ベアーズ島田キャンプのソロキャン密着取材part1～男の焚き火とキャンプスタイル～

もともとはヒロシさんと、うしろシティの阿諏訪ってのが一緒に行ってたんです。僕は阿諏訪と仲良くて、阿諏訪から「ヒロシさんと一緒に行くけど、島田さんも行く？」って誘われて、「行く行く」って。それでだんだんヒロシさんと一緒にキャンプ行くようになって、今はヒロシ・コーポレーションの所属になりました(笑)。

8月からだから、半年弱くらいですかね。

はい。愛知県から、ぎりぎり都内、だいぶ田舎の方の都内に引っ越してきました。今までサラリーマン兼キャンプオジサンとして生きてきましたけど、今度はサラリーマンじゃなくて、自分で。起業っていうと大げさですけど、自分で副業程度の仕事をやりながら、キャンプオジサンやっていこうかなと思ってます。人生２度目の上京ですね。芸人になったとき上京して、一回実家帰って、また今回。

そうですね。バカな人生だなと思いながら(笑)。でも、楽しいです。

かっこいいでしょ？南部鉄器です。少し重たいですけど、僕はいつもこれ持って行くんです。

そう！これでお湯割りを飲むんです。

このランタンも、100年前のビンテージランタンなんです。スケーターズランタンっていうやつです。

そうなんですよ。

いや、めっちゃ気に入ってます。めっちゃいいです。

一番最初は子供のころ、親に連れて行ってもらったのが始まりですが、自分で車出して行くようになったのは、18歳くらいからです。そのころは年に2回くらいでしたが。

そうですね～。外でごはん食べるのが好きなんですよね。やっぱり、おいしいですよね。自然の中で食うだけで、ウマイです。そこが1番。食べることが好きなんで僕は。

いや、そのころは友達と行ってましたね。

そうです。でも、キャンプ行こうって言い出すのはいつも僕で、いいよってみんな言うんですけど、結局僕が準備するんですよね。なんかそれが嫌になってきて。「なんか俺、大変だな」って。それで、だんだん一人で行くようになりました。

そうですよ。一回座ってから、横になるんです。

いや、木がないところもあるんで。でも木があるところでは、ハンモックが多いです。楽なんですよ。

そうですね。設営がまず楽じゃないですか。今日は使いませんけど、これに夏はカヤも付けます。

あんまりならないですね。ちょっとした寝方のコツはありますけどね。

下にマットを敷くから大丈夫ですよ。ハンモックの何がいいって、浮いているからシュラフが体重で潰されないので、ずっと暖かいんです。

僕はお酒が好きなんで、デイキャンプはあんまりないですね。

うーん。2泊したいんですよ、本当は。なんか1泊だと、設営・撤収だけになっちゃうんで。でも、まあ1泊が多いかな…。２泊以上のキャンプは、年に２～３回くらいです。あとは、だいたい１泊が多い。

３泊４日、無人島に。それは、もう帰れないんで、居るしかないっていう(笑)。

帰りの日がすごい波が高くて、迎えの船が来てくれるか心配でした。

そうなんです。もう（予報で）次の日雨降るってわかってたんで。撤収で雨って大変じゃないですか。で、避けれるんだったら避けたいなと思って。

いつも1台です。あと、携帯で撮ったりもします。キャンプ場でしかカメラ出さないんで、少し煙臭いんですよ(笑)。

ソロだったら、映画とか観てますよ。

ええ。スマホにダウンロードしてきて。

そうですね。最近ハマってるのは「ワカコ酒」っていう、女の子が一人で飲み屋に入って酒飲むっていうドラマ。それが実在するお店に行くドラマなんで、そういうとこに行ってみたいな～とか思いながら観てますね。あとは焚き火いじったり…。何してるかって聞かれると難しいな。あと次のキャンプのこと考えてたり(笑)。次のキャンプの料理、何にしようかなとか。そんな感じです。

こういうパラコード（パラシュートコード）はいつも持っているんですよ。

そうですね。こういう細い薪の束を手で抱えて持って行こうとすると、大変じゃないですか。

こうすると、手で運ぶより楽なんです。

ほんとは太い薪があれば、それだけでやっちゃうんですけどね。

なんか構えるからいけないんですよね、たぶん。一人でカラオケ行ったりするだろうし、一人で飲みに行ったりするだろうし、そのぐらいのものなんですよね。一人で服屋さんにも行くでしょ？

そう。なんで一人で服屋さんに行くかって、みんなに付き合わなくていいから。友達同士で行くと、他人に合わせて、自分の見たくないお店にも行かなくちゃいけない。それはそれで、いいんですけど、でも一人で買い物行って自分の行きたい店ばっかり行くのも、いいじゃないですか？キャンプも一緒ですよ。自分の食べたいもの、好きなもの、好きな場所、寝たい時間…そういうのを気にしなくていいっていうのが、やっぱり一番の醍醐味ですよね。

そうです。気を使わなくていい。人と一緒に行くのが嫌なわけじゃないんです。それはそれ、これはこれ。僕は、そう思ってます。それに毎回、ちっちゃいテーマを持ってやったりするじゃないですか。今日は火起こしをこの方法でやってみようとか。

そうですね。