死んだ魚が生き返る!?脅威のフィッシングデバイス ゾンベイト(Zombait)!

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2018.01.15

引用:Youtube

皆さんは「ゾンベイト(Zombait)」という釣り道具を知っているでしょうか?耳の早い方はすでに動画なんかを見てご存知かもしれません…。名前からしてすでに不穏なオーラが出ていますが…果たしてゾンベイトとはいかなるものなのでしょうか?今回はその謎に、おっかなびっくり迫ります。

ゾンベイト(Zombait)とは何か?

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ゾンベイトは、Magurobotics, LLCが開発した新しいタイプのデバイスです。死んだ魚の口に挿入することで、魚をまるで生きているかのように動かすことができ、魚に対してアプローチを行えます。


引用:KICKSTARTER,Zombait – A Robotic Fishing Lure Gives New Life to Dead Bait

大きさは大体手のひらサイズのペンライトぐらいです、太目の鉛筆みたいなフォルムをしています。鉛筆で言うところの芯の部分が、うにょうにょと動いて、これが魚の胴体に入ることで、水中を泳いでいるかのような動きを再現します。

ゾンベイトを作った男達…


きっとこの中にブードゥー教のゾンビの秘法を使う魔術師が居るに違いない(嘘)
引用:KICKSTARTER,Zombait – A Robotic Fishing Lure Gives New Life to Dead Bait

ゾンベイトは、アメリカのクラウドファンディングサービス「KICKSTARTER」で活動資金を集め、開発されました。クラフドファンディングとは、簡単に説明すると、アイディアを実現するための活動資金を集めるために、サービス上でアイディアを公開し、それに対して不特定多数の人が支援金を提供するというサービスです。
現在、233人がゾンベイトの支援者となり、29,419ドルの資金が集まりました(記事執筆時)…ということは、1ドル100円と、かなり少なく見積もっても…290万円強集まったって事になりますね。これはすごい!

KICKSTARTER:ゾンベイトのページ

ゾンベイトの使い方

引用:KICKSTARTER,Zombait – A Robotic Fishing Lure Gives New Life to Dead Bait

使い方は簡単です。

1.釣り糸にゾンベイトを別ラインで結ぶ
2.魚の口にグイっと入れる
3.水の中に入れる(水につけると動作開始します。
4.釣りをはじめる

これだけなんです。ゾンベイトの大きさ、太さを収めることができる魚の選別にはちょっと時間がかかりそうですが、装着はかなり簡単にできますので、スピーディーに餌を変える必要があるときもストレス無く作業できそうです。

説明書ではイラストで説明されているので、生々しさが薄れていますが、実際にはこんな感じになります。

魚に…

グイッと!引用:Youtube

もういっちょ!グイッと!引用:Youtube

体に収まるまで、グイッと!引用:Youtube

…筆者は先月、鼻の日帰り手術をしたのですが、術後の止血のためにちょうどこんな感じで鼻の穴にガーゼをつめられました。片方の鼻にチーカマ2本分のガーゼです。きっとゾンベイトと同じくらいです(体感的に)なので魚の気持ちがよく分かります。いや、分かるのもどうかと思いますが…。

トレイラームービーにもこんなショットが…。

迫るゾンベイト引用:KICKSTARTER

ああーっ!引用:KICKSTARTER


水中に入ると、魚が動き出すのですが、ラインを引くと本当に生きてるかのようにアプローチします。これはすごい!静止画では分かりにくいですが、私が魚だったら、ちょっとだまされちゃうかもしれないなんて思う再現性!

ゾンベイトで大物ゲット!

いかがだったでしょうか?今回は、死んだ魚をまるで生きているかのように動かすデバイス「ゾンベイト」をご紹介しました。

いやはや、アイディアに対して活動資金がちゃんと集まり、形になるっていうのは、すばらしいと思いますし、コンセプトもすごいと思います。ただ、この発想は日本人には出来ないかもしれないですね…。なんでこんなの考えちゃったの!?Magurobotics, LLCの皆さん!あ、でも日本にも「鮎の友釣り」なんてのがありますか…。

ラインが切れたり、根がかりしたりするとかなりの悲劇ですが、生き生きとした動きをする魚はすごいです。日本での発売日や価格等は未だ未定ですが、もし入手する機会がありましたら、ぜひ使ってみてください!

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。