初心者でも簡単!リールメンテナンスのすゝめ

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2018.02.26

あなたは釣りから帰ってきたらリールをメンテナンスしていますか?「リールをメンテナンス」と聞くとついつい難しく聞こえてしまいますね。ここ数年リール自体の防水性能が上がり、メーカー各社はメンテナンスが必要ないような説明をカタログなどからは読み取れますが、それは大きな間違いで、釣行毎にきちんとメンテナンスしないと最悪リールがサビてしまい使い物にならなくなります。

今回は誰にでもできる簡単メンテナンスをご紹介します。これを読めばメンテナンスも面白くなりますよ!

リールはメンテナンスしないとどうなる?

出典:Ray=Out!

「リールをメンテナンスしてないとどうなりますか?」とよく釣具店で初心者の方が店員さんに質問しているのを見かけます。

リールをメンテナンスと聞くとなんだか難しそうに聞こえますね。しかし実際には日頃のメンテナンスはそれほど難しくなく、釣行後にマメに洗ってやるなどすれば故障も減って、何より釣りに集中できるとメリットが沢山あるのです。

逆にリールをメンテナンスしないと、ベイトならスプールの回転は悪くなる、スピニングなら糸を巻いている途中で切れてしまうなどの不具合が連発して釣りどころではなくなります。

今回は誰でも簡単にリールメンテナンスと行える方法をお伝えします。

リールメンテナンスは釣行毎に必要です!

リールメンテナンスの理想は毎釣行ごとにメンテナンスするが理想です。

これは淡水でも汽水でも海水でもすべてに同じことが言えます。

先にも申し上げましたがメンテナンスと聞くと非常に難しそうに聞こえますね。しかし、毎釣行後のメンテナンスは「水道水でジャブジャブ洗ってやる」ただこれだけなのです。

水道水で洗って、水気を切り、陰干ししてから必要なら駆動部位にオイルを注してやる。ただこれだけです。

ではオイルを注してやる部位は具体的にどこなのでしょう?写真を見ながら解説していきます。

スピニングリールは2箇所

 

 

 

スピニングリールのオイル注入部は写真のようにラインローラーとスプール内部のメインシャフトの2箇所。必要ならハンドルノブにも注しておきましょう。

ハンドルは塩ガミして回転がスムーズに回らないようならゴミが絡んでいるかもしてません。そうでなければ余程気にしなくても大丈夫です。

ベイトリールは3箇所

 

ベイトリールはハンドルノブ2箇所とレベルワインドに少々注入すればOKです。ただし差し込みすぎ注意で、量が多いとベタベタになりストレスです。注しても1滴か2滴がいいでしょう。

シャフトを支えるベアリングに注さなくてもいいのか?という質問をよく受けるのですが、ベアリングに注油するのは1ヶ月に一度で大丈夫です。ただし心配なら注しておきましょう。

リールメンテナンスに必要な道具は?

リールメンテナンスに必要な道具はそこまで多くありませんが、水気を取るのに毎回ティッシュペーパーを使っている方がみえると思います。ティッシュは繊維が隙間に残ってしまうのであまりおすすめしません。

専用のウェス(ボロ布)を用意するか、キッチンペーパーがベストです。できればウェスがいいですね。

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枚数:50枚入り
シートサイズ:335mm×343mm
素材:パルプ+ポリプロピレン
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オイルはなるべくならベアリングに注すオイルとは別の物を使いましょう。ベアリングオイルでもいいのですが、用途を使い分けることで使うオイルを区別できます。

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時々ブレーキクリーナーやパーツクリーナーで洗浄されていますが、これらは精密機器であるリールには不向きです。また、スプレータイプの物が多いのと浸透して脱脂してしまうので、脂分を落とさなくていい箇所まで落としてしまいます。

これらで洗浄するのはおすすめではありません。

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リールメンテナンスをこまめに行うと何がいい?

リールメンテナンスをこまめに行うと、リール自体の寿命が伸びます。

リールは精密機器と説明しましたが、現在発売されているリールの殆どはギアとシャフトのクリアランスに隙間がない状態で組み込まれています。精密機器と呼ばれるのはその部分なのです。

いわば軽自動車のエンジンルームに普通車のエンジンを積んでいるようなもので、一度汚れや塩気が入り込むと一気にサビます。そして防水性がとても高いため水が抜けずに内部でサビが広がり、いろいろな不具合を起こすのです。

また、淡水で使っているからといってメンテナンスを行わない方も居ますが、これは大きな間違い。

淡水も海水も水道水より絶対に塩分を含んでいるため、わずかでも塩分が残ったままだと必ず悪さをします。

何より汚れたままだと釣りに行く度ストレスですよね?面倒かもしれませんが、毎回釣行で使ったなら水道水で洗い流して次に気持ちよく使えるようにしましょう。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。