面白い使い方があるかもしれません。
Tarp 5×5 MC
最大サイズモデルの迷彩柄。
キャンプ場で使えば逆に目立ちそう・・・!
長方形モデル
Tarp XL(3.0m × 4.5m)
カラー:オリーブグリーン
重量:1020g
※ペグ等を含まない
付属品:ガイドライン×4
ペグ×4
XLサイズは大きめの長方形(4.5m × 3.0m)です。
重量は1,020gとザックに入れても持ち運びは簡単なので、ソロキャンプのタープとしてだけでなく、簡易的なソロ用テントとしても使えます。
Tarp XL MC(3.0m × 4.5m)
カラー:マルチカム
重量:1020g
※ペグ等を含まない
付属品:ガイドライン×4
ペグ×4
XLサイズの迷彩モデルがこちら。
本当どのモデルにもありますね!
Superlight Tarp XL(2.9m × 4.5m)
軽量のSuperLightモデルはXLにもあります。
4.5m × 2.9mの大きさながらも重量は690グラム!
サイズが大きいことからアタッチメントポイントが多くついているため、多人数ではもちろん少人数でも様々な使い方を可能にする拡張性があります。
現在こちらのモデルは大手通販サイトで取り扱われておらず、DD Hammocks JAPAN様の公式サイトから購入できます(こちらをクリック)。
DDタープを使ってアウトドアの幅を広げよう!
一気にDDタープの全モデルをざっと紹介しました。
数あるタープの中でも使い方が無限に考えられる面白いアイテムです。
タープを使ったことがない方も、ベテランの方も、これを機にDDタープデビューをしてみてはいかがでしょうか?
おまけ:買い換えるときのこと
ほしい商品は見つかりましたか?
新しいものに買い換えたとき、今まで使っていたギアはどうしていますか?
「まだ使える…いつか使うかも…」と保管していたけれど、結局使わないままに経年劣化でボロボロになって、捨てるしかなくなる…なんてことは、残念なあるあるパターン。
かといって、まだ使えるものを捨てるのももったいないですよね。
そんなとき、いまどきの登山家・キャンパーは、アウトドア用品の買取専門店に売っています。
こういうお店も上手に利用して、エコ&おトクにアウトドアを楽しんでくださいね!
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。